22 大蛇襲撃〜1〜

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あらすじ
 村長に依頼され、魔術師を追い払うことになった冒険者達。
 魔術師との共存を勧める冒険者達であったが、村長は頑なにそれを拒
否。話は平行線をたどる。
 そんな中、日も暮れ、酒場では冒険者を迎える宴会が繰り広げられた。
 そして翌朝、それぞれの分担を決め、情報収集に入る。
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セルディ>ケイト
「じゃあ、食事が終わり次第出かけますか?」

ケイト>セルディ
「あ、もう、終わります」
 残っていたミルクティの最後の一口を飲み干して立ち上がる。

セルディ>ケイト
「あ、良いですか?
 じゃあ行きましょう」
 椅子から立ち上がり玄関へ足を運ぶ。

セルディ>ヴァイ、パスティ、ウイック、マイキー
「そっちも頑張ってね」
 振り返り四人に手を振る。

ヴァイ>セルディ
「あぁ!こっちは任せろ」

マイキー>セルディ・ケイト・ユウジ
「あ・・・行ってらっしゃ〜い」
 不意をつかれたような感じで答える。

マイキー>パスティ
「パスティ!早く食べないから最後になっちゃったじゃない!!」
 床を足で踏みならしながら怒鳴る。
「は!はやくはやくぅ〜」
 パスティのサラとセルディたちが出て行ったドアを交互に見つめな
がら急がせている。

パスティ>マイキー
「ごめんごめん、僕もこれ飲んだら行くから」
 ゆっくりと御飯を食べ終わると、懐から薬を出す。
「この薬を飲む必要無かった、ってのが理想だけど」
 上を向いてクッと飲み干し、
「念のため」
 ふたについた少量の薬を一滴ルミックになめさせる。

パスティ>ウイック
「げっほげっほ・・・」
 焦らされて、薬がむせたらしい。
「よ、よし、行こう」
 頼り無くゆらっと立ち上がる。

ヴァイ
「おめえら・・そんなに急いだって魔術師は逃げはしねぇよ・・・・
よし、行くか・・」
 言いながら薬を飲み干す
「うぇ・・良薬口に苦しとは良く言ったもんだな」
 薬瓶をそこら辺に置き、マイキー達の後を追う・・

マイキー>ヴァイ・パスティ
 バックパックを背負い直すと、右手に気だるそうにしているヴァイ
の手を、左手に立ち上がりつつあるパスティの袖をつかむ。
「よし、僕らも出発!」
 二人を引っ張る形で村長宅を出て行く。

マイキー>ウイック
「ウイック!いくよ〜」
 パスティの朝食を眺めていたウイックを外へ促す。

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GM
 ユウジが村長に言われた場所に行くと、そこには農作業をしているマ
スターがいる。どうやら雑草を抜いているようだ。

マスター>ユウジ
「お?昨日の勇者様じゃないか。
 どうしたんだ?
 お、そうか、あいつを追い出しに行くんだな?」

ユウジ>マスター
「えっ、ああ。その前に少し聞いときたいことがあってな。」
 ニッコリ笑みを浮かべながら畑を見渡す。
「良い畑だな。」

マスター>ユウジ
「こいつは俺の自慢の畑だからな。
 俺のおやじのおやじのずうっと前からの畑だ」
 ちょっと誇らしげだ。

ユウジ
 マスターのほうをふりかえり
「で、本題なんだが、
 魔術師がココに住み始めたときの事を聞きたいんだが覚えて限りでい
いから教えてもらえね〜か?
 いつぐらいから住み始めたのか、住み始めたとき何かおかしなことは
なかったか、村長の反応はどうだったかとかをね。」

