シーン11 ブラウン邸(6)
ブラウン邸(6)
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ヒョーク
「・・・」
目を逸らされてしまったが気にしない。
ヒョークとしてはシアに見張りをさせる気は無いだろうし。
(というか、一番手って楽ですよね・・・)
少なくとも眠り中で起こされるよりは楽かもしれない。
「シアさん、一緒に見張りしません?」
シアに尋ねる。どうせなら楽をさせようと思ってるのだろう(笑)
ウイック>シア
「どうする?」
シア
「……はぁ」
やっぱりといった感じで軽く溜め息をつく。
「一番手なら平気でしょう」
一人誰にも聞こえないように独白する。
「構いませんよ」
『しかたないですね』といった感じで答える。シアは一番目に幽霊は出てこな
いと踏んでいるようだ。
ヒョーク
「良いんですか・・・?」
シアに確認する。それほどのことでも無いような気がするが。
「じゃあ2番手は誰にします」
ウイックに言う。みな黙ってるところを見るとイヤがってるのだろうか?
シア
「お嫌でしたら……」
ヒョークに答えようとしたが、
ウイック>ヒョーク
「これから決めるからさ、シアのねえさんとヒョークのにいさんは
見張りに行って来てよ♪」
とりあえず、シアとヒョークを部屋から追い出す。
シア
言葉を発する前に部屋を追い出されてしまう。
「……庭へ行きましょうか」
軽く溜め息をつき庭の方へ歩きだす。
ヒョーク
「は〜い」
嬉しそうにシアの後を付いて行くヒョーク。
ウイック>シア&ヒョーク
「幽霊出てきたらどっちかはちゃんと悲鳴を上げて知らせてよ!」
幽霊には誰かが悲鳴を上げなければならないと思っているらしい。
応接室を出て庭へ向かおうとするとウイックの声が耳に入ってくる。
シア
「悲鳴ですか? わかりました」
『幽霊の方に失礼にあたらなければよいのですが』等と考えながらウイックに
答える。
ウイック>シア
「頼んだよ♪」
シアの後を付いて行くヒョーク。ふと立ち止まる。
「次はヴァイさんですよね」
一応確認しておく。もし戻ってきたときに皆が寝てたら困るから。
「じゃあ、また後で〜」
部屋を出て行くヒョーク。
そんなことを言いながら、外へ出ていく二人。
(苦笑いしながら)
ヴァイ>ウイック
「なぁ、悲鳴って俺も?・・・」
ウイック>ヴァイ
「もちろん!ちゃんと甲高い声じゃなくちゃいけないんだよ。」
ヴァイ>ウイック
「・・・・・・・・・まぢ?・・・・・・・」
ウイック>ヴァイ
笑顔で大きく頷く。
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ウイック>ヴァイ
「2番手はヴァイのにいさんで良い?」
(あわてて顔を上げ)
ヴァイ>ウイック
「・・・・・んっ?!あぁ、かまわねぇよ?」
ウイック>ヴァイ
「じゃ、2番手に決まりだね♪」
パスティ
「僕たちは何番目かな?」
「にゃ〜?」
ひとりと一匹が顔を見合わせている。
ウイック>ルミック&パスティ
「だったらヴァイのにいさんと一緒にやる?」
パスティ>ヴァイ
「う〜ん、そうしようかな?」
ヴァイの方をちらっと見る。
「いいかな?一緒して」
ヴァイ>パスティ
「おぅ、その前に腹ごしらえしてこようぜ」
ヴァイはにおいをかぎつけたようだ。
GM
厨房から、ブラウンさんがおいしそうな料理を運んでくる。
鶏肉のシチュー、鳥の唐揚げ、とりささみサラダ・・・ほかに、なぜかとり料理ばかりが並ぶ。
パスティ>ヴァイ
「そうだね。外の二人には悪いけど、
先にいただいておこう」
いいにおいのするにシチューに
鼻をひくつかせる。
「いいにおい〜。いただきます」
ウイック>ミディ&ファリス
「じゃあ、ヴァイのにいさんとパスティのにいさんが2番手で、
3番手はミディのねえさんとファリスのねえさんかな?」
と、二人に話しかける。
GM
二人はソファーに寄りかかって寝てしまっている。
よっぽど気持ちのいいソファーなのだろう。
ブラウン
「どうぞ!おなかがすいているでしょう〜♪」
パンと一緒にスープをそれぞれのところへおいていく。
ウイック>
「やったぁ、シチューだ!
やっぱり鳥肉っていいよね?中でもハキリ鳥が一番だけど。」
本人(?)がいないので安心して発言できる?
ブラウン
「はっはっは!どうぞどんどん食べてください!」
とてもうれしそうである。
「鶏肉ならいくらでもありますからな〜」
ヴァイ
「・・・?んじゃ頂きますか」
(鳥ならと言うのが一瞬引っかかったが、気にしないことにする)
ウイック>ブラウン
「ありがと♪
鳥の骨がいっぱい出るけど、これって庭に埋めたりするの?」
犬が漁っているのは骨なのかなぁと考えてみる。
ブラウン
「そうですね、たまに捨てることはありますが、ほとんどは、料理に使ってしまいま
すから・・・」
ブラウンさんもみんなと一緒に食事をとり、今は紅茶を飲みながらくつろいでい
る。
ブラウン
「さて、では、私はそろそろ休ませて頂きます。
なにか、聞いておきたいこととか、用意してもらいたいものとかはありますかな?
