小話−あんな目こんな目(カンボジア王国)

そう、子供たちもたくましい。観光の町においては。

 ←かわいらしい笑顔! 

こんな風に遺跡であやとりをして遊んでる姿に、
ついカメラを向けて「撮ってもいい?」
笑顔でうなずく彼女達にパシャリ。

撮り終わった瞬間、下からゴソゴソなにやら取り出してる。
まさか!? 
あー、やっぱり。ブレスレットやら絵はがきやら・・・
やられたっ! 
なんて素晴らしいタイミングで品物を出すんだ!
これでは断れない〜 (−−;

が、適正価格の絵はがきを連れが気に入り買ってくれたので助かった(笑)

しっかし、すごいね。
一番小さな子だってブレスレットを差し出し
「お姉さん、これ全部で1ドル!」と日本語で呪文を唱える。
そして年上の女の子はカタコトだが日本語で絵はがきの説明をする。
成長が見える! さすが。


でも、こういうかわいらしいのだけではない。
アンコール・トムのプリア・ピトゥで、やらかしちまいました。
最終日で油断したか?

近くでバレーボールをしていた子供たちがいたのだが、
その中の何人かが私達に寄ってきて、そりゃーまー流暢な英語で
「こっちに40ブッダがあるよ」とか案内しだしたのだ。
この流暢さは商売英語だよなぁ、あとでお金要求されるだろうなぁ、
とは思ったんだけど、子供だし、適正チップをあげればいいやと・・・
えぇ、油断してましたよ、はい。

やつらのうまさは、早々に私と連れを引き離したこと。
そして1対2人体制で互いに見えぬ位置で行動したこと。
私が連れの位置を気にすると「あそこにいるよ」ってちゃんと示したし。
でも基本的に奥へ連れて行こう、二人を引き離そうってのは見えてた。

何度か連れの位置確認をしていたので、連れが見えなくなっても
実はそんなに心配していなかった。所詮、大人対子供だし。
連れも旅行経験は多いからね。

私は胡散臭さと彼らにつきあうのが面倒になり、途中から移動せず
連れが戻るのを待っていた。その間二人は私にぴったり密着。
妙に手を体にかけてくるので荷物には注意してたけど、なんだかなぁ。
というか誰から教わったんだ?って感じ。ペタペタ触るなー!

まぁ、英語といい手法といい、大人がかなり教育してるね。
「モトバイできたの?」とやたら質問するところを見ると、
モトバイと言った日には絶対つるんでる大人のモトバイに斡旋しただろう。
この子達に手ほどきした大人だとすると、かなり危険そう。
つーか、この子達が育ったら・・・末恐ろしい。

いつまでも戻らない連れ。さすがに心配になり探すことにした。
このとき、ある意味予想通りの展開。
「ガイドはここで終わりです。チップをくださいませんか?」

まぁ年の頃、9歳、10歳くらいの少年二人。
妥当な額を現地通貨リエルで差し出した。すると
「リエルは使えない。ダメ。いらない。バーツはないの?」
とぬかしやがる。バーツ(タイ通貨)? 
そんなもん持ってないわい!
米ドルをあげるのも私の感覚では適正価格を超えるので渡す気はない。
リエルが嫌なら何もやらん、と立ち去ろうとする。

そのとき連れの姿が見えた!
・・・が、時すでに遅し。連れはお金を渡した後だった。

つーかこっちの相手は相当したたかで、初めは寄付を申し出たんだって。
寄付するいわれはないので断ったら、上記の私の例のような展開で、
リエルもドルもいらない、日本円でとかわけわからんこと言いだし、
結構強気な攻めだったらしく、私より奥の方に連れ込まれてたのもあり
日本円を渡したそうな・・・う゛〜〜〜っ、悔しい悔しい悔しい! (>_<)

結局、私のほうの少年ガイドはこのままだと何ももらえないと悟ったらしく、
「リエルでいいのでください」だって。。。(ーー;
適正チップは渡そうと思ってたので、それを渡したところ、
カンボジア風に両手をあわせてお礼をいって去ったけど。

なんだかなぁ。
ウズベクの絵はがき売り少年を思い出したよ・・・
彼もうまかったなぁ。こっちは物売りとしてのうまさだったけど。

あ、ちなみにここらへんの絵はがき売りはかなり適正価格だと思う。
私も何度か買いましたが、ホテルの売店なんかより良心的価格。
ホテルのぼったくりっぷりには驚きよ (@_@)

ま、子供ってのは外見の可愛さにこっちの警戒心も緩むんで、
つけこまれないよう油断できませんな。
今後の糧にしよう! いらないガイドは断るべし!
2004年12月
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