シーン30 ガストンの部屋(6)

前へ 次へ

***前回までのあらすじ*****************************************************
 お化け退治を依頼されたウイック達。
 怪しい井戸を発見し、その中を探索する。
 井戸の中には、石像が守る部屋があった。
 石像を抑えている間に、ミディとウイックが部屋の中に入り、何者かの遺骸を発
見する。
 一方、部屋の外では、ストーンガーディアンが密かに再生を続けていた!
 再生が終わったストーンガーディアンが、ヴァイの拘束を振り切ってヒョークに
おそいかかる!!!
 ダメージを負ったヒョークを見て、撤退を決意する一同・・・
 ストーンガーディアンがマナを集中させ始めたのを見て、自爆するものと判断し
たパーティは、下水道の所まで逃げる。
************************************************************************** 
パスティ
「うわぁっ!?」
 大きな爆音とともに、パスティのからだがはねる。
「にゃにゃにゃっ!?」
 その腕にはしっかりとルミックを抱えている。

ウイック>ルミック
「大丈夫?」
 リーダーとしてメンバーの心配をしているつもり。

ルミック>ウイック
「にゃっ!」
 パスティの懐からピョイッと飛び出して元気をアピール。

ウイック>ルミック
「怪我はないみたいだね、よかった♪」

パスティ>ウイック
「あの、リーダー。僕にはその言葉を掛けてくれないの?」
 ゆっくり身体を起こして。

ウイック>パスティ
「えっ?、パスティのにいさんなら怪我しても毛皮の価値は落ちないじゃん?」
 一体、ウイックはルミックの何を心配したのやら。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヴァイ
「うぉ!あっぶねぇ・・・・」

ヒョーク
「ひょー」
 妙な声をもらすヒョーク。

ウイック>
「うぉー、すっご〜い!」
 爆発に感動している。

ミディ
 大きな音に振り返る。
「爆発したみたいね……」
 周りを見渡し、パーティのメンバーの無事を確認する。

ヒョーク
「みんな無事ですか?」
 周りを確認するヒョーク。

ウイック>ヒョーク
「オレ、平気だよ♪」
 全員の無事を確認するのはリーダーの仕事とは思わないようだ。

GM
 爆発の振動で天井の一部が崩れた。が・・・パーティの面々には被害はない。
 先ほどの洞窟への入口は、完全に埋まってしまっている・・・

ミディ
 崩れた洞窟を呆然と眺める。
「見事に崩れちゃったわね……」
 呟き、ふと地上のブラウン邸は大丈夫だろうか?と考える。

ヒョーク
「ふぅ・・・」
 今回は不幸を免れたようだ(笑)

ミディ
「大丈夫だったようね。」
 一応怪我をしていたので心配は……しているのかもしれない。
(……でもよく考えたら、私よりも前を走ってたわよね……ヒョーク……)
 元気なんじゃない、とぼそっと呟いた。

ウイック>
「まだ調べてない通路があったのになぁ。」
 少し残念そう。

ミディ
「しかたないわね。あのままいたら、間違いなく生き埋めよ。」
 残念に思う気持ちはミディも同じである。
 ウイックに言うというよりは、自分自身に聞かせるように呟く。

パスティ>ミディ
「そうだね。命あってのものだねか」
 ひょいと持って来た航海日誌を見て、
「ま、何にも持って来なかったわけでなし…」
 ため息をつく。

ヒョーク
「それにしても結構揺れましたね」
 まさか大樹亭まで響いてるとは思っていないが、よく助かったものである。

ミディ
「そうね。とにかく、早く上がりましょう。」
 とりあえず、他のメンバーを促す。

ヴァイ>ウイック
「さ、早いとこずらかろうぜ?」

ウイック>ヴァイ
「お腹減ったし、帰ろっか?」

ヒョーク
「そうですね、もどりましょう」
 言うが、先に歩こうとはしない。

ミディ
「とりあえずここにいても仕方がないわ。
 地上に戻って、一旦シアとファリスとに合流しましょう。」
 皆に提案する。

ヒョーク
「そうですね」
 なんとなく影のリーダーのようなミディに同意する。
「ファリスさん、ちゃんと寝てますかね・・・」
 依頼に来て寝こんでしまったファリスを思い出すヒョーク。

ミディ
「どうかしら。治ってたらいいんだけど……」
 風邪で寝込んでいるであろうファリスのことを思い浮かべる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ファリス
「はくしゅんっ!」
 突然大きなくしゃみをするファリス。
「何よ、やっと治りかけたと思ったらまだくしゃみが出るなんて・・・それより
 みんなしっかりやってんのかしら」
 既にベットから降り、一人軽く体操をしている(苦笑)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
GM
 井戸の中から外に出る。
 外はもう暗くなっている・・・

