軍艦島 2003年春

どこでどう軍艦島のことを知ったか忘れてしまったが
軍艦島の写真見た瞬間の衝撃はよく覚えてる。
島からあふれんばかりの高層ビル群。
角張った外観は、まさに軍艦のようである。
こんな島が日本にあったなんて・・・。
行きたい。
ちょうど数ヵ月後に九州を旅する予定だった俺は軍艦島についていろいろと調べた。
周囲1.2kmの小さな島は昔は炭鉱の島として栄え最盛期は5000人もの人が暮らしていたらしい。
学校や病院、映画館などまであり、30年程前に炭鉱が閉山し無人島になったという。
調べれば調べるほど行きたくなってくる。
しかし、軍艦島は現在立ち入り禁止。
島内を埋め尽くす高層ビル群が崩壊しとても危険な状態だという。
もちろん定期船など出ていない。
しかしどうしても島に行きたい俺はあちこちで情報を仕入れ、なんとか渡航方法を見つけた。
そして春休みになり念願の九州旅行に出発した。
友達と電車を乗り継ぎ乗り継ぎ本州を過ぎ九州へ。
十何時間と電車に揺られた。小倉の駅では寝る場所を確保できず駅寝もした。
そうしてやっと長崎の野母港までやってきた。
夕日をバックに遠くに軍艦島が見える。
実際に海に浮かぶ姿は軍艦そのものである。
島への渡航方法は釣り舟をチャーターすることでなんとかなった。
ただ一般の釣り客と一緒に乗るために出航は早朝の4時。
港の近くにテントを張らしてもらって次の日を待つ。
狭いテントで二人寝る苦痛とワクワクでなかなか寝付けなかった。
朝3時40分。外はまだ暗い。
眠い目をこすりテントを出る。肌寒い。
もう港の方では明かりが見え荷物の積み込みをしているのが見える。
友達を起こし急いで準備し港へ向かう。
「もう出発するタイ」と長崎弁を話す船長にお金を払い
僕らは釣り客とともに釣り舟に乗りこんだ。
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