1.研究内容

1-1.テーマ IoTを取り巻く世界の潮流

1-2発表者 田中 秀文 会員

1-3内容

(1)IoTの類似概念

昨今注目が集まるIoT ですが、“あらゆるモノがインターネットに繋がる”といった概念自体は新しいものではありません。IoT の類似の概念は以前より提唱されており、古くは、米Xerox のパロアルト研究所のMark Weiser 1988 年に提唱した「ユビキタスコンピューティング」が挙げられます。

あらゆるものにコンピュータが組み込まれ、いつでも、どこでもコンピューティング環境を利用できる世界観を表した概念であり、日本においても、政府が2001 年に掲げた「e-Japan 戦略」や、それに続く「u-Japan 戦略」で提唱された

ユビキタスネットワーク社会」の構想のもと、センサネットワークと様々な関連技術の研究が行われてきました。

その他、米IBM 2008 年に提唱した「Smarter Planet」や、米国のNSF(米国国立科学財団)が2006年に研究支援プログラムを立ち上げた「サイバー・フィジカル・システム(CPS」が挙げられます。

また、IoT の“Things”について、モノだけでなくサービスを含めた包括的な概念として、米Cisco Systems 2012 年に「Internet of verythingIoE」を提唱するなど、IoT から派生した概念も生まれています。

(2)IoTお客様事例

   具体的なお客様のIoT事例の紹介を行う。

   ・栗田工業様の海外水プラント事業のIoT化事例

   ・神戸製鋼所様の汎用コンプレッサのIoT化事例

(3)IoT日本の動向

   ・日本再興戦略 改訂2015 IoTの位置づけ

   ・日本再興戦略2016 GDP600兆円に向けた官民戦略プロジェクト10

    プロジェクト10の第一番に第4次産業革命とうたい新たな有望市場としてIoT・ビッグデータ・AIを位置づける。

   ・日本のIoTをリードする団体・グループの紹介

    ロボット革命イニシアティブ協議会、IVI(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ)

    IoT推進コンソーシアム、IoTビジネス共創ラボ

(4)IoT世界の動向

   ・米国 インダストリアル・インターネット、スマートシテイ・イニシアチブ

   ・独国 インダストリー4.0

(5)IoT標準化の動向

    以下の各標準化グループの特徴について説明する。

   ・通信系標準化グループ、電気系標準化グループ、家電系標準化グループ

・異業種エコシステム系標準化グループ、リーダー企業系標準化グループ、・同業種同分野チーム系標準化グループ

(6)IoTユースケース

   以下の各分野のユースケースを紹介する。

   製造、医療、モビリティ、スマートハウス、観光、教育、行政、エネルギー、農業、金融

 

 


                                                              
  以上
報告者:田中会員

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