小話−ロストバッゲージ

とうとう遭遇しましたか。ロストバッゲージ。
まぁ、帰国便でやられたことはあったのですが、
今回はなんと出国便でやられちゃいました。

予想はしてたんですけどね。
だって日本発がすでに約5時間遅れ。
私自身が乗り継げるかどうか不安だったもん。

遅れて開いたチェックインカウンターでその旨告げて、
荷物を機内持ち込みできないか聞いたが「間に合います」
とぬかしやがるカウンター嬢。
乗り継ぎ1時間じゃ絶対あぶねーと思いつつ引き下がった。

飛行機内でもスチュワーデスに事情を話し、
できる努力はした(彼女も仕事はしてくれた)。
トランジット空港では予想以上にさくっと事が運び、
私自身は余裕で間に合う。歯磨きする余裕もあった(笑)

荷物はどうなってるかと思いながらも乗り継ぎ便に乗り、
最終目的地の空港に降り立つ。

そして懸念のターンテーブル。
・・・やっぱり出てこない。
最初から目を凝らしてみていたが、私のスーツケースはない。

係のおじさんに「よく見なよ」と言われるが「ないってば!」と主張。
航空会社の人に直接言っておくれとのことで、やっと外に出る。

というか、友達がずっと待っててくれてるので心配だった。
寒いだろうし、いつまでも出てこないから心配してるだろうなって。

再会を熱く喜ぶべきところを、挨拶もそこそこに、
航空会社のオフィスへ友達といそいそと向かう。
オフィスでは愛想のいいお兄ちゃんが対応してくれたが・・・
カチャカチャ叩いてから言うには
「今日のに間に合わなかったら、○日だね」

はい?! あの、帰国日が○+1日の早朝なんですが?
「明日は?今日間に合わなくても、明日届かないの?」
「明日から3日間、お正月休みなんだよ、空港」

はい?!?!
空港が休み??? 
・・・初めて聞いた。そんなところあるんだ。
思わず3人で笑ってしまった。

が、すかさず気を取り直した友達が
「いや、冗談じゃなくそれは困るから。何とかしてくれ。」
と頼んでくれた。
「もちろん、やれることはするけど、どうかなぁ・・・」
僕にもどうにもできないねって感じに肩をすくめられる。

んー、成田の姉ちゃん、うらむぜ。
あんたが脳天気に大丈夫とかいうからこんな羽目に!!!
私の言葉が正しいじゃねーか!
航空会社にしても機内持ち込みにしたほうが損害が少なかったはず。

淡々と事務手続きは進み、一時見舞金を職員からもらい、
いろいろサインして帰る。電話番号も交換。
動きがあれば友達に連絡が入るはずだけど・・・


結局、予定通り○日に届きました。
しかも家まで荷物届けてもらいました。

なんだかなぁ。
おみやげを全部スーツケースに入れてたので・・・
ご家族にも直接渡したかったけど渡せなかったよ。
地元のお菓子も持ってったのに・・・


でね、続きがあるんです。
帰りの飛行機で隣に座った人が結構旅慣れてて、
行きの5時間遅れの飛行機もなんと一緒だったみたいなの。

いやー、その人のねばり強い交渉はすごかったよ。
成田もすごかったけど、トランジット空港でも非情の粘りを見せて、
行き先の違ってたスーツケースを見つけ出させたらしい。
そして目指す飛行機にちゃんと荷物を乗せたって! 
(トランジット間に合わないから、成田の交渉で違う飛行機を
 手配させたんだけど、それがトランジット空港に伝わらず、
 元々の飛行機が待っていてくれた!)

すごいよ。その飛行機、3時間も彼を待ってたのにも係わらずよ?
鉄の精神だ・・・そして私も(もっと激しく)行動すればよかった。

やっぱり、交渉だよねぇ。
途中でも荷物は探せるんだね。言ってみるもんだよ。
こんななら私の荷物なんか余裕で間に合ったよなぁ。
私の飛行機はオンタイムで出発したんだから。

今後は成田のお姉ちゃんにも負けずに主張し、
航空会社の人と交渉するくらいの気合いを持とう。
がんばります!

・・・今回は帰りの体験談も含め、いい勉強になったよ。
2005年1月
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