シーン28 ガストンの部屋(4)

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***前回までのあらすじ*****************************************************
 お化け退治を依頼されたウイック達。
 怪しい井戸を発見し、その中を探索する。
 井戸の中には、石像が守る部屋があった。
 石像を倒し、扉のなかにはいるミディとウイック・・・
 部屋の中で、何者かの遺骸を発見する。
 一方、部屋の外では、ストーンガーディアンが密かに再生を続けていた!
 再生が終わったストーンガーディアンが、ヴァイの拘束を振り切ってヒョークに
おそいかかる!!!
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ヒョーク
「ほぇ?」
 驚くが、当然とっさに動けるほど反射神経は良くない

GM
 ストーンガーディアンの奇襲!
 拳でヒョークを盾ごと壁までたたきつける!

ヒョーク
「がはっ」
 肺から空気が叩き出される。ガクっと首を落とすヒョーク。

GM
 ストーンガーディアンの目は、ウイックに向けられている!!

ヴァイ
「ヒョーク?!・・なんだこいつ?!いきなり動き出しやがった!!」
 急いで石像を追いかける。

ウイック>ストーンガーデン
「おっと!」
 少しも躊躇することなくダッシュで逃げ出す。
 壁沿いにヴァイの背後を回って出入り口へ。
(ヒョークのにいさんは、奇襲を予測してシールドの呪文を使
 ったんだ!)
 ヒョークの判断力に感服の様子。

ヴァイ>ウイック
「ウイック!!逃げろ!!!」

ウイック>ヴァイ
「うん、あとはお願い!」
 やはりファイターは頼りになる。

ヴァイ>ウイック
「一旦退くぞ!奥の連中連れて逃げるんだ!!」

ミディ
 ヒョークが叩きつけられた音に驚き、慌てて部屋の外を見やる。
「ヒョーク!」
 声を上げる。
(やっぱり回復と目は関係なかったのね……)
 どう行動するか考える。
(私の残り魔法に直接攻撃できるものはないわ……
 ヴァイさんが回復してるから攻撃の手段はあるけど…………でも、それしか
ないわよね。ヒョークに直接攻撃を頼むのは意味がない気がするし、ウイック
くんのパチンコもエンチャントがないとただの石つぶてだし…………)
 コクリ、と固唾を飲む。
「どうする……?」
 自分に問う。

ヒョーク
「・・・ミデ・さん、逃げてください」
 壁に背を預け顔を落としたままヒョークが言う。
 普段戦闘に参加せず、ダメージを受けなれていないヒョークに
このダメージは、かなりキツイ。
「・・・くっ」
 起き上がろうとするが力が入らないらしく、壁に沿って移動する。

ミディ
「ヒョーク! 立てる!?」
 部屋の入口から声をかける。

ヒョーク
「・・・立てないです」
 気弱に答えるヒョーク。
 シールドと、ラージシールドのおかげでダメージは少なかったのかもしれない。
 しかし痛いものは痛い。非戦闘キャラなんてこんなもんだろう(笑)

ミディ
「でも自力でなんとかして。」
 確かに現在の状況では誰もフォローを出来そうにない。
 事実を述べるミディ。ちょっと冷たいかも?嘘でも励ませよ(笑)

ヒョーク
「・・・そうですか」
 最初から期待はしてないなが、やはりちょっとガックリするヒョーク。
(なんとかなれば良いんですが・・・)
 悲観はしてないが、楽観もしていない。

ルミック>ヒョーク
「にゃふっ!ふにゃん!」
 気づかうようにヒョークの周りを飛び跳ねる。
 裾をくわえて一緒に逃げようと必死。

ヒョーク
「おお、ルミック・・・なんて可愛い」
 顔を上げ、目を細めるヒョーク。さっきまでの攻防が嘘の様だ(笑)

ルミック>ヒョーク
「にゃにゃ!」
 いいから早く逃げようと必死に引っ張る。

ヒョーク
「・・・」
 ルミックの仕草をジッと見つめるヒョーク。
 もちろん彼に猫の気持など解るはずも無い(笑)

ミディ
 その様子を見、ミディが一言。
「ばか。和んでないで早く動きなさいよ。」
 重ねがさね、事実である。たぶん(笑)

ヒョーク
「・・・ミディさん酷い(T-T)」
 悲しそうに呟くと立ち上がる。結構大丈夫のようだ。
 痛みで立てなかったらしい。

ルミック
 「にゃにゃ……あにゃ!」
 立ち上がったのを見て、安心したのか背を向けて。
 御主人様の方へあわてて戻っていく。

ヒョーク
「ルミックもつれない・・・」
 どうやら寂しいらしい(笑)
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ミディ>
(このままじゃ…………ここは一旦…………)
 ミディは骸の方を振り返り、一礼する。そしてそっとナイフに手を出す。
「ごめんなさい、ガストンさん。調べたらちゃんと元に戻すから。」
 言ってナイフを持ち出す。
 そして振り返り、パスティに言う。
「パスティくん! ストーンガーディアンが回復してるわ。
 逃げるわよ!」

 青い宝石に目をやるが、
(宝石よりも魔法の道具よね。)
 心の中で呟いて扉からそっと顔を出す。

「一旦逃げるわよ!
 ヴァイさん! 大変だと思うけど、パスティくんとヒョークが逃げるまで、
 なんとか抑えて欲しいの!」
 先ほどまでとは違い、元気そうな石像を見るが、無理は承知でヴァイに頼む。

ヴァイ
「ちっ!くそっ油断したぜ・・・何とかみんなが逃げるまで引きつけねぇと・・!」

ヒョーク
「ヴァイさん・・・気をつけて・・・」
 もはや頼みの綱はヴァイだけだったりする。
(ヒールは残しておいた方が良いですね・・・)
 自分は、まだ動ける(HPが半分残ってる)と判断したらしい。

パスティ>ミディ
「りょ、了解っ!」
 自分も何か持ち出そうと思い、適当に卓上の航海日誌を持って
慌てて部屋の外へ出る。
(もしガストンさんがストーンガーディアンを
 配置させたなら、何か手がかりになることがあるかも)

ウイック>ヴァイ
「うん、わかった!」
 扉の中は十分に観察したのでこの場所にもう未練はない。
 リーダーの責務として先陣を切ることにする。
 すなわち堂々と真っ先に出入り口に向かって逃げ出す。(^^;

GM
 ストーンガーディアンは、ウイックを無視してガストンの部屋の中に入り、
突然移動をやめる。
 そして、うずくまって動かなくなる。
 魔法が使える者は、ストーンガーディアンに周囲のマナが集中し始めているこ
とが分かる。
 ストーンガーディアン全体がだんだん、光を帯び始めている。

ヴァイ
「な?なんだ?!何が起こってるんだ?!」

***次回予告***************************************************************
 予想通りの展開となります。
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