シーン33 ブラウンの正体(3)
***前回までのあらすじ*****************************************************
お化け退治を依頼されたウイック達。
怪しい井戸を発見し、その中を探索する。
井戸のなかでドッグゴーストを昇天させた後、井戸の外へ出る。
そして・・・
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ブラウン
「楽しいですねぇ〜〜〜♪」
どんどんと料理を運んでくるブラウンさん。
なぜかとり料理だが・・・
とてもうれしそうである。
シア
「おいしいです」
にこにこしながら鳥料理を食べるシア。
ビリー
「グァァグァァッ」
ブラウンに対して何故か威嚇を始めるビリー。
ウイック>ブラウン
「デザートはぁ?」
厚かましいガキ。
ブラウン
「デザートですか?今もってきます。」
すうっ、という感じで、ブラウンさんが、厨房の方に行く。
「はいどうぞ。」
と、思うと、違う方向から出てきて、デザートをおいていく。
ウイック>ブラウン
「わーい、ありがと♪」
デザートに気を取られているので、ブラウンの奇妙な様子には気付かない。
ブラウン
ブラウンは皆から冒険の話を聞き、楽しそうに食べているのを見て、満足げ
に微笑んでいる。そして、大きく息を吐きだす。
「さて・・・そろそろ帰りますか。
みなさん。ありがとうございました。」
ぺこりと頭を下げて、部屋から出ていくブラウン・・・
ウイック>ブラウン
「えっ? どういたしまして…でいいのかな?」
意味がよく分かないが、ブラウンに返事をする。
シア
『何処へ帰るのでしょうか?』と不思議に思いながらもデザートに手を伸ばす。
ヴァイ
今までがっつくように食べていたが、いきなりブラウンが変なしゃべり方をし
たので妙な顔をしながらブラウンの方へ顔を向ける。
ヴァイ(独り言)
「(んっ?帰る??ありがとうございましただぁ???なに訳の分からないこと
言ってんだ?)」
一応無い知恵絞って考えてみる・・・
GM
ブラウンが部屋から出て少し経つと、目の前にあった料理が消え去っていく。
今まで綺麗であった部屋も徐々に、埃にまみれたものへと変わっていく・・・
シア
「これは……まいりましたね」
今まさに食べようとしていたデザートが消えて寂しそうにする。
ウイック>
「あー! デザートが消えちゃうよぉ!!」
パスティ
「こ、これはいったい…?!」
いきなりのことに目を白黒させる。
パスティ>ウイック
「リーダー、何がどうなっているの?
ブラウンさんて、何者?」
親しそうだったウイックに不思議そうに聞く。
GM
【魔法技能所持者】
幻術の効果の消滅であることが分かる。
ウイック>パスティ
「なんか、いりゅーじょん系の魔法だったみたいだね。
お腹が一杯になったって感じも消えちゃったよ。」
悲しそうに言う。
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ヒョーク
「ミディさん、まだ時間かかりそうです〜」
少しヨレヨレっとした感じでヒョークが屋敷に戻ってくる。
「・・・もう食べ終わっちゃったんですか?」
かなりガッカリした顔で言う。
GM
今まであった屋敷が、徐々にその姿を消していく・・・
残ったのは、かなり昔に焼け落ちたような古い建物の残骸だけであった・・・
ヒョーク
「な、何事ですか?」
さすがにビックリしているヒョーク。
ヴァイ
「な・・なんだぁ?!なにがおこったってんだおぃ?」
ウイック>
「えー、えー、えー???」
ヒョーク
「・・・」
回りも皆驚いてるようなので、何故か安心するヒョーク。
パスティ
「こ、これはいったい……」
やや呆然としながらかわり行く景色を眺める。
「ニャニャ……」
不安そうに足下に寄り添うルミックを抱きかかえる。
***次回予告***************************************************************
ブラウンがいなくなるとともに消え去っていく料理と屋敷。
いったい・・・これは?
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