1.研究内容
1-1.テーマ
1-2.発表者 竹村 一太 会員、
(1)
戦略的基盤技術高度化支援(サポイン)補助金
発表者の竹村は、中小機構のものづくり支援コーディネーターとしてサポイン補助金を担当している。サポインは共同体による研究開発を支援する経産省の補助金。最長3年間、補助上限額9,750万円、補助率2/3。産産連携または産学連携による研究開発が対象。平成28年度の採択率は約30%。サポインで採択されるには、中小ものづくり高度化法の認定申請を行い、認定されていることが前提となる。このため、認定申請書とサポイン提案書を作成し、申請しなければならない。これらの申請書の書き方などについて、中小機構の中小ものづくり高度化法の相談窓口でアドバイスを受けることができる。
(2)
ものづくり補助金を題材とした補助金・助成金申請支援の仕組み作り
昨年、竹村が行ったものづくり補助金関連の営業活動の紹介。出版、金融機関が主催した取引先向けのセミナー、東商杉並支部共催で行ったものづくり補助金申請セミナーを行い、金融機関からのものづくり補助金申請支援依頼を受けて支援を実施、支援先の採択を取得するまでの流れを説明。いかに営業を行い、受注を得るのかについて議論した。
(3)
革新的事業展開設備投資助成金
(2)の流れで関係性を強化した金融機関より受注した東京都の新事業である革新的事業展開設備投資助成金についての紹介。設備投資への助成事業。5月に第1回目の公募は締め切りとなったが、10月に第2回目の公募が始まる予定。「成長産業分野」と「競争力強化」の2つの事業区分がある。「成長産業分野」は、医療・健康・福祉、環境・エネルギー、危機管理、航空機・宇宙、ロボット、自動車分野の取組みが対象。助成上限額1億円、助成率2/3。「競争力強化」は産業分野の縛りはないが、中小企業の場合は助成上限額1億円、助成率1/2と助成率が低くなる。また小規模企業者の場合は、助成上限額3,000万円、助成率2/3と助成上限額が低くなる。申請書のフォーマットは、国の補助金(ものづくり補助金やサポイン)の申請書と異なり、事業全般、販売、生産、組織、財務などのパートに分けて記載する形式で、最初はどこに何を記載するべきなのか、切り分けについてやや戸惑う。
(4)
ものづくり企業が活用できる主な補助金・助成金
国の主な補助事業は公募が締め切られた。しかし、東京都の助成事業はまだかなり残っている。例えば、製品改良・規格等適合化支援事業(助成上限額500万円、助成率1/2)、TOKYOイチオシ応援事業(助成上限額500万円、助成率1/2)などの公募が最近始まった。10月には革新的事業展開設備投資助成金(助成上限額1億円、助成率1/2~2/3)の公募が開始される。さらに、年末には次世代イノベーション創出支援事業(助成上限額8000万円、助成率2/3)の公募も始まる予定。
(5)
NPO法人 杉並中小企業診断士会(杉診) 補助金・助成金獲得支援プロジェクト