1.研究内容
1−1.発表者:吉崎 茂夫 会員
1−2.テーマ:国際競争に打ち勝つモノづくり(製造力の強化を目指して)
1−3.発表要旨
(1)吉崎会員は、M通信工業(株)に勤務され、そこでの経験をもとに国際競争力について示唆に富む話をされた。
(2)「時代の構造変化を知る」で、豊かさの中の不況をとりあげ、国内空洞化進行の問題点を指摘した。
(3)国際競争に勝ち抜く経営戦略として、
   戦略の明確化、コア技術、QCD、顧客満足度、トップのリーダーシップの5つが重要である。
 @経営戦略には、KFS(最重要成功要因)の明確化が重要で、戦略策定にはあらゆる角度からの検討が必要である。
 A自社の強みとして競争力のあるコア技術を持つ必要がある。
  例として、精密インクジェット技術の遺伝子工学への応用
  C工業のスーパーエッチング技術、K・Mの特殊医用光学機器についての説明があった。
 BQ:品質向上には、トップの品質方針・目標の明確化、社内標準化の推進、品質人材の育成とマップ化が重要である。
  例として、中国のM通信工業を写真で紹介した。創立5年で日本のTQC活動をマスターしている。
  C:コストはパレート図などで数値管理する。
  D:納期は、例として、ソレクトロン(EMS)の効率的な生産管理とキャノンのセル生産(フラワーセル)をあげた。
 C顧客満足度では、顧客の声を聞くリスニングポイントを設け、顧客満足のスピード経営に結びつける事が重要だ。
 Dトップはリーダーシップを発揮し、経営理念・ビジョンの実践、高付加価値経営、自主責任経営、組織作りを推進する。

報告者:小山SL
2002年度研究会実績へ戻る