1−1.発表者 小山 武夫 会員
1−2.テーマ 「ロジスティクスに適したものづくり」
1−2−1.主な内容
1)ロジスティクスとは物流管理とロジスティクスとの違いは、前者は物流の効率化を、ロジスティクスは市場適合を目標としている。
対象と領域の関係では、物流管理は物流活動(生産から顧客まで)であるのに対しロジスティクスは物流体系(調達から販売物流及
び最終顧客まで)を対象としており、前者がプロダクトアウトや戦術重視であるのに対し後者はマーケットイン、戦略重視である。
2)ロジスティクスと生産計画売れる商品を売れるだけ作るためには、必要なものを必要なときに確実にムダなく作れる生産計画が求められている。
3)ロジスティクスでの工場生産の最適化には
(1)変化に俊敏に対応できる仕組みを作る
(2)リードタイムを極限まで短縮する
(3)設計部門と製造部門をシームレスにつなぐ
(4)生産現場の活動を利益に結びつける
(5)サプライチェーンの全体最適に貢献する
といった対応が必要となる。
具体的には、製造現場での情報の収集と共有化が必要であり、生産計画は計画サイクルの短縮と再スケジューリングの頻度アップ、
ストリーム管理による製品の製造状況を把握、リードタイム短縮には在庫の最小化、リードタイムの短縮、物流時間の短縮が必要。
製品開発においては、統合BOMによる設計・製造・販売の連携を行うため部品の標準化による試作から生産への時間短縮が必要。
低コストで高付加価値製品生産を行うためには、稼働率の最適化や仕掛在庫の最小化、あらゆるロスの削減を行い生産性の向上、
在庫の削減、ロスの減少を実施していく。
4)事例
・A社の在庫最小化の生産システムとロジスティクス
・B社の統合SCM
・C社のSCM
・D社の営業の効率化、採算管理システム
・リーン・シックスシグマ
業務のバラツキとムダを無くすため、2つの持つツールを併用し営業、生産など社内の多様な業務に適用されている事例を説明された。
報告者:井手上 SL
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