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旭原登山口の駐車場は車で既に満杯。 車の止められるスペースをやっと見つけ出して出発。
しばらく平坦道で杉林の中を歩き、沢に近づく頃になって樹木は雑木林に一変した。
ステンレス製の橋で北沢の左岸に移り、少し行ったところの謙信ゆかりの道が今日採る下山道だ。 右側の道標が入口を示し、シシゴヤノ頭、蓬峠、清水峠を矢印で指していた。 |
| 〔謙信ゆかりの道入口の標識〕 |
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戦国の武将、上杉謙信が嘗て行軍で関東に攻め上る際に山越えした道であり、登山道にして整備を終えたのが平成12年とのこと。
その曰く付きの道を見送って高巻きで沢沿いに行き、ロープが視線に映った目前の沢が渡渉点。
ここで北沢にムラキ沢が合流し、北沢を飛び石伝いで越える。
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| 〔沢を越えてからこの斜面に取り付いて尾根へ〕 |
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ここから沢に挟まれた尾根に取り付くが、尾根というよりも山の斜面と言ったほうが目下のところふさわしい。
急斜面にロープを何本も張っているが、むしろ下山時に重宝するのだろう。
あえぎながら登って行けば、そのうちに左右に傾斜を感じて尾根らしくなる。 頭上も開け、青空に白い幹を映しているのがブナ。
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| 〔尾根道を歩いて大源太山へ〕 |
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周囲を見渡せばあらゆる木がブナのようであり、一度平坦地を迎えて樹間から大源太山を望めたのはこの辺りだったはず。
弥助尾根に合わさったのもこの辺りであり、ここから間もなくして灌木の尾根を一直線で大源太山まで登る。
ところどころで岩場、ヤセ尾根を挟むが、登っては平坦地に出、また登って行けば平坦地に出てその都度、ひと息を付けるのが嬉しい。
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| 〔大源太山から巻機山〕 |
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花もいろいろと入れ替わり立ち替わりに咲いており、その間に一度も途切れることが無く咲いていたのがコイワカガミ。
北側斜面にアズマシャクナゲを見ることが出来れば大源太山を掌中にしたようなものであり、最後のひと踏ん張りで山頂に着く。
山頂は実に雄大な景観。 谷川岳の馬蹄形コースの各峰々、そして谷川岳主脈コースの峰々も今日はすべてが眺められる。
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| 〔大源太山の東側は切れ落ちている〕 |
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やはりここで秀逸の眺めは巻機山ではないだろうか。 茫乎とした山容だが、美しく感じられるのは近くで見えるばかりでないようだ。
それはそうと、さっきから登っている間に右側の遠方に見えていたのが万太郎山だったようであり、山頂で谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳などを配して位置関係がのみこめた。
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| 〔七ツ小屋山に延びる尾根〕 |
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山頂で昼食を終え、当面の向かう先が七ツ小屋山。 下り始めに採るのはヤセた岩稜。 もっとも緊張するところであり、鎖、ロープでどうにかしのいだ。
この辺りで咲いていた白い花がヒメイワカガミのようだが、写真を撮っている余裕がなかった。
大畑という鞍部に下ったらさっそくシラネアオイが見られ、この先ではミツバオウレン、ヒメイチゲ、ムラサキヤシオ、ナエバキスミレ、キジムシロと花も多彩な尾根道だ。
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| 〔七ツ小屋山の登りで大源太山を振り返る〕 |
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