ミディ
「もうこんな時間だったのね。」
 そう言えば空腹を感じるような。

ウイック>ミディ
「お昼、食べ損ねちゃったね。」
 とても残念そうだ。

ヒョーク
「ふぅ・・・」
 思わずため息をつく。

パスティ
「ふぅ、助かったみたいだね〜」
 井戸からはい出すと、その場でクタッと力つきる。

シア
「皆さんお帰りなさい」
 お茶を飲みながらみんなの帰りを歓迎する。

ヒョーク
「ただいまです〜」
 パタパタとシアの方に駆け寄る。
 つまり戻って行くブラウンに近づくことになるのだが。

GM
 シアとブラウンさんは、マットを広げて、ろうそくを立ててなぜかお茶会をして
いる。

パスティ
「あ、お茶……僕にも一杯」
 お茶会の風景に突っ込む気力もなく、お茶を求める。

シア
「はい。今入れますね」
 カップを手に取り、お茶を入れパスティへと手渡す。

ミディ
「……なにしてるのよ、シア。」
 不審そうなにシアを見つめる。

シア
「お茶会ですけれど、どうかしましたか?」
 にこにこしながらミディに答える。ある意味マッドティーパーティーだ。

ヒョーク
「・・・」
 なんとなくジト目で見つめる。もちろんシアではなくブラウンを。
 怪しげな光景の意味はわからないが、ノンビリしてるように見えるらしい(笑)

シア
「どうかしましたか?」
 ブラウンをジト目で見つめるヒョークを不思議そうに見ながら聞くが、すぐに
ヒョークがケガをおっているように見えたので
「ケガしてませんか?」
 と心配そうに声をかける。

ヒョーク
「怪我・・・?」
 キョトンとするヒョーク。
「・・・いたたたた」
 急にしゃがみ込む。

シア
「……大丈夫ですか?」
 あきれたように苦笑しながらヒョークに尋ねる。が、何故かそれ以上近づこう
とはしない。

ヒョーク
「痛いです・・・」
 何故か肩の辺りを押さえている。
 シアを見上げジッと見る。どうやらヒールをかけて欲しそうだ(笑)

シア
「……わかりました」
 ヒョークの視線に堪え兼ねてヒールをかけるシア。
 錫杖を掲げ目を閉じると朗朗と呪文を唱え始める。

『自由なる風の乙女よ いやしの風をその身に纏いて 彼の者に祝福を』

 掲げた錫杖を胸の前で水平にし力ある言葉を唱え呪文を完成させる。

『ウィンド・ヒーリング』

ヒョーク
「あう〜」
 まさかホントにかけてもらえるとは。癒され度2割増しだ(笑)

GM
 ヒョークのHP+4
 おなかの痛みも和らぎました。

ヒョーク
「ほわぁ〜ん」
 妙な効果音を出して癒され中のヒョーク。

シア
「大丈夫なようですね」
 ふぅっと息を吐き、錫杖をおろす。

ヒョーク
「もう大丈夫です。ありがとございました」
 シアにペコリと礼をするヒョーク。
「シアさんは、何をしてたんですか?」
 変わったことが無かったかと質問してみる。

シア
「お気になさらずに」
 微笑しながら答え後を続ける。
「私はコニーデの手を擦りつぶしていました」
 と、すり潰す仕草をしてみせる。

ウイック>シア
「コニーデって誰?」
 ウイックはこの薬草のことを全然知らなかったはず。

ヒョーク
「コニーデは、薬草の名前ですよ。麻薬が作れるんです」
 隣に居たヒョークがウイックに説明する。

シア
「ヒョークさんの言うとおり、麻薬です。麻酔薬も作れますけれど」
 ヒョークの言葉に説明をつけ足す。

ヒョーク
「うんうん」
 意味も無く頷いている。

ブラウン
「正確に言えば、『麻酔薬』の原料であって、『麻薬』をつくることもできる、な
 のですけど・・・」
 こめかみに『#』まーくが(笑)

シア
「そういえばそうでしたね」
 苦笑しながら答えるシア。ちなみにブラウンのこめかみにある『#』マークに
は気がついていないようだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

***次回予告***************************************************************
 下水から出てきたため、とりあえず体を洗う一行。
 読者サービス(?!)はあるのか?
**************************************************************************
 

次へ