1 始まりの冒険者達

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 今日も日差しの強いグラント。
 その西の端にある馬車の停留所。
 そこに、いかにも冒険者と言った風体の者達が集まっている。
 バスターソードを2本も下げた戦士から、年端もいかない子供まで、8人が集ま
って何かを話し合っている。
 どうやら、仕事の依頼に関する話のようだ。。
 冒険者の店の店員らしき若い男が、冒険者達に仕事の依頼を説明し始める。

カード
「依頼の内容は、簡単に言えば、魔術師を追い払うことです。」

 依頼の内容を説明し始める。

「依頼主はミサ村の村長ジョージ・ワシントンさん。
 村はずれに、魔術師が3ヶ月前から住み始めたそうなのですが、その魔術師が来
たころから村の子供達に黒い斑点ができる病気がはやり始めたそうです。
 その病気は、かかるとしばらくの間高熱を出すそうなのですが、今のところ、亡
くなった子供はいないそうです。
 村長さんは、魔術師が怪しげな実験をしているに違いない!と考え、この依頼を
出したそうです。」

 カードはメモを取り出す。どうやら、覚えきれなかったらしい。

「え〜、村長さんの話だと、
『魔術師が来てから村に蛇が増えた』
『子供達になにか変な液体を飲ませているのを見た』
『魔術師の小屋の回りには草一本生えていないらしい』
『夜には変な臭いのする煙が煙突から出ているらしい』
『毎晩小屋から女の悲鳴が聞こえるらしい』
『あいつの母親は悪魔だったらしい』
ということです。
 らしいというのは、村長さんに追求したところ、他の人に聞いた話や噂なので、
信用はできませんが、蛇が増えたことと液体を飲ませていたことは確かなようで
す。」

「報酬は、成功したら金貨200枚を用意している、と言っていました。前報酬は
金貨30枚、依頼失敗の場合は、違約金として金貨200枚です。必要経費は自分
持ち、ということでした。」

「何か、他に聞いておきたいことは・・・
 っと、忘れるところだった。これを持っていってください」

 ユウジに、紙を一枚渡す。

「依頼の契約書みたいなものです。
 これを、村長さんに見せれば、冒険者だとわかるとおもいます。」

セルディ>カード
「魔術師さんは買い物をしに村へは行くんでしたよね?
 そのときに何か会話したりとかしていないんでしょうか?
 それから、村人たちは魔術師さんにどういう感情を持っているんでしょうか?」

 カードに問う。

カード>セルディ
「村人の感情・・・ですか?
 村長さんとしか話していないので、そこらへんは分からないです。」

ケイト
 セルディがカードに疑問点を確認しているのを聞きながら、自分も疑問に思って
いたことを尋ねてみる。

ケイト>カード
「ミサ村ってドラゴン山脈から近いんですか?
 ミックがドラゴン山脈で変な疫病が流行っているって
 言っていましたが、ミサ村でも同じ病気が
 広がっているのでしょうか?」

カード
「さぁ、どうでしょうね。私には分からないです。」

 そう言って肩をすくめる。

ユウジ>カード
「まっ、行って調べりゃわかるさ」

 軽く返事しカードから契約書を受け取り歩きながら目を通す。

パスティ
「どんな悪魔だろう?」

 気になるところはその一点らしい。

「父親も悪魔かな?人間だったりして!
 あ〜、もしそうなら、ハーフかぁ…」

 同情のため息をつく。まだそうと決まったわけでもないのに。

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#そんなことを言いながら、一行は依頼を引き受けることした。
#馬車乗り場までカードに案内してもらい、馬車で一路ミサ村へ・・・
#途中、ウイックのいたずら(?)で馬車馬のA−123(通称『えい』)が暴走す
#るなどはしたが、なんとかミサ村に着くことに成功する。
#この間、GMはイベント判定をこっそりしていたが、何も起こらなかった。
#せっかく『武装盗賊の襲撃』『アニマルハード』『嵐の襲来』『押し売り商人に話
#術で変なものを買わされてしまう』等のイベントを用意していたのに、少し残念である。
#ミサ村に着いた一行は、暴れ馬の馬車に乗っていたことで、へろへろで馬車から降
#りる・・・

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GM
「夕方と昼間との境という、微妙な時間帯に馬車はミサ村に到着する。
 みな、馬車の揺れにぐったりしている・・・」
(全員:HP−1、休息をとるまですべての判定に−1)

ユウジ
「おっし!!ついたぜ!!」

 実際疲れているのだが疲れを仲間に気づかれないよう精一杯元気に馬車から降りる!

ウイック>マイキー
「ちょっと疲れたけど、楽しかったね♪」

 はぁはぁと仔犬のように息を切らせているが、表情は輝いてる。

マイキー>ウイック
「へへへ!面白かったね」

 こちらも生き生きとした表情。

ヴァイ
「あぁ疲れた!・・・さてと始めますか!」

ケイト
「ふぅ・・」
 軽い疲れを感じながら、馬車を降りる。

(次回に続く)

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