8 情報を集める冒険者達 〜その3〜

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マイキー>
 それまでおいしそうにきのこ料理を食べていたマイキーだが、
 話の話題が子供のことになると自然と耳に入ってきた。

マイキー>村長
「そんちょ〜さん。病気の子は何人くらいいるの?
 病気じゃない子とかはいないの?」
 みんなの深刻そうな話に不安を感じる。

村長
「優しい子じゃな。
 今は、病気の子はいなくなっているが、特に、魔術師が村にやってきて3〜5日
 後にはやるのじゃ。
 君も気をつけるんじゃゾ。」

マイキー>村長
「は〜い」
 言ってみたものの、やはり不安はとれない。
「ごちそうさま・・・。」
 静かに手を合わせると席を立つ。

セルディ
 静かな様子のマイキーに目をやる。
 何か言ってやりたい気がするが、言葉が思いつかない。

パスティ>マイキー
 村長との話の途中で席をたったマイキーを見る。
「もう食べないの?」
 馬車の中のときと比べて大人しい様子に心配する。
(不安なのかな?でもまだ席立てないしなぁ)

マイキー
(もしかしたら大変なところに来ちゃったかも・・・)
 壁際まで移動し、床に座る。
 そのままバックパックを広げる。
 意味もなく中のものを取り出しては眺める。

パスティ>ルミック
「うん、行きな」
 ルミックにマイキーのところへ行くように促す。

マイキー
(いや、大丈夫。みんながいるから!)
 ミックからもらった予防薬の入った小瓶。
 中をすかしてみながら考え直す。
 そのまま床に置くと、他のものもゆっくりと
床に並べていく。

ルミック>マイキー
 トコトコとマイキーに寄っていく。
「にゃぁ?」
 床に並べ始めて様子を不思議そうに見るルミック。

マイキー>ルミック
「や!ルミック^^」
 近づいてきたルミックに声をかける。
「さっきまでちょっビビってたよ。
 子供が狙われるって言ってたから怖かったけど、みんながいてくれるから平気。
 心配してくれてありがとね。」
 ルミックを自分の腕に抱える。
「あのね、ぼく、これが最初の冒険なんだ。
 この道具はね、大樹亭のカードから売ってもらったもので、
 これはユウジから借りたもの。これはねぇ、・・・・・・」
 並べた道具を一つ一つルミックに説明する。
「へへへ!みんなから力をもらってこの冒険を乗り越えるぞ!」
 小さな声でルミックにささやいた。

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ルミック>マイキー
「にゃ!」
 囁きに答えるように一声鳴いてマイキーの頬を一嘗めする。
 頬にザリッとした感触が残る。

マイキー>ルミック
「何だよ。くすぐったいよぉ〜」
 ルミックを抱きしめる。

ルミック>マイキー
「……ぶにゃあ」
 苦しそうに腕からするりと這い出す。

ユウジ>マイキー
 横目でマイキーの行動を見ている。
 一通りルミックと話終えたのをみてパフッとマイキーの頭を引き付ける。(腕を回し
てヘッドロックかけるような感じです。うまく表現できないぃ)
「どうした?シケタ顔して。家が恋しくなったか。
 なんてな…大丈夫お前になんかあったらすぐ助けてやるから。
 だから、お前は不安に思うことなんてないぜ!
 できる事を精一杯やって早く事件を解決しような!」
 マイキーの頭を離し
「よっし!!今日は俺の部屋で一緒に寝るか?」
 少しでも不安が取れるかと思っての一言だった。

セルディ
 耳に入ってくる二人の会話にくすくすと笑う。
(ホントの兄弟みたいだ)

マイキー>ユウジ
「いてててて・・・・
 ユウジと寝るのぉ〜?
 ウイックと一緒がいいよ。ユウジと一緒に寝ると、
 毛布取られちゃいそう^^」
 いたずらっぽく笑う。
 先ほどの不安な気持ちは
 ユウジの大胆な行動で一気に吹き飛んだようだ。
 生意気な口調もその表れであろう。

ウイック>ユウジ&マイキー
「そうそう、オレ達、大人に添い寝してもらうほど、子供じゃないもん!」

マイキー>ウイック
「ね〜!」
 笑って答える

ユウジ>マイキー
「あんだってぇ〜」
 怒ったような口調だが顔は笑顔である。

パスティ>ユウジ
「はははっ。マイキーに一本取られましたね」
 元気になったマイキーを見て嬉しそうに笑う。


ユウジ>パスティ
「ああ、でも元気なってよかったよ。」
 にっこりパスティに答えた。

マイキー
 バックパックから出した荷物をそのままに、
 ぱっ!と立ち上がるとそのままテ−ブルの方に駆け出す。
 ユウジの次の攻撃をさけるための行動である。
 そのままセルディの後ろに隠れる。

ユウジ>マイキー
「こら、まってぇ。」
 席からたたずに体を伸ばして捕まえよとするが手がとどかない。


セルディ>マイキー
「ん? どうしたの?」
 優しく問い掛ける。

セルディ>ユウジ
「ユウジー。マイキーを虐めちゃダメだよ?」
 笑いながら言う。
 マイキーが駆け寄ってきたために言ってみるだけである。

ユウジ>セルディ
「あははは、あいよぉ〜。」
 ニコニコ笑いながら嬉しそうに返事したw

マイキー>
「へへへ〜♪」
 いたずらっぽく笑うとそのままセルディの膝の上によじ登る。
「やっほ〜!ここなら安全だ」
 居心地のいい場所を見つけたマイキー。
 セルディの上にだっこ座り^^;

セルディ>マイキー
 手にしていたフォーク?をお皿に置く。
「そういえば、もう食べないの?
 おなか空かない?」
 早々に食事を終えているマイキーに訊く。
 マイキーをだっこしながらにこにことしている。
 小さな弟が出来たような気分で嬉しいのだ。

マイキー>セルディ
「おなかは一杯だよ。それより他のことしないの?」
 どうやら暇をもてあましているようだ^^;

ウイック>マイキー
「あー、だっこしてもらってるなんて、子供だぁ〜!」
 肩車は問題ないらしい。

マイキー>ウイック
「こ!子供じゃないよ!!僕は立派な冒険者だ!」
 焦りながら答える。
 そのままセルディの腕からするりと降りる。
 照れながらも強がって見せた。

ウイック>マイキー
「冒険者はだっこされたりなんかしないよーだ!」
 マイキーをからかうようにけらけら笑う。

セルディ>マイキー
「村をぶらぶらしてみようか。
 ・・・肩車して村の中を見て歩く?」
 昨晩のことを思い出し言ってみる。

マイキー>セルディ
 恥ずかしそうにしていたが、『肩車』という言葉に反応する。
「肩車!する、する〜♪」
 ぴょんぴょん跳びはねて両手をあげる。
 昨日のウイックがうらやましかったのだ。

セルディ>マイキー
「じゃあおいで」
 屈み込んで肩にマイキーを乗せるようにしてから立ち上がる。


(続く)

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