シーン1 冒険の始まり
●シーン1 冒険の始まり
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カード
「さぁ、行きますよ!!!」
ついてくる人に言う。
ヒョーク
「は〜い、・・・っとっと」
慌てて背負ったためか、ズリ落ちそうになる背負い袋の紐を
手で直しながら、ヒョークが着いて行く。
ヴァイ
「よっしゃ!!一丁行きますかっ!」
ミディ>カード
てくてくと歩きながらミディはふとカードに話し掛けた。
「ねえ、その依頼した人ってどんな人なの?」
シア
「……」
ルミックへ視線を向けながらも会話の内容が聞こえるよう耳をそちらのほうへ
向ける。
「そうですねぇ、普通の人ですよ。
名前はブラウン・・・なんとかさん。まぁ、一般的にブラウンさんと呼ばれています。
それなりにブルジョワしてますよ。
性格的にも普通です。
ウィックは何度か仕事であってるはずです。」
ヒョーク
(ふむふむ・・・ウイックくんとは面識があるわけですね)
ミディ>カード
「普通の人……ねぇ。」
普通の人と幽霊、どういう関係なのだろう。少し首をかしげるミディ。
「ブルジョワ……ね。それで冒険者雇って幽霊退治するわけだ。」
はぅとため息をつく。
カード>ALL
「あ、あそこに見えるのがブラウン邸です。
まぁ、直接あってみてください。」
シア
「ブラウンさんですか」
ミディとカードの会話に耳を傾け、ルミックを見ていたシアだがその行為を中断し、依頼主の家を見る。
ヒョーク
「ほへ〜」
カードの言葉に話を中断して邸宅を見る。
GM「ブラウン邸は、高級住宅街の一角のなかでは、やや小さなものの、十分立派な建物である。
しかし、他と格段にちがうのは、なぜか非常に『犬臭い』ということである。
門の回りには、数匹の犬がたむろしている。牙を剥きだして、近づくと、なにかの
病気でも移りそうな感じである。目がうつろなのがさらに怖さを倍増させてくれる。
庭にも何匹かいるようで、中からいぬのうなり声?遠吠え?が聞こえてくる。」
シア
「……」
寂しげな視線を犬へと向けた後、ウイックを追い回しているビリーをつかまえ、
抱きかかえる。
そしてまた、依頼主の家を見上げる。少々シアの視線が冷たいモノへと変貌し
ているようだ。
ミディ
「あれが……」
ミディは呟いた。
次の呼吸で鼻についた獣臭。
そこにいる犬たちに顔をしかめる。
ヴァイ
「おっとうとう「幽霊屋敷」に到着かっ?!待ちくたびれたぜ」
ミディ>ヴァイ
「幽霊屋敷って言うよりも、犬屋敷よ、これじゃぁ……」
荷物からハンカチを取り出し、思わず鼻を覆う。
ヴァイ
「この汚らしい犬どもも「幽霊屋敷」の味の一つなのかもな・・・早いとこ依頼主探
して終わらせようぜ」
パスティ
「ルミック、ちゃ〜んとフードの中にいるんだぞ」
お供の愛猫をフードに入れなおす。
ルミック
「にゃにゃ、にゃふっ」
無理矢理突っ込まれ不機嫌な様子。
ウイック>
「なんか犬が増殖してるし、目付きが悪いね?」
GM注:ウイックは以前ブラウンさんのところへ仕事をしに来たことがある。
ファリス
「さて・・・と」
ファリスは問題となっているブラウン邸の前に仁王立ちになり、建物とまわりの
仲間達を一瞥した。
ファリス>ウイック
そしてウイックに何故か意地悪く質問する。
「ウイック、今回の幽霊退治の話・・・・・・どんな展開になりそうになると
思う?あんたここの主の事、知ってるんでしょ?」
彼の奮起を促す為、何か面白い答えを求めようとするファリス。
裏リーダーとは果たしてこういうものなのだろうか?(苦笑)
「前、会ったときは普通のおじさんだと思ったけどなぁ。
きっと誰かが幽霊のふりをして悪いことしてるんだよ!
リーダーの名にかけて絶対、犯人を見つけるんだ!
真実はいつも一つ!っていうからね♪」
裏リーダーに踊らされてすっかり気分が昂揚している。
GM注:ウイックがこのパーティのリーダー・・・らしい(笑)。
GM「門の高さは2mほど。鉄製の柵で、先はとがっている。中を覗くと庭が見える。
庭には見たところ、3匹。”花壇”であった”場所が有り、木などは生えていない。
ところどころ、芝生が掘り返されている。芝生は茶色い。
門までの距離は20m弱、犬の数は3匹。
門の広さは2mほど。開いている。」