根本山
 …安蘇の山…
  〜ねもとやま〜
 (1199m)    


不死熊橋〜中尾根コース〜根本山〜熊鷹山
〜十二沢林道

   
 平成22年5月16日(日)
 天気 晴れ
メンバー 6人


歩き出した地点は不死熊橋の少し手前の駐車場から。 駐車場はほぼ満杯、そしてマイクロバスも二台止まって、さてはと期待が膨らむ。 アカヤシオはとっくに終わっているが、だからと言ってシロヤシオの方はまだ早くてむしろ次の週末が狙い目なのだが。

不死熊橋を渉ったすぐ左側のロープが根本沢コースに取り付くもの。 根本沢コースは3時間もかかり、健脚コースとのことだ。  時期が早すぎるきらいもあるが今日はシロヤシオの咲く尾根を登る、いわゆる中尾根コースを登路に。 

根本沢コースを見送って林道をさらに詰め、次の中尾根コースを指す標識で左側に分岐する支線の林道を進路に採った。 このまま直進する本線の林道は、下山道でまた歩くもの。 支線の林道を少し歩いたら中尾根コースを指す標識が右側に見られ、ここで山の中に入って行く。

………………………………………………………………………………………………………………………
当面はヒノキ林の中のジクザク道。 淡々と登って行けば日に照らされた自然林をヒノキ林越しに見上げることができ、それらの木立に入ったその場から尾根歩きが始まる。

尾根にはヒノキ、ツガなどの木も見られるが、全体的には自然林が優勢だ。

〔色鮮やかなヤマツツジ〕
そして最初に目に付いたのがツツジでもヤマツツジの方。 真っ赤と極言していいほどの鮮やかさ。

さらにミツバツツジも加わってそこかしこで両方を見ることができ、自然林の緑も相まってきれいな尾根道である。

一方、葉の縁を赤く彩っているシロヤシオの方は先ほどのハイカーの話ではないが、やはり葉っぱばかり。




〔シロヤシオも見られたが、これは葉が優勢〕
ところが先に行って不意に見上げたところにシロヤシオの花を認めることができて有頂天に。

先ほどのハイカーはシロヤシオがまったく見られないとの口ぶりだったが、以前に体験した花の咲きっぷりの凄さから比較してのことだったのだろうか。





〔結構な咲きっぷり〕
はなから期待していなかったシロヤシオをこれだけでも見ることができて、望外の喜びである。

先々でシロヤシオが咲いていたが、しかし、どことなく葉に押されがちでもある。

花の付きが悪いとも取れるが、尾根の右側にヒノキ林が広がってからシロヤシオもばったり見なくなった。




〔新緑が生い茂って尾根を埋めつくさんばかり〕
代わって目に付くようになったのが左側の自然林の中に咲くミツバツツジ。

登り尽くめで登っている間に樹木の全てが自然林に変ったが、ここまで標高を上げるとさすがに葉の緑は淡い。

根本沢コースに合わさってからひと登りすれば高みに立ち、後は平坦道を7分も歩けば根本山に着く。




〔標高を上げれば次第に葉も淡い緑に〕
山頂に着いた時には昼食時であり、食事を終えてから付近を歩き周ってビックリしたのがアカヤシオの咲き残り。

見るに堪えないものばかりだが、今日はヤマツツジ、ミツバツツジ、シロヤシオ、アカヤシオを見られて根本山は春には一度ならず歩きたい山である。




〔根本沢コースに合わさったら根本山は近い〕

他にムラサキヤシオも咲いているらしいのだが、ミツバツツジと見間違っているのか、その判別がいまひとつ分からない。

山頂を東側に下って行くが、この辺りでもアカヤシオが点々と咲き残り、だが圧倒的に多いのがミツバツツジだ。


〔地面にこれといった花は無いが、尾根道は快適〕
下り坂から登り返してちょっとした高みを下ったところが十二山根本神社の広場である。

神社の先で氷室山の登山道を左側に見送って目指したのが熊鷹山。

まずは尾根道を歩いて十二山にも立ち寄り、この先も小笹の茂る気持ち良い尾根が延びる。

〔アップダウンの感じない尾根道〕
登り坂になったら尾根道、巻き道に変ったら平坦道と繰り返したが、とにかくこの辺りの登山道は広闊な野を行く感じで心身ともども爽快な気分で歩ける。

自然林のたたずまいが美しく、