シーン7 ブラウン邸(2)
ブラウン邸(2)
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ミディ>ALL
「それじゃ、行きましょうか。」
結構勝手なことを始めているパーティに声をかける。
ウイック>ミディ
「行こう♪行こう♪」
浮かれながら屋敷に向かって走り出す。
パスティ>ミディ
「うん、いこう。犬についても聞きたいし」
ブラウン氏のペットかもしれないなと、ふと思った、が
「それはないか……」
ミディの後についていく。
シア
ファリスが土を掘り返す姿をぼ〜っと見ていたが、ミディの声で我に返り館の
方へ歩きはじめる。
ヒョーク
「ま、待ってくださ〜い」
松明を拾って火を消すと、慌てて駆け寄るヒョーク。
ミディ>カード
「ねえ、でも、こんなところに依頼人の……ブラウンさんだったかしら?
本当に住んでるの?」
荒れ放題の庭を見渡し、カードに尋ねる。
ヴァイ>ミディ
「犬どもに衰弱の様子はないみたいだから誰かしら世話してる奴が居るんじゃねぇ
かぁ?」
カード
「昼前に来たときはこんなになっていなかったのに・・・」
中の様子を見てびっくりするカード。
カード>ミディ
「住んでいるはずです。
少なくとも、少し前にはいました。
中にいるはずです。」
そう言って、玄関の方へと向かっていく。
扉の前に行き、ライオンのドアノックを叩く。
「すみませ〜ん、大樹亭のカードですが、ブラウンさん、大丈夫ですか??」
そう言って、反応を待つ。
ブラウン
「・・・その声は・・・冒険者の店の者じゃな。外の犬はどうなった?・・・考えて
みれば、あなたがいると言うことは問題ないいということだな。どうぞ、入ってくだ
さい。さぁ、どうぞぉ!!」
扉が開き、中に40代の男性がいる。どうやらこの男性がブラウンさんのようだ。
茶色の大きなガウンを着ている。髪は短いブラウン。顔色が非常に悪く、青ざめて
いる。
声がややかんだかく、息継ぎをしているかわからないほどに口調が早い。
ブラウン>カード
「いや、助かったよ。君が帰った後、すぐに犬に取り囲まれてこの有様だよ。まった
く、あの幽霊ときたら・・・」
そう言って、いまいましそうに、地面を蹴る。
「後ろの人たちは・・・考えてみたらわかることだな。冒険者の人たちだね。さぁ、
こちらの応接室へ、ささどうぞ・・・紅茶とレモネードどちらがいいかな?紅茶だ
ね、ではいれてくるよ、カード君、みんなを応接室に案内してくれないか?君なら
知ってるよね。頼むよ。あ、そこにいるのはウイックくんだね。あのときはありがと
う、今回も君がいてくれると思うと心強いづよいよ。たのむよぉぉぉ〜〜〜(しゃべ
りながら遠ざかっていく)」
口を挟むまもなく、ブラウンさんは奥の方へとせかせかと動いていく。
ウイック>ブラウン
「もちろん任せてよ!」
普段、大人には邪険に扱われることが多いので、
期待されたのを凄く嬉しがっている。
パスティ
「何のことだろう?『あの幽霊ときたら』って言葉……」
気になる言葉だ。
「犬になにかさせたのかな?
でも憑依していた様子もないし……う〜ん」
ひとり腕組みをして立ち止まる。
最後に、あの犬達がねぇ、と
もう一度犬の様子を見て、みんなの後についていく。
ルミック(猫)
「にゃっ」
フードから飛び出したルミックも
足下にまとわりつくようにしながら歩いていく。
ヒョーク
「考えれば分かることですね。彼はセカセカ動くのが好きなのでしょう」
ひとりで意味の無い推測をしているヒョーク。応接室とやらに向かおうとする。
カード>ALL
「・・・ああいう方なのです・・・いい人ですからご心配なく。
紅茶の入れ方は一級品ですよ。」
「確か、こっちのはずです。みなさん、応接室へ・・・」
そう言って、皆を応接室へ移動するよう促す。
シア
「……」
気になるキーワードがいつくか出てきたが、考えてもしかたないので一級品の
紅茶を楽しみに応接室へ移動するシア。
ヒョーク
「っとっと」
おおよそで向かおうとしていた場所が全然違ったらしいヒョークは、慌てて戻ると
シアの後を着いて行く。
入口から入ってすぐ左にある扉を開けて、カードが中へ入る。
カード>ALL
「ここが応接室です。」
中には、よく分からない絵や壺等が飾ってある。
ただ、カーテンや窓が閉め切ってあるため、やや暗くなっている。
カードは、窓を開けて、部屋に光を入れている。
ヒョークもカードを手伝おうとしながら壷や絵などを見ている。
ヒョークが見たところ、グラントで"は"名が知れた画家の絵が飾られている。
価格はそれぞれ金貨100枚以上はするだろう。
一枚だけヒョークの雑学ではわからない絵がある。絵の端にヴァンデール、とサインがある。
ヒョーク
「ん〜・・・」
(ヴァンテール・・・ヴァンテール
・・・とりあえず覚えといて帰ったらマスターにでも聞いてみよう・・・)
ウイック>ヒョーク
「誰がこんな変てこな図形を描いたんだろうね?」
その絵を指差しながら、理解できないようすで尋ねる。
ヒョーク
「これが芸術ってやつなんですよ」
適当に知ったかぶりをしてみる。
「・・・でもこれは僕も知らない人ですね。あとでブラウンさんに聞いてみましょう」
ウイック>ヒョーク
「ふーん、ゲイ術って言うんだ。
さすがよく知ってるね。ヒョークのにいさんもそうなの?」
ヒョーク
「どちらかと言えばそうかもしれませんねぇ」
深い意味もなくウイックに答えるヒョーク。
ウイック>ヒョーク
「ヒョークのにいさんはゲイなんとかな人なのかぁ。」
よく分からないが感心している。
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ウイック>ヒョーク
「なんで壷とか出しっぱなしにしてるんだろうね?」
美術品を飾るということを知らない。もちろん美術を全く解さない。
ヒョーク
「お金持ちは物をいっぱい持ってるのでしまう場所が無くなるんですよ」
ウイックに説明するヒョーク。
「僕もお金持ちじゃないですが、本棚の外にも本を積んでいましたし。」
なんとなく適当なことを答えてしまうのはヒョークの習性だろうか(笑)
ウイック>ヒョーク
「へぇ、お金持ちっていうも大変なんだね。
でも本は本棚にちゃんとしまわないと怒られない?
オレなんか、すとりきにーねの入ったコップをテーブルの上に
ちょっと出しっぱなしにしたぐらいで怒られるのにさ。」
ヒョーク
「・・・それは普通怒られると思いますよ」
さすがに苦笑するヒョーク。