方向変換・縦列駐車について
この課題だけは、正直を言うと、私も目印教習をしていました。言い訳になってしまいますが、50分の教習時間で、この課題をマスターさせることは容易ではないのです。
この課題の難易度は、後退(バック)でクランクを通過するのと同じです。後退の経験が少ししかない教習生にとって、この課題を目印なしに安定して成功できるようになることは、ほとんど不可能であると感じていました。
ですから、現在教習所で教習を受けておられる方々への良いアドバイスは、残念ながらほとんどありません。担当指導員の教習を信じて、精一杯がんばってください。
既に免許をお持ちの方や、教習生の方々の免許取得後のために、この課題のコンセプトをご紹介します。まずは、方向変換です。
下の図で、AからBへ進行してきて、またAの方向へ戻る場合(方向変換)を考えます。
Cの道幅は狭いので、どこへ入っても大丈夫とは限りません。Aの方へ右折して出る際、内輪差で角を脱輪しないよう、なるべくB寄りに入るべきです。(@)
また、Bから後退してCに入る際、同様に内輪差で脱輪しないよう、事前にD寄りに位置どる必要があります。
ただし、あまりD側に寄りすぎると、後退の際、外輪差によってD側に脱輪するおそれがあります。したがって、外輪差の分(約80cm)は、間隔を開けておかなければいけません。ちなみに、教習所では、道路の中央付近が望ましいと考えられます。(A)
Cを車庫と想定すると、出し入れの際には、3つの「脱輪」に注意する必要があることが分かります。(とくにD側への注意を忘れやすい。)
@でA側に寄ってしまった場合は、幅寄せをしてB側に寄せ直す必要があります。
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