4 食事にこだわる冒険者達

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GM
 しばらく進んでいくと、少し開けた感じになる。
 畑が広がり、ところどころで休憩している村人が見える。
 道を進んでいくとどうやら村の中心らしきところが見えてくる。
 そのなかで、一回り大きな建物が見える。
 どうやら、それが村長の家のようだ。

セルディ
「やっとミサ村ですね。
 これでちょっと休めるかな」
 疲れは抜けないが、先ほどのふらふら状態からはかなり回復したようだ。

パスティ>セルディ
「不便でないのかなぁ?エルフならともかく」
 すっかりグラントでの暮らしになれてしまったエルフの集落育ちのパスティ。

セルディ>パスティ
「そうですねぇ・・・。
 ぼくはエルフの生活はわからないですけど、
 森の中が好きなんじゃないんですかねぇ?
 木がいっぱいあるし」
 色々想像しながら答える。
 エルフというと"木"をイメージしているらしい。

パスティ>セルディ
「森ですからね」
 木がいっぱいあると答えられ、苦笑するパスティ。

 マイキー>
 セルディにだっこされたままのマイキー。
 村長のうちの前に来てセルディから降りる。

セルディ
 マイキーを降ろしてから微笑みかける。
(可愛いなぁ)

マイキー>ユウジ
「ここでご飯食べるの?」
 まずはご飯と頭の中で勝手に決まっているようだ。

ユウジ>マイキー
「う〜ん、まだかな。もうちょっと我慢な。」
 子供をあやす優しい口調で言う。

マイキー>ユウジ
「は〜い・・・」
 素直に返事する。
 もう少しの辛抱?

マイキー>ウイック
「早く食べたいね〜」
 おなかをさすりながらウイックに話しかける。

ウイック>マイキー
「このまんまだと餓死しちゃうよ!」
 ぐぅと腹が鳴るが、餓死は大げさ過ぎ。

ユウジ
 顔色もよくなりいつもの元気を取り戻している。
 とりあえず、扉をノックする。
「すみませ〜ん。依頼を受けた冒険者なんですけど。」

ワシントン>ユウジ
「ん?なんじゃな?」
 ちょび髭を生やした初老の男が出てくる。
 どうやら、村長のようだ。
「あぁ、冒険者か。
 では、契約書を見せてもらえるかの?」

ユウジ>ワシントン
「はい、これだよ。」
 ワシントンに契約書を渡す。

ヴァイ
「すみませ〜ん、依頼を受けてやった冒険者だけど飯はまだか?」

パスティ>ヴァイ
「ヴァ、ヴァイさん!」
 口に指を当て、しーっとやってみせる。

セルディ
「・・・」
 ただ苦笑する。

ケイト
「・・・そんなにお腹が空いているんですか?」

ヴァイ>ケイト
「そりゃそうさ、夕べ帰ってきてから何も食っちゃいないんだからよ・・・・・・・
・・蛇食うぞ(ぼそっ)」
(最後の部分だけぼそっと言った)

セルディ
「なんだ。ヴァイさん蛇食べるんじゃん・・・」
 何気にぼそっと呟く。

ウイック>ワシントン
「依頼の話聞くからさぁ、飲み物とかお菓子ない?」
 ヴァイを見習ってみる。(爆)

ワシントン
「食事?必要経費はそちらもちということじゃなかったかな?」
 どうやら、食事は出してもらえないらしい。
「村の民宿にでも泊まってもらえるかのぉ。」

ヴァイ
「ちっ・・勢いで出すかと思いきや・・・」

ユウジ>ワシントン
「わかったよ。で、民宿はどっちの方にあるんだ?
 後、俺たちが来るまでになんか変化はあったか?」

セルディ
 ユウジの言ったことに同意するよう頷く。
 同じ事を訊きたかったため。

ケイト
「民宿があるんですか・・・」
 結構、大きな村なのだな、と考える。

村長>ユウジ
「変化?特にないぞ。
 宿屋ならうちだよ。
 一泊銀貨5枚のところを、銀貨4枚と銅貨5枚にまけてやろう。
 2階の部屋を使ってくれ。」
 そう言って家の中へ招き入れる。
 入るとすぐ左に階段がある。
 どうやら、そこへいけと言っているらしい。