マスター>ユウジ
「来たのは・・・ちょっとわからんが、俺が初めてみたのは3ヶ月くら
い前だ。
 森の中で薬草を探していてな。
 そうしたら、知らない小屋が建っていたんだ。
 それが最初だな。
 しばらくして、あいつが村に来て、食料と薬を交換しないか、と持ち
かけてきたんだ。
 村にとってはありがたいんで、少々薄気味悪かったが、しばらくの間
交換していた。
 ただ、その薬がインチキらしくてな。
 村長が『この薬は偽物だ。』と言って以来、あいつとの食料の交換の
話はなくなったな。」

ユウジ>マスター
「偽物の薬…。」
 手を組み考えるポーズをとる。
「なぁ、その薬まだあるか?
 よかったら譲ってほしいんだが…。
 もし、もっていないならその薬を持って そうな奴を教えてくれねぇ
か? 」
 さっきまでの笑顔は消え真剣な顔で強い口調で言う。

マスター>ユウジ
「薬か?そこの家の裏側の物置に箱があるからそこから好きなだけもってきな!」
 そう言って、また雑草抜きに精を出し始める。

GM
 ユウジが、物置にいくと、そこにはいくつかの箱があったが、その中から、薬の
瓶らしきものがつまった箱を発見し、そこから一瓶取り出す。

 それが終わると、ユウジは宿屋へ向かった。

ユウジ
 借りている部屋に戻ると持ってきた大きな袋からベルトポーチを取り出しその中
に薬をしいそれを腰に巻く。
「これでよしと…。」
 外を見ると陽が真上に来るまでまだ時間があるのがわかる。
「……。」
(まだ、みんな帰ってこないのかな?)
 窓の前に椅子を置きそれに腰掛けると自分が通ってきたあぜ道を眺めながらぽけ
ぇ〜と過ごす。
(セル、ケイトは大丈夫だろうけど…あいつらは無茶してねぇ〜かな?)
 パスティ、ウイック、マイキー、ヴァイの顔を思い浮かべ不安が頭をよぎる。
(ウイック達のイタズラ心に火がついたらヴァイ一人で抑えれるかな?
 …もしかしてヴァイが先陣きって魔術師の家に殴りこんでたりして…。)
 苦笑を浮かべぽりぽり鼻をかく。
「あ〜、ダメだ!!心配で待ってられねぇ〜。」
 誰となくにそうつぶやくとすぐに立ち上がり部屋を飛び出して行った。
(なにも起こってませんよ〜に。)
 少し祈るような気持ちで(笑

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GM
 4人は、森の道を楽しそうに歩いている。
 天気は快晴だ。
 ピクニックに最適である。
 さわやかな風が吹いている。

マイキー>ALL
「ん〜〜!気持ちいいね」
 両手を太陽にかざしている。
 思わずスキップしてしまう。
「ふんふんふ〜ん」
 周りの景色を楽しみながら先頭を歩く。

ウイック>マイキー
「あー、だめー、先頭はオレだい!」
 冒険では常に先頭を行きたがるウイック。

パスティ
「気負ってきたけれど、これだけ平和だと拍子抜けだなぁ」
 辺りをきょろきょろして平和な様子を楽しむ。
「って、蛇が出たりして」
 急に辺りの茂みや潅木に注意を払い始める。

パスティ>ウイック
「この辺はどう?何か感じられる?」
 デュワッ!のポーズをしてウイックに尋ねる。
 そろそろ羞恥心が無くなってきた。ヤバイかも(笑)

ウイック>パスティ
「えっ?この辺?うーんと…。」

GM
 パスティは樹のあたりを注意深く見つめる・・・
 ん?やけにもぞもぞと動くツタが上に・・・大蛇だ!!
 パスティに飛びかかろうとしたが、間一髪で避ける!!

ウイック>
「おっと!」
 大蛇に気付くと、すぐさまヴァイの後に避難する。(^^;

ヴァイ
「ちっ!こんなのどかな村に居そうにはおよそ見えない大蛇だな・・・
 おめえら!下がってろよ!!」
剣を鞘から抜き戦闘態勢をとる!

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次回予告らしきもの
 大蛇が襲いかかってくる!
 それに勇敢に立ち向かうマイキー
 しかし…
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(続く)

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