シーン10 ブラウン邸(5)

前へ 次へ

ブラウン邸(5)
****************************************************************
ブラウン
「お待たせしました。」
 小脇にパンが一杯詰まったかごを抱えて、ブラウンがやってくる。
「どうぞ!」
 パンをテーブルの中央に置き、あいたティーカップに紅茶を注いでいく。

シア
「ありがとうございます」
 礼を言うと紅茶の注がれたティーカップを手に持ち一口飲んだ後、パンを食べ
はじめるシア。

ウイック>ブラウン
「ありがと!」
 両手を伸ばして、それぞれの手にパンを取り、口の中にそのまま押し込む。

ヒョーク
「ありがとうございます」
 礼を言ってパンを受け取ると早速食べ始める。

ブラウン
「さて、本題に・・・
 いかがですか?今晩から、お化けを退治していただけないですかね?」
 そう言って、パンを口に一口入れる。

シア
「私は問題ないと思います」
 細かく千切ったパンをビリーにあげながら言う。

ヒョーク
 モグモグとパンを食べながらヒョークも頷く。
 シアがそういうならヒョークに依存は無い(笑)

ファリス
 いれてもらった紅茶を一口すする、そしてファリスは一思案したあと、
こう言い告げた。
「分りました、取り敢えず今回の依頼引き受けさせてもらいます」
 そして何故かやけに自信ありげな表情を見せていた・・・・・・

ヒョーク
(ファリスさん、やけに自信げだなぁ・・・何か良い策でもあるのかな?)
 パンを食べながら残りの反応を見ているヒョーク。

ウイック>ブラウン
 1つ目のパンを飲み込むと、
「じゃあさ、作戦会議やるからどっか部屋を借りていい?」
 2つ目のパンを口に押し込む。

ブラウン>ウイック
「この部屋でよろしければ、どうぞお使いください。」

ウイック>ブラウン
「やったー♪」

ブラウン
「では、よろしくお願いします。もうすぐ日も沈みそうですしね。
 では、私は夕食の用意を・・・」
 そう言って、うれしそうに、厨房へ小走りで出ていく。

 ブラウンさんの言うように、外はいつのまにかに日が落ちかけている・・・

シア
『夕飯ですか。楽しみです』
 にこにこと考える。

カード>ALL
「では、私はこの辺で。
 みなさん、がんばって事件を解決してくださいね!」
 そう言って、席を立つ。

シア
「はい」
 カードの背中に声をかける。

ウイック>カード
「うん、頑張るよ!」
 ガッツポーズまでしている。かなり気合が入っているようだ。

カード>ブラウン
「ちょっとお話を・・・」
 そう言ってブラウンについていく。

ヒョーク
「あ、手伝いましょうか?」
 カードとブラウンについて行こうとする。

カード>ヒョーク
「いえ、ちょっと仕事の話なので、ヒョークさんはご遠慮ください。」
 いろいろあるらしい。

ヒョーク
「え〜」
 答えたカードに言う。しかし断られると思ってのか大してガッカリしてはいない。
 単に社交辞令で「手伝う」と言っただけなのかもしれないが。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ウイック>ALL
「この部屋使っていいって言うからさ、ここに泊り込んで、幽霊を捕まえようよ。
 もう夕方みたいだから、交代で庭で見張りだね!
 じゃあ、一番手は…」
 パーティを見渡す。

ヒョーク
「・・・」
 席に戻ったヒョーク。もちろんウイックと目は合わさない。
 周りの状況を様子見してる。

ウイック>ヒョーク
 ウイックの視線はヒョークの上で留まる。
「いっつも遠慮勝ちだから一番手はヒョークのにいさんに
 やらせてあげるね♪」
 リーダーの温情らしい。
「2人組でやるからあと誰がいい?」
 さらに相手は選ばせてあげるようだ。

シア
「……」
 取り敢えずヒョークから目をそらす。
「ウイックさん。やはりリーダーですから、一番はじめにやられてはいかがです
 か?」
 それとなく一番手をまとめようとするシア。

ウイック>シア
「オレでもいいけど?」
 ヒョークとウイックが組んだら、敵と近接戦を行なう役目は
 間違いなくヒョークになる。きっとヒョークは嫌がるだろう。

シア
「どの程度の時間で交代しましょう?」
 ウイックに質問する。

ウイック>シア
「うーん、2時間ぐらいでいいかな?」
適当に答える。

シア
「2時間ですか、では23時か0時から見張り開始ですね」
 ウイックの答えに一人呟くシア。

(続く)

次へ