先ほどから、何か忘れているような気がするのですが・・・」
ヴァイ>ブラウン
「あ、モーニングコールは六時に頼む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ブラウン>ヴァイ
「はい、では、モーニングティーも用意しましょう♪」
うれしそうである。
(慌てながら)←シチューを吹き出しそうになる
ヴァイ>ブラウン
「じ、冗談だよ冗談!早く起きたところで何もすることないし!」
ヴァイ>独り言
「ま・・・真に受けられちまった・・・・く、喰えんやつだ・・・」
ウイック>ブラウン
「オレ、モーニングミルクがいい!」
躊躇することなく頼む。
ブラウン>ALL
「では、私は休ませてもらいます。
階段を上って、すぐ左の部屋ですので、何かあったときはそちらへ・・・
では、お休みなさい。」
そう言って、部屋から立ち去る。
ウイック>ブラウン
「おやすみ!あとは任せといてね!」
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GM>ヒョーク・シア
ヒョークとシアが外にでると、あたりは完全に暗くなっている。
街の通りは高級住宅街のためか、所々に魔法の街灯が光っている。
また、回りの家からも、光が漏れている。
ブラウンさんの屋敷の回りは、玄関にランタンがついており、やや明るくなっては
いるものの、庭全体を鮮明にてらすほどの光量ではない。
遠くから、犬らしき遠吠えが聞こえてきた・・・・
シア
「少し薄暗いですね」
独り言のように呟くと、錫杖をひとふりする。と、何かを打ち払うかのように
『シャーン』と透き通った音が鳴り響く。
ヒョーク
「・・・」
ヒョークにとってみれば話の幽霊よりもさっきみた犬たちの方が危険な存在である。
(犬も来るって言ってたよな・・・う〜ん)
急に不安になるヒョーク。シアの方を見る。
シア
「どうかしましたか?」
ヒョークの不安をよそに幽霊に会えるという期待にニコニコするシア。
#部屋の中から、夕食のにおいがただよってくる・・・
ヒョーク
「・・・良い匂いですね」
少し恨めしそうな顔でシアに言うヒョーク。
シア
「そうですね」
苦笑するシア。シアもお腹が空いてきているようだ。
GM
しばらく、見張りを続ける二人。
しかし、特に変わったことは無い。
流れ来るいい匂いの量が減っていっていることくらいか・・・
今日は半月、雲はなく、比較的明るい夜である。
ブラウン邸の前の道路は、見張りを始めてから、何人か人が通ったように見えた
が、怪しい動きをしている者は見られない。
入るときにやっつけた犬は、昼食を食べているうちに逃げてしまったらしく、倒
れていた場所にはいなくなっている。
シア
「……んっ」
伸びをし身体を伸ばし、身体から余分な力を抜き半月を見あげる。
「平和です」
ほえほえ〜と言った感じに呟く。
ヒョーク
「そうですねぇ・・・」
(松明付けた方が良いかな?)
明るいので付けるかどうか悩む。幸い灯りの道具には事欠かない。
ぐぅ・・・
ヒョークのおなかが鳴る。
「なんか鶏の良い匂いがしません?」
なんとなくビリーを見てみたり。
シア
「唐揚げでも出ているのでしょうか」
少し寂しげに呟くシア。お腹が空いているようだ。
ビリー
「ぐ、くぁぁ」
ヒョークに見つめられて照れるビリー。頬の辺りが赤い気がする。
ヒョーク
「唐揚げですか・・・」
ビリーを見る目にますます力が入るヒョーク(笑)
ビリー
「ぐぁぁぁ」
羽で顔を隠すビリー。何故かその顔は赤い。
ヒョーク
「?」
暗いためか、ビリーのが何をやっているかわからないヒョーク。
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「・・・っと」
背負い袋を背から降ろすとランタンと油を取り出す。
どうやら念のために灯りを灯しておくつもりらしい。
ほくち箱を取り出すと火を灯す。
シアはランタンにともった炎を眼を細めて見た後、頭上の半月を見上げる。
シア
「そろそろ交代の時間でしょうか」
半月を見あげたままヒョークに言う。
ヒョーク
「え?」
いつのまにか昼間犬たちが荒らしていた場所付近に向かっていたヒョーク。
振りかえりシアを見る。
「もうそんな時間ですか・・・お腹も減りましたし中に戻りましょう」
少し調べて見たかったが仕方ない。何も無かっただけで良しとする。
GM
二人は応接室の方へ帰っていきました。
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ウイック>ALL
「大分暗くなってきたね。みんなランタンとかたいまつ持ってる?」
ウイックは塔(自宅)に置いてあるので今は持っていない。
パスティ>ALL
「持ってないよ。ヒョークさんは持っていたけど」
扉前での一件を思い出す。
「あれってまだ使えるのかな?」
ヴァイ>ウイック
「確か俺、ランタンなら持ってた気がするなぁ・・」
(喋りながら手は器用にシチューを口に運んでいる・・・・w)
ウイック>ヴァイ&パスティ
「ヴァイのにいさんが持っているなら大丈夫だね。
じゃあ、2人とも頑張って逝って来てね♪」
多分、誤変換だ。(笑)
(続く)
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