16 相談

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セルディ
 ユウジの視線にも気付かずにぶつぶつ呟きながら笑っている。
「ふふふ・・・。飲んでやる。飲んでやるともさ・・・。
 ちくしょー!」
 エールをごくごくと飲み干す。

セルディ>ユウジ
「ユウジーーー。飲まないのーーー? 美味しいよー♪」
 妙にハイテンションに話し掛ける。

パスティ>ユウジ
「これ以上は危険なのでは?セルディさんが持ちません」
 ひっ迫した様子でリーダーに訴える。
「もうかえって、明日に備えましょう」

パスティ>セルディ
「ヴァイさんも見ての通りですし、村の方々も・・・」
 ヴァイが調子に乗って村人に変な安請け合いしないかと
ヒヤヒヤして気をもんでいる。

セルディ>パスティ
「なーに言ってんのさ! まだ夜は始まったばかりだよ!」
 一人楽しそうにパスティの背中をばんばん叩く。

パスティ>セルディ
「何言っているんですかぁ。
 そういうのは依頼を達成してからですよう。
 何しにここに来たと思っているんですかぁ
 ここで酔いつぶれたら明日にひびきますって」
 無理矢理セルディを立たせようとする。

セルディ>パスティ
「だってさーーー。聞いてよー!
 みんながぼくをいじめるんだよ!」
 にこにこ笑顔でパスティに絡む。
 ついでにエールをぐいっと飲む。

パスティ>セルディ
「そんなことないから、ね?ね?」
 自分も昨日酔ったとき、こんな感じだったのかと、
 セルディをなだめながら密かに反省する。

セルディ>パスティ
「でもさ、どうなのさ?
 ナンパ師だの、おじさんだの、変態だのってさ!・・・・・」

GM
 こうして、しばらくセルディの愚痴につきあわされることになったパスティでした。
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パスティ>ヴァイ
「ヴァイさんったら〜、もう出来上がっているんですかぁ?
 立ってくださいよう。前祝いはそのくらいにして‥‥」
 手を引っ張ろうとして、そのまま投げられたり関節を取られたら大変と、
遠巻きから立つように訴える。

パスティ>ユウジ
 大騒ぎの酒場を見渡して、
「これじゃ、情報収集どころじゃないですよ」
 困ったようにリーダーを見る。
(まさかリーダーまで酔ったりしていないよな)

マイキー>
「・・・・・・」
(大人って大変だな・・・)
 そっと指めがねをはずす。
「ふぁ〜ぁ・・・・」
 なんだか疲れたようだ。
 自然にあくびがこぼれた。
 大人の中では冷静そうなケイトに近づく。

マイキー>ケイト
「ねぇケイト、僕眠いかもしれない・・・」
 目をこすりながら訴える。

ケイト>マイキー
「そうですね・・・・
 先に帰って寝ましょうか」
 ケイトも疲れている。

ケイト>ユウジ
(周囲の騒ぎに消されないよう声を張り上げて)
「すみません。
 わたしとマイキーは先に村長さんのお家まで帰って
 休ませていただこうと思うのですけど、良いですか?」

パスティ
「あうぅ〜」
 ケイトに帰られたら一人で酔っ払い達の相手をするのかと思い
落胆の色をかくせない。
 すでにユウジさえ酔っている部類にはいっているようだ(笑)


ユウジ>ケイト
ケイトのそばに行き
「ああ、後は任せてくれ。
 ゆっくり休んで明日は頼むぜ!!」
 ポンと笑顔で肩を叩く

マイキー>ユウジ
 目をこすりながらユウジの方を向く
「ユウジ、ゴメンね・・・
 なんかつかれたよ」

ウイック>マイキー
「あっ、夜は枕投げやるんだから、それまで寝ちゃダメだよ?」
 まだ遊び足りない様子。

マイキー>ケイト
「・・・・いこ・・・・」
 ケイトの手を握る。

ケイト>マイキー
「そうですね。続きは明日にしましょうか」
ケイト>ユウジ
「後をよろしくお願いします」
 マイキーの手を取り、出口へと向かう。

ケイト>ウイック
「ウイックはどうします?」

ウイック>ケイト
「えっ? これからが面白いんじゃないの?」
 帰る気は全然ない。大樹亭に通うくらいだから当然か?

