シーン15 ブラウン邸(10)
***前回までのあらすじ*****************************************************
大樹亭でお化けを退治してほしいと依頼を受けたウイック達はブラウン邸へ、
やってきた。 屋敷の前で襲いかかってきた狂犬達を倒し、屋敷の中に入って、ブ
ラウンに詳しい事情を聞く。
今夜もお化けが出るでだろと判断したウイック達は、早速、その夜から見張りを
始めたところ。案の定、ゴーストが出現した。
ところが、そのゴーストは、以前ウイック君と戦った犬のリーダーだった。ウイ
ックに不思議なイメージを残して見せて消えてしまうゴースト・・・
そして、ゴーストの残したイメージから、ブラウン邸の地下に何かあると考えた
パーティは、庭の回りを探し始めるのだが・・・
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#庭で、あやしい井戸らしきものを発見したヒョーク。ところが・・・
ヒョーク
「・・・・」
何故か通りすぎようとするヒョーク。面倒ごとがイヤなのかもしれない(笑)
GM
ぽたぽたと雨が降り始めてきた。
だんだんと強くなってくる・・・
シア
「雨ですね」
空を見あげる。雨に濡れること自体は特に気にしていないようだ。
ミディ
「ああ、もぉっ! 雨まで降ってきたじゃない。寒いし〜」
両手で自分の肩を抱き、マントを改めて纏いなおす。
布は持っているが、さすがにそれを纏うわけには・・・(笑)
ウイック>
「うーん、どこだろ?」
雨に濡れるのも気にせずに捜索に励んでいる。
手足が泥だらけだ。
ヒョーク
「あ、こんなところに井戸みたいなものがありますよ〜!」
雨に降られるのはもっとイヤだったらしく皆に声をかける。
ウイック>
「ほんと!?」
這いつくばっての捜索を打ち切り、井戸のところに駆けつける。
ミディ
「ん〜、ヒョーク。ちょっと覗いてみてよ。」
雨にぬれるのは嫌だ。
それは彼女も同じようで、『最初に見つけたものが覗くべきだろう』と
視線で訴えながらヒョークを促す。
ヒョーク
「え〜〜」
嫌そうな声を上げながらも井戸に近づくヒョーク。
ウイック>ヒョーク
「中に何かある?」
ヒョーク
「ん〜、今見てます〜」
井戸の中を覗くヒョーク。
GM
"ざー"
雨が激しさを増してきている。
ヒョークはランタンを照らしたが、光は届かない。
結構頑丈な作りのようだが・・・
ヒョーク
(あぅ・・・見えませんねぇ)
GM
"ざーざーざー"
雨が激しさをさらに増してきている。
ウイックはウィル・オー・ウイスプを出して中を見るが、雨のせいで、いま
いち中の様子が分からない。
シア
「よく見えませんね」
井戸をのぞき込みながら呟きをもらす。
頭上に鎮座しているビリーはバランスを取る為に羽根をばさばさやっている。
GM
"ざーざーざーざー、びゅう、びゅう、ざーざーざー"
これは、すごいことになりそうである。
ブラウンさんが玄関に出てくる。
先ほどの騒ぎを聞いて起きてきたようだ。
ブラウン
「今日は、もう良いですよ。
中に入ってゆっくりやすんでくださ〜い!!!」
と、井戸の回りにいる面々に叫ぶ。
パスティ
「は〜い!わざわざすいませ〜ん!
みんないったん戻ろうよ。
井戸は明日になっても逃げたりしないよ」
フードを被って全員を室内に促す。
もちろんルミックはフードから懐へ移動し、襟元のあたりから顔を出している。
ヒョーク
「は〜い」
戻って良いと言われて一目散に室内を目指すヒョーク。
ランタンを片手にパタパタと小走り。
ミディ
「それじゃ、戻ろうかしら・・・・」
皆に続き、屋敷の中へ入るミディ。
ふと振り返って窓から外を覗く。
「それにしても、よく降ってるわよね。」
シア
「はい」
振り返りブラウンを確認すると室内へと向け歩きだす。
ヴァイ
「・・・・・・・・・・・・・・・・フッ・・・・・・・・」
みんなが行ったのを確認した後、おもむろにランタンを取り出し灯を付ける。
どうやらこの雨にも関わらず調査を続行する気である。
GM
ヴァイがさらに探し始める、が、雨のせいでランタンの光は下には届かない。
風がつよくなったせいで、ランタンの火も小さくなりかけている。
ミディ
(・・・ヴァイ? 何やってるのかしら・・・?)
足を止め、不思議そうに窓からヴァイの様子を眺めている。
ヒョーク
「ふぅ・・・」
パタパタとヒョークが屋敷内に戻ってくる。
ブラウン>ALL
「みなさ〜ん、暖かいスープがありますよ〜〜♪」
入ってきた冒険者にタオルをわたし、声をかける。
「量がちょっと少ないのですが・・・」
シア
「ありがとうございます」
タオルを受け取り、まずビリーの身体をふきはじめる。
パスティ
「ありがとう」
タオルを受け取り、簡単に自分を拭くと、
念入りにルミックを拭いてあげる。
「僕達の時に出てきたんだもん。びっくりだよね。
……ところで、ヴァイさんは?」
きょろきょろと見回す。真っ先に中に入ったので、
彼がまだ外にいることに気がつかないようだ。
「今晩の見張りは、もうおしまい。
あとは続きの人に任せよう」
応接間のフカフカじゅうたんに横になる。
「ヴァイさんも寝た方がいいよ……むにゃ」
もう寝言を発している。
ヒョーク
「ありがとうございます〜」
タオルを受け取り髪を拭きながら礼を言う。
「ヴァイさ〜ん、スープが冷めちゃいますよ〜」
ヴァイに向かって呼びかけるヒョーク。
問題はそこでは無いような気もするが。
ウイック>
「もーちょっとだけ!」
ずぶぬれになるのも大して気にせずに井戸の周りをウィルオーウィスプで
照らして、何か変わったことがないか探索。
ヴァイ
ランタンを見ながら、
「・・・・・・くそっ、こうなりゃ・・・・」
そう言って、ヴァイは井戸の中に飛び込む!
ウイック>ヴァイ
「あー、抜け駆けだなんてずるい!」
翌朝一番乗りで自分が井戸に入るつもりだったらしく憤慨している。
GM
"じゃばん、ぶくぶくぶく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"
下はなにかの流れにつながっていたようだ。
その流れに為すすべもなく、流されていった・・・
ウイック>ヴァイ
「おーい、生きてる〜?」
井戸の淵に手をついて中を覗き込む。
ウィスプを下ろして井戸の深さだけでも目測してみる。
GM
ウイックがよく観察すると、井戸というより、通路のような感じだ。縄ばし
ごをかけるような突起がある。
まわりが草に囲われていて、不用意に近づいたら、おちてしまいそうである。
奥の方はよく見えないが、音からして、下は水が流れているようである。
ヴァイの声は聞こえてこない・・・
ウイック>
「まっ、いっか。」
小さな肩を竦めると、ヴァイのことは素直にあきらめる。(爆)
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(続く)
***次回予告***************************************************************
飛び込んでしまったヴァイに、為すすべもなく立ちつくす面々。
そして、あくまで、庭の草花について話そうとしないブラウン。
庭で栽培している草花とは何なのか?
そして、飛び込んだヴァイの生死は???
一体、どうなってしまうのかぁ〜?
(以上、ガチンコファイトクラブ風に読んでください。)
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