1.講演内容
1−1.講演者:三鷹光器株式会社  中村 義一会長 
1−2.テーマ:三鷹光器のものづくり
1−3.講演要旨
・ 三鷹光器は昭和41年に創立。
自分は小学校しか出ていないが、天文台に出入していたのがこの道に入ったきっかけである。
20pの屈折望遠鏡からスタートした。100万、200万円の望遠鏡を使っている人は世の中の流れが見える。
宇宙の仕組みはどうなっているか考えることが大切であり、星を上手く利用して生活して欲しい。
三鷹の1/3の社員がアマチュアの天文家のためアイディアが出てくる。当社の製品はすべて光を使った器械である。
常に新しい改良の余地を残した製品を開発している。
他社がまねをして同じ性能の製品を出してきた頃には、次の改良品を開発して、他社より一歩先んじている。
入札制度はA、B、C級に分けられて、C級は700万円以上の仕事には入札参加出来ない。
大手だけが参加できる仕組みなので入札には参加しないことにしている。
顧客先は個人病院などをターゲットにしている。

1−3−1製品の紹介
・ 50p反射望遠鏡:効率がよく、明るいところでも見え18等星まで見える。
・ 太陽望遠鏡:太陽の勉強をしてもらうもので、6000度〜10000度のところまで判る。
・ 103p天体望遠鏡:鳥取県の村に入札でなく納入した。
・ ワンダーアイ:小惑星を発見した。
・ 分光器:今後分光の職人が必要になるだろう。超小歯車の金属を削るために必要。
・ スペースシャトル搭載用モニターカメラ、
・高感度テレビカメラは−150度、真空度マイナス6乗、重力10Gをパスした。
・バルーンからの天体観測や科学衛生"陽光"からの太陽爆発の観測写真の紹介があった。
医療機器:脳外科用手術顕微鏡:ピントがずれない、あらゆる角度から見える、自由スペースが取れ麻酔が近くからできるなどの特徴がある。
マイクロフォトメーター:星の位置を正確に測る。・レーザープローブ3次元測定器:印刷の厚みを100万分の1まで測る。

その後、活発な質疑応答が行われた。

報告者:殿村

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