ケイト
(かなり、しわい人なのね^_^;
 ちょっと気難しそうだし・・・)
 心の中で考えるに留める。

ユウジ>ワシントン
「おお、おっちゃん気前いいな。
 朝、昼、晩三食付で銀4.5枚は安いな!
 こんな、いい宿グラントにもねーよ。
 なぁ、みんな。」
 ニコニコとそういってすすめられるように宿に入ってくる。

ケイト
「そうですね」
 力強く同意。ユウジの後に続く。

ユウジ
「部屋は後でいいから先に晩飯食わしてもらえるかな?
 みん腹ペコなんだ。」

ケイト
「ええ、食事をしながらいろいろ伺うことにしましょう」

ユウジ
「ほんと、穴場だよな!」
 直感的に朝、昼、晩飯は別だと言われると思ったので
村長がそういえないよう少し演技かかった大きめな声で話す。
 仲間のためにもできるだけ出費を抑えようと考えるユウジだった。

セルディ>村長
「ホントになかなか無いですね。
 とてもありがたいです」
 頷きながらおだてる。

マイキー>ユウジ
「え?なになに?ごはんなの?」
 ユウジの顔をのぞき込む。

ユウジ>マイキー、ウイック
「ああ、ココの村長さんが朝、昼、晩三食付で銀4.5枚でこの宿に
 泊めてくれるらしいんだ!!!
 だから、今からメシにありつけるってわけさ!!
 ワシントンさんってホント良い人だな!!
 二人ともちゃんとお礼を言うんだぞ。」
 少し大きめな声で言いチラリと村長を見る。

ウイック>村長
「そんちょーさん、どーもありがとーございます!」
 大きな声でお礼。実に素直。ユウジには保父さんの素質があるようだ。(笑)

マイキー>村長
「そんちょ〜さんありがとうございま〜す」
 ぺこりと頭を下げる

ユウジ>ういっく、まいきー
二人がお礼を言うのをニコニコと聞いている。

パスティ>ユウジ
「そうですね。ありがとうございます」
 なぜか、ユウジに向かって頭を下げているパスティ(笑)

マイキー>ユウジ
「ごはん!ごはん!」
 ユウジの手を引っ張る
 もちろんユウジが仲間のために努力していることは知らない^^;
 素直に3食付きの宿泊と思いこんでいる。

 どうやら気をよくしたようだ。
村長
「うむ。3食は宿代に入っているぞ。
 では、早速支払ってもらうぞ。」
 そう言って、催促の手を出す。

マイキー>村長
「え〜!先にごはんじゃないの〜?」
 ぷ〜〜っとほっぺたをふくらます。

ヴァイ>村長
「くっ前払いかよ?・・・おぃ村長さんよ?宿代は、報酬から差し引きでってのでど
 うだ?」

ゆうじ>ワシントン
「あああああああ〜〜〜〜!!」
 ヴァイの言葉をさえぎる様に割り込む。(笑
「はい、これ!全員分の宿賃ね」
 皮袋から金31枚と銀5枚支払う。

村長>ユウジ
「なかなか金払いがいいのぉ。」
 ほくほく顔でユウジから金貨を受け取る。」

ユウジ>ヴァイ
「貸しだぜ。いつか返してくれよな。
 まっ、いつでも良いけどな。」
 こっそり耳元でつぶやいた。

ヴァイ>ユウジ
「お・・おぅ・・」

ユウジ>ALL
「一応今は立て替えといたから。」

セルディ>ユウジ
「うん。了解。
 あとで払うね」
 ユウジ同様囁き返す。

ユウジ>セルディ
「あいよ!」
 簡単に答える。

パスティ>ユウジ
「はい、後で払いますね。飲み会の幹事さんみたいだ」

ケイト>ユウジ
「ありがとうございます。
 後でお返ししますね。」
 小声で答える。

ウイック>ユウジ
「ユウジのにいさん、払ってくれてありがとう!!」
『立て替え』という言葉は彼の語彙にはない。

ユウジ>ウイック
「違う違う、貸しだ。貸し。」

ウイック>ユウジ
「えー! それって『といち』とかぁ?」

(続く)

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