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セルディ>パスティ
 笑っていた顔がスッと真顔に戻る。
「あーあ、・・・ごめん。
 酔ってる振りは止めとく」
がしがしと頭を掻いてから再び椅子に座った。
「村長のことはおいておいて。
 魔術師ルソードのこと、どう思う?」
 周りから聞こえないように小声で問う。

パスティ>セルディ
 声を潜めて席につく。
「村長一人が悪くいっているだけかもというのもあるかと思いましたが、
酒場の様子を見渡すと、そうでもないかも知れませんね」

セルディ
 無言で頷く。

パスティ
 ふと振り返り、ヴァイを胴あげしているのを見る。
「ただ、ルソードが結局何をしていたかは、
 いまいちわかりませんね。
 今のところ病気とかに掛かった子供もいないようですし。
 もっと日常的に誰かしら病気に掛かっているのだと思ったのですが」
 お酒を飲む振りをして、お酒の香りに眉間に皺を寄せる。

セルディ>パスティ
「うん。ぼくもその辺が気になってた。
 さっき村の子供と話したんだけど、何かを飲まされたのは事実らしい。
 三人の子供が声を揃えて『不味かった』と言ってたし」

パスティ
「それとも意図的に今だけ病人のでないようにしているとか?
 そしたら僕達が来ることが筒抜けになっているということだけど、
 考え過ぎかな?」

セルディ>パスティ
「それはどうだろう?
 今病人が出ないのは、研究している毒が完成しているから、
 実験をしていないだけなのかもしれない。
 もし情報が筒抜けになっているなら、誰がその情報を漏らす?
 グラントの魔術師ギルド? それとも村長?
 もしくは・・・村人の誰か?」
 可能性を指折りながら挙げていく。
「村人の誰かがルソードと結託しているなら、あり得るかもしれない。
 ただ、ぼくには実験のやり方が気に入らないな・・・」
 最後、ぼそりと呟く。
 
パスティ>セルディ
「村長と言うのは、この際選択肢からはずしてもいいかも知れない。
 村人もこの通りだから、村全体がルソードを嫌っているんだと思う。
 魔術師ギルドの可能性はないと思うけど、
 もしギルドに内通者がいるんだったら僕らの手にはおえないなぁ。
 村人の線は、ん〜・・・もう少し情報を集めてみないと。
 通っている様子の変な村人がいるとか情報があれば・・・」
 天井を見上げて考えていて、最後のつぶやきは聞こえなかったらしく、
何か言った?という顔を向ける。

セルディ>パスティ
「まあ、確かに。
 村長があれだけ怒りを露わにしてるからね。
 あれが演技だったら主演男優級だね。
 ギルドの内通者も考えなくて良いと思うけどね・・・。
 わざわざギルドから離れたいと思う人はいないだろうし。
 ばれれば追放は免れないんだからね」
 うんうん、と頷きながら自分の言葉を否定する。
 思わず口から出た呟きを聞かれたのかと一瞬顔をひきつらせるが、
パスティの表情を見て、いつもどおりの柔和な表情に戻る。

セルディ
 賑やかな方へちらりと目をやり、再度周囲を窺う。
「子供たちから聞いた話だと、ルソードのそばに行くと、
 良い人だと思ってしまうけど、離れると変な人だと感じるって。
 やっぱり魔法なのかな、と思うけれど・・・」

パスティ>セルディ
「ああ、子供達から情報は得たんですね」
 話を聞きながら相槌をうつように頷く。

セルディ>パスティ
「ええ。一応一言二言くらいの情報は。
 明日もまた情報をもたらしてくれるはずなんだ。
 そちらは、ヴァイさんたちにお任せすることに
 なるだろうけど。
 魔法に関してはぼくは詳しくないんで、
 チャーム以外は考えられないんだけど・・・。
 他に何かあるだろうか?」
 魔法に詳しいであろうパスティに問い掛ける。

パスティ
「近寄ると良い人に感じて離れると変な人、かぁ。
 やっぱりチャームかなぁ?
 チャーム以外の可能性は否定できないよなぁ。
 もちろんチャームってのは妥当だろうけど」

セルディ>パスティ
「そっか・・・。
 まあ、明日には魔術師本人に会うんだし、
 そのときにでも判るかな。
 ・・・って、自分がチャームにかかっちゃったら
 どうしようもないけどね」
 冗談交じりの口調で笑う。
 内心は冗談では済まされないぞ、と思っているけれど。

(続く)


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