1.研究内容
1−1.発表者 角谷 透 会員
1−2.テーマ 「ナノテクノロジーってなんだろう」−やさしいナノテク講座―
1−2−1.主な内容
・ 昨年の9月に同じテーマにて発表されましたが、台風の影響で聴講者が少なく再度の発表となりました。
・ ナノテク・ブーム、ナノテクノロジーとは何なのか、ナノテクノロジーに関係する技術の紹介、角谷会員の研究の中のナノテクノロジー、
中小企業とナノテクノロジーの関わり方について発表された。
・ ナノテクブームは2000年1月に当時の米国大統領であったクリントンによる米国の国家戦略として定めたことにより、
世界的規模で各国が国家戦略として取り組み始めたことによる。
・ 日本も経団連がナノテクノロジー専門部会を設置。「21世紀を拓くナノテクノロジー」を提言。
・ ナノテクとはブレイクスルーの道具であるといわれる方もいる。
・ ナノテクに関する技術は、半導体デバイス技術、フラットディスプレー、カーボンナノチューブ・フラーレン。
MEMS、操作プローブ顕微鏡、等に利用されている。
・ フラーレンは決定的な応用分野がまだ見つかってなくブームは下火傾向、
カーボンナノチューブは世界的なナノテク競争となっているも決定的な応用製品はいまだ見つかってない。
過去のブームとなって騒がれた技術などでは実用になっている商品が少ない。ナノテクは・・・
・ MEMS(MicroElectroMechanical Systems)は、光・機械・電気・材料などの異分野を融合し、各種センサーなどをマイクロマシニングで製作し、
情報通信(光スイッチ他)、自動車・家電(ジャイロ)、産業機械(LSIプローブ)、医学・バイオ、環境・防災など高付加価値部品を供給している。
・ 自身の研究ではDLC膜の応用について発表された。ハードコーティング皮膜として金型の表面加工、修道部品、治工具などへ応用された。
また磨耗するため定期的にメンテが必要となり商売となった。
・ 中小企業の関わり方として、
1)ナノテクは大手企業でも数名の規模でしか担当者がいない場合が多い。
また、1からすべて自前でやろうとしている企業は少ない中で、独自特許・技術で大手とタイアップしていくこと。
2)独自の技術で高付加価値の製品を作る。(ローテクの中でも活かせる分野がある)
3)ナノテクを利用しての新製品開発
4)ナノテクでフィーバーしている企業向けの商品開発(分析装置などの研究のための道具開発)
・ 情報収集、アイデア特許も大切である。・ 社内的な流れと自分流のバランスをとること。
報告者:井手上SL
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