シーン29 ガストンの部屋(5)

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***前回までのあらすじ*****************************************************
 お化け退治を依頼されたウイック達。
 怪しい井戸を発見し、その中を探索する。
 井戸の中には、石像が守る部屋があった。
 石像を抑えている間に、ミディとウイックが部屋の中に入り、何者かの遺骸を発
見する。
 一方、部屋の外では、ストーンガーディアンが密かに再生を続けていた!
 再生が終わったストーンガーディアンが、ヴァイの拘束を振り切ってヒョークに
おそいかかる!!!
 ダメージを負ったヒョークを見て、撤退を決意する一同・・・
 しかし、それとは裏腹に、ストーンガーディアンは奇妙な行動に・・・
 守っていた部屋の中に入り、突然マナを体に集中させはじめたのだ!
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ミディ
「何かしら……?」
 ストーンガーディアンを観察する。

ウイック
「マナの様子が…」
 出入り口まで退避して少し不安げに様子を窺う。

ヒョーク
「・・・?」
 座ったまま首だけ、ガストンの部屋の方に向ける。

パスティ>
「な、何?これは……」
 魔法知識で何が起こったのかを推測、解明しようとする。
「にゃ……?」
 部屋を振り返って、呆然と様子を見ている一人と一匹。

GM
 パスティの魔法知識から考えると、かなり危険なほどのマナが集まっている。
 このまま行けばおそらく・・・マナの暴走による大爆発で、この洞窟は埋まって
しまうだろうと考えられる。

ミディ
「ねえ、何かおかしいと思わない?
 マナが……なんて言うか、濃いような……」
 誰とも無く呟く。

ヒョーク
「・・・そうですね。
 よくわかりませんが、ストーンガーディアンが、
 こちらに戻って来ない内に逃げましょう」
 立ちあがって、ホコリを叩きながら答える。

ミディ
「なんだ。普通に立ち上がれるじゃないの。」
 ぼそっと呟く。

ヒョーク
「いえ、痛いことは痛いんですけどね」
 ミディに答える。しかし意外と丈夫なヒョーク。

ウイック>
「オレんとこの塔だと、こんなにマナが濃くなるときって、
 よっぽど大掛かりな魔法か、暴発するときぐらい…。」
と自分で言って、まずい可能性に思い当たる。

ミディ
「そうよね、そう言うときよね。」
 警戒を強める。

パスティ>ALL
 状況を把握すると、血相をかえて叫ぶ。
「みんな、にげろ〜っ!!」

ミディ
「ちょ、ちょっと、パスティくん。
 やっぱりアレ、何かあるわけ?」
 説明を求めるミディ。

パスティ>ミディ
「あいつ、自爆する気だ!この洞くつごと」
 ごく簡単に説明しながら、マナの様子を見る。

ミディ
「この洞窟ごとって……!」
 驚き、慌てて声を上げる。
「とにかく脱出するわよ!」

ヒョーク
「なんと・・・」
 さすがに驚く。ここが無くなると、せっかくのガストン発見の記事
が無意味になってしまいそうだ。

ウイック>ALL
「撤退!」
 既に出入り口まで退避していたが、それを聞いてダッシュで逃げ出す。
 マナの力は侮ったりしないらしい。

ヒョーク
「リーダー、待ってくださ〜い」
 慌ててウイックの後を追いかける。

ウイック>ヒョーク
「ほら、もっと早く!」

パスティ
 足下のルミックを抱き上げ、一度部屋を振り返る。
「ちっ!宝石が……」
 一度部屋へ戻って取ってから帰れるかどうか思案する。

GM
 パスティは、飛び込もうとするが、ストーンガーディアンが動き出しそれを阻止
する構えに入る。
 とても入れそうにはない・・・

ヴァイ>パスティ
「なにやってるんだ?!速く逃げろ!!」

ヒョーク
「パスティさん、無理しないでください!」
 部屋に入ろうとしたパスティに向かって言う。

パスティ>ストーンガーディアン
「どけっ!どけっ!!」
 無駄と思いつつ叫ぶ。
 何故、宝石ではなく航海日誌を持ってしまったのかと、後悔ばかりが
頭に浮かび、悔し紛れに連呼する。

ミディ
「パスティくん! 気持ちは分かるけど、今は早くここから出なくちゃ!」
 そう言って部屋を見渡す。

パスティ>ヒョーク、ミディ
「わ、わかったよ〜!」
 ルミックを抱え直すと、悔しそうに振り返りながら部屋を出る。
 マナの密度の濃さには、自分も十分恐怖を感じている。
「あうぅ。だってぇ、せっかくのお宝がぁ〜」
 不満そうに呟いて逃走。

ウイック>ALL
「みんなついて来てる?」
 みんなに声をかけるが、後ろを確認もせずに先頭で逃げている…。

ヴァイ
「みんな避難したか!?」
 自分も避難する準備をしながら石像の入って行った部屋のドアを閉める。

ヒョーク
「はぁ・・はぁ・・・」
 早くも疲れてきたヒョーク。ダメージのせいである(嘘)

パスティ
「ああ、おしいなぁ」
 まだ未練が残っている。

ヴァイ>パスティ
「生きてるこその物種だろうに・・・(汗)」

パスティ
「爆発に耐えて残らないかな?」
 淡い期待をする。

ミディ
「例えあの宝石自体が爆発に耐えたとしても、洞窟ごと自爆するのよ? あの
ストーンガーディアン。
 爆発して埋まったこの洞窟の跡を、根気強く探す気?」
 急ぎながら言うミディ。

パスティ>ミディ
「シャベルと、つるはしで掘るしかないかな。埋蔵金探しっぽいよね」
 走りながら答える。
「ロマンってやつ?」

ヒョーク
「ふぅ・・・」
(肉体労働は向かないんですよね・・・)
 それは、冒険者としての適正がないかもしれない(笑)

ウイック
「オレ、いっちば〜ん!」
 勢い良く下水に飛び降りる。

ヒョーク
「み、みんな、来てますかね・・・」
 息を切らしながら、ウイックに遅れてヒョークもやってくる。

GM
 パーティの面々が、下水道の通路へさしかかったあたりで、後ろから大きな爆発
音がして地面が揺れる!

***次回予告***************************************************************
 爆発から間一髪逃れた一行。
 とりあえず、下水の外に出ます。
 下水の外では・・・なんと・・・
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