1.研究内容

1-1.テーマ 「"The Goal"から学ぶ制約条件の理論」

1-2.発表者 坪田 章 会員

1-3.内容

(1)2000年代前半までに診断士試験を受験した人はキット理解しようとした経験があると思われる「TOC(制約条件の理論)」を取り上げた。

(2)日本語に翻訳されてから10年以上を経過したこのタイミングで、TOCの考え方を著したThe Goal”のあらすじを整理し理解を深めようとした調査研究である。

(3)城西支部の研究会成果発表会で、坪田がこのテーマで発表する予定であり、参加メンバーから多様な意見を求め、発表内容の充実をはかることを今回の発表の目的としている。

(4)“The Goal”の中の“ジョナのコンサル方法には、参考になる点もあり、その理解を深めようとして整理した。

(5)The Goal”の内容を図的説明や計算事例を別の文献を参考にして理解を深めようとした。

(6)“The Goal”の中の「惰性」に着目し、その意味を具体的に感じるためのイラストを作成した。

 

質疑)

1)恐らく多くの診断士は、The Goal”を読んでおり、理解し難い内容と思っている。よって、このテーマを取り上げるねらいをもう少し具体化した方がよい。

2)ゴールドラットが和訳を禁じた理由として、1980年代の日本に、“The Goal”の考え方を示したら、更に日本の生産力が増強され、危険であると考えたと言われているが、日本ではあまりにも常識的内容なので、“The Goal”の考え方を日本では受け入れられないと考えたとも思われる。

3)“The Goal”のストーリーを、日本の企業に置き換えて表現した「まんが」で発行されているので、参考にすると良い。

4研究会成果発表会で“The Goal”とTOCを前面にしたテーマの発表は、理解してもらうのに難しいと感じる。

5)生産管理の考え方に絞って整理し、かつ、図的説明や計算事例を全面に出した方がよい。

6)TOCの内容は、セル生産方式や一個流し生産の生産管理に通じるものと思う。

7)例えばテーマを「生産(ものづくり)管理の要諦について考える」としたらどうか。

 

その他略                                               (以上)
報告者:小山L

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