20 〜朝の風景〜1〜

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あらすじ
 村長に依頼され、魔術師を追い払うことになった冒険者達。
 魔術師との共存を勧める冒険者達であったが、村長は頑なにそれを拒
否。話は平行線をたどる。
 そんな中、日も暮れ、酒場では冒険者を迎える宴会が繰り広げられた。
 そして…翌朝……
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GM
 朝日が窓から差し始める。
 今日の天気は良いようだ。
 外では、農村らしく、人がちらほらと見られる。
 家々からは、朝食のためだろうか、煙突から煙が立ち上っている。

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マイキー
「ZZZ・・・」

ケイト
「う・・・ん」
 朝日のまぶしさと、隣の部屋の賑やかさで目を覚ます。
 寝起きは良くない。
 しばし、既に起きる時間だという現実に抵抗し、布団の中でじっとし
ている。
(でも、お仕事できてる訳だし・・・・・)
 溜息をついて起き上がり、身支度を整える。

ヴァイ
「ん〜〜〜〜っよく寝た・・・・もう起きてる奴ぁいるのか?」
 誰かいるのを確認しながら近くの椅子に座り、二度寝を始める。

パスティ
「……はふっ」
 窓から指す光に目を覚ます。
「ん?……ああ、戻ってたのか」
 ちゃんと懐で寝ているルミックに、ほっとした顔をする。
 ゆるゆると起き出すと、すぐにローブを着ていつもの魔術書を枕元か
ら拾いあげる。
 部屋を出て様子を確認する。
「おはようございます」

セルディ
 朝食の匂いに誘われて目が覚める。
「ん・・・。朝か・・・」
 ボーっと辺りを見渡し、窓から外を見る。
 欠伸と共に身体を大きく伸ばすと、鎧とマントをいつもの通り着込ん
だ。
「朝のお祈りはー・・・良いか」
 そのまま部屋を後にし、食堂へと向かう。
「おはようございますー」

パスティ>セルディ
「おはようございます。良く眠れましたか?」
 机の上に魔術書を広げて、セルディが来ると視線をあげて声をかける。

セルディ>パスティ
「おはようございます。
 ええ、おかげさまですっきりと起きられました。
 パスさんは朝からお勉強?」
 分厚い魔術書を見て小首を傾げる。

パスティ>セルディ
「ええ、そんなところです。たいしたことじゃありません。
 ただの読書ですよ」
 朝の雰囲気にあわせるように静かに答える。

セルディ>パスティ
「朝から熱心ですね」
 感心しながら頷いている。

パスティ>ヴァイ
「おはようございます、ヴァイさん。……って、寝ているし」
 苦笑を浮かべながらも、その余裕の仕草に頼もしく思う。

ヴァイ>パスティ
「お〜ぅ・・・・・はえぇな・・」

セルディ>ヴァイ
 二度寝をしているヴァイを見る。
「あれ・・・。ヴァイさん・・・ここで寝てたわけじゃないですよね」
 聞こえていないだろうが一応聞いてみる。

ヴァイ>セルディ
「寝たなぁちゃんと部屋だぜ〜?・・・・・・・・ファァァァ」
 大きな欠伸を1つ。

セルディ>ヴァイ
「ああ、それなら良いんですけど。
 疲れは取れました?」
 椅子に座ったまま寝ていたのかと思っていたようだ。
 にこにこしながら問い掛ける。

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マイキー
「ZZZ・・・」
未だ爆睡中(苦笑)
初めての長旅のせいか、
普段なら起きる時間にもかかわらず
いっこうに目覚める気配がない。
それだけ疲れていたと言うことだろう。

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ウイック>村長
「朝ご飯は〜?」
 早起きして飯の催促。
 遠足とかだと早く目が覚めるタイプらしい。

ヴァイ>ウイック
「・・・朝から元気だな・・・・・・・ウイック・・」

ウイック>ヴァイ
「朝から元気なかったら、困るじゃん?」
 当たり前なことを訊いているので不可思議に思っているらしい。
「ヴァイのにいさんは夜、疲れることでもしてたの??」

ヴァイ>ウイック
「いや、別に疲れることはしてねぇけどよ・・・」

パスティ>ウイック
「おはよう、ウイック。良く眠れたみたいだね」
 テーブルについて朝食を待つ間、魔術書を読んでいたが、
元気な声にふと顔をあげる。
「いよいよだけど、調子はどう?」
 今日も絶好調のようだなと、聞きながら思う。

