熊倉山
 …奥秩父の山…
  〜熊倉山〜
  (1624m) 



熊倉尾根〜熊倉山〜サオラ峠〜丹波天平


   
平成21年10月28日(水) 晴れ
メンバー  単独


三日目前の飛竜山に登った時と同様に丹波山村役場の管理する駐車場に車を止める。 青梅街道に出て柳沢峠方面を25分ほど歩いた右側に熊倉尾根の登山口が。 街道沿いでキノコを販売しているところだが、取っ付きから尾根歩きだ。

歩き出したらすぐ右側に祠が置いてあり、出だしからの急な登りは露岩を越した高みで傾斜がゆるむが、それもほんの間。 また次の高みに向かっての登りになり、再び露岩が現れたら右側に巻いた薄い踏み跡で尾根へ。 尾根は明瞭に上に延び、標石も行き先を導いてくれる。

三本目に数えた標石でまた登りになり、尾根も広がってきた。 この辺りの周囲は杉林で占められ、この広い尾根を登りきったところに95の番号を打った標石を見ることができる。 ここから細尾根の登りだが、ところで870m付近のこの場所で尾根が左側に延びて行くのが見え、下山道では要注意のところだろう。

  
  〔熊倉尾根の前半はこんなところ〕       
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熊倉尾根は以前に当時の担当者に引率されて下山したことがあるが、この周辺で気を配りながら歩いていたことを思い出した。 もうひとつ間違えそうなところが先にあるが、いずれにしてもそのどちらかだったはずだ。 尾根はまたすぐに広がり、樹木は右側に杉林、左側に雑木林に分けた。 

さらに登ったら96の番号の打った標石があり、この辺りでの紅葉はまずまずの色づきといったところか。 次に立った高みでは上面にバッテン印を刻んだ標石を見ることができ、この場所が先にも記したように下山道にしたら当惑するところだ。 尾根が南西に延びて行くのが見え、登っている分には気づかないが、一度下山道にして歩いているがゆえにもしかしたら、と気にしてのことだ。

理由は、ここから尾根が北東の向きになり、間違えやすい尾根の延長上に延びているからだ。 再び尾根らしくなったら以後は広がることもなく、後は熊倉山の山頂までただ細尾根を詰めることに神経を傾けるだけ。 標石に代わって赤いプラスチック杭が尾根上の行く先々で見え、従って進路に気をもむことはないはず。

  
〔樹林越しにミサカ尾根〕                    〔樹林越しに大菩薩嶺〕    
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もどかしいのは周りがいつまで経っても雑木林一色に広がることがなく、黒木あるいはアセビなどの常緑樹から脱しきれないことだ。 岩まじりになった頃から足元が険しくなり、この辺りから方々に見える雑木が紅葉のピークを迎えていることを感じ取ることができる。

真紅に染めた葉が青空いっぱいに広げて視線に映り、まさしく秋たけなわの風情である。 岩コブを三つほど越してから急な長い登りを強いられてひとまず高みに立って一段落し、その後も次から次に現れる高みに向かっての登りを重ねてようやくの思いで熊倉山に着く。

三日前はこの先の前飛竜に行ってから飛竜山にも足を延ばし、下山道を前飛竜から岩岳尾根に取ったが、しかし下山道での道々のポイントを押さえていないうらみが残っていた。

  
 〔熊倉山の山頂〕                          〔さっぱりしたミサカ尾根〕    
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たとえばハシカキノタル、岩岳あるいは大常木林道の分岐を確かめることもなく通り過ごし、今日はこのことを検証するのが目的だ。 だが、熊倉山の到着時間が13時。 出発時間が遅かったことが最大の原因だが、熊倉尾根の登りも長かった。

前飛竜に行き、そこから三日前と同じコースを辿ったら17時30分は優に越す。 おとなしく熊倉山から下ってサオラ峠に行くが、その代わりに今日は丹波天平を経由する。 三日前、熊倉山からサオラ峠の間では紅葉は絶頂に達する勢いだったが、今日の寂しさはいったいどうしたことだろう。

二日前は一日中雨が降り、昨日は昨日で風の強い日である。 中二日を置いただけに過ぎないのに、これだけの変化をもたらすとは驚きである。 この間はカメラを余り取り出すこともなくサオラ峠に着き、この先の丹波天平にもこれといった色づきの紅葉も見られずに慨嘆しながら下って下山口の丹波小学校に着く。

  
 〔丹波天平を指す標識〕                   〔丹波天平というところ〕    


熊倉尾根の紅葉

--コースタイム--
  丹波村役場の管理する駐車場 9:35 登山口 10:00
  870m付近の分岐 10:40 熊倉山
 13:00〜13:30
  サオラ峠 14:05  丹波天平 14:45〜14:50)
  丹波小学校 15:45                 −実動時間− 5時間35分
--参考地図・図書--
 「山と高原地図 奥秩父1 雲取山・両神山 昭文社」


    

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