ウイック>パスティ
「ばっちしOKさ! 頑張って蛙を沢山、採るんだ♪」
 当初の目的をすっかり忘れている。

パスティ>ウイック
「それは、依頼を達成してからにして下さいね」
 ひとすじの汗を拭うと、苦笑して答える。

ウイック>パスティ
「蛙採るくらい昼飯前だから大丈夫だよ♪」
 安請負。

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村長
「朝食なら食堂に用意されているぞ。」
 食堂からは、いい匂いが漂ってくる。

ウイック>村長
「やったぁ♪」

ヴァイ>ウイック
「よっしゃ!とりあえず飯だ、はやくしないとオメェの分も食っちま
 うぞ〜」
(足早に食堂へと向かう)

ウイック>ヴァイ
「わー、待ってよぉ〜!」
 ヴァイの後を駆けて追う。
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マイキー>
 やっと目が覚めた。
「ふぁ〜〜〜・・・・朝?」
 ベッドからゆっくりとはい出ると、寝ぼけまなこのまま1階に降りて
いく。

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セルディ>ALL
「えと、魔術師のところに行く前に、ちょこっとだけ
 子供に会いたいんですけど良いでしょうか?」
 昨日会った三人組に会って話を聞いておきたいことがあるのだ。

ヴァイ
「別に構わねぇよ」
 
パスティ>セルディ
「ええ、構いません。僕は彼らにまだ会っていませんし」
 ゆっくりと頷く。
「何か気になることがあるんですか?」

セルディ>パスティ
「昨日は時間も遅かったのであまり話を聞けなかったけど、
 実際に薬を飲まされた子達なんだ。
 だから、大人以上に情報を持っていると思うから」

パスティ>セルディ
「それはいいですね!」
 ゆっくりうなずく。

セルディ>パスティ
「子供たちに話を聞くことで、魔術師のところに行く前に
 何かわかるんじゃないかと思って」

パスティ>セルディ
「そうですね、なにかイイ情報があるといいんですが。
 気をつけてくださいね」

セルディ>パスティ
「ええ。良い情報が貰えたらありがたいということで。
 パスさんも・・・どこに行くのか知らないけど気をつけて」
 三人のひそひそ声は聞こえなかったのでそう告げる。

パスティ>セルディ
「ええ、気をつけます。やっぱり…」
 苦笑を浮かべながら忠告を親身に受け取る。
「今さら『気をつけて』の言葉がこんなに大事に聞こえるなんてね」

ケイト
「おはようございます」
 言いながら食堂に入ってくる。

ウイック>ケイト
「やっほー! 遅かったね? 先食べちゃったよ♪」

ケイト>ウイック
「わたしの分は、ちゃんと残ってます?」
 笑いながら尋ねる。

ウイック>ケイト
「うん、ヴァイのにいさんが全部食べちゃうところだったけど、
 ちゃんと残ってるよ〜♪」

セルディ>ケイト
「おはようございます。疲れは取れましたか?」
 笑顔を向けて声をかける。

 一応先ほどみんなに言ったことをケイトにも言う。

「魔術師のところに行く前に、子供たちに会っておきたいんですけど、
 良いでしょうか?」

ケイト>セルディ
「そうですね。そうしましょう。」

セルディ>ケイト
「毒の件で医術的に何かわかりましたら教えて下さい。
 よろしくお願いします」
 ぺこりと頭を下げる。

ケイト>セルディ
「あんまりたいした知識はないんですけれど・・・・」
 自分なんかで大丈夫かしら、と少し不安になりながら答える。

セルディ>ケイト
「いえいえ。そんなご謙遜を」
 にこにこと笑いかける。

マイキー>ALL
「みんな、おはよ〜・・・・」
 ほっぺたにはバックパックの形がしっかりと付いている。

ヴァイ>マイキー
「おぅ、よく眠れたみたいだな、おぼっちゃま」

ケイト
「おはようございます」
 ほっぺたの跡に気がついて、くすりと笑う。

マイキー>
 何で笑われているのか気づかない。

セルディ>マイキー
「おはようございます」
 にこりと微笑みかける。
 バックパックの痕はあんまり気にしていない。

マイキー
 食堂の朝食に気づき、あいているテーブルに着く。
「いたたきま〜す」
 朝食を食べ始める。

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次回予告らしきもの
 さて…
 まだ起きていないひとはだれでしょう?
 来週は、この人物がメインです。
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(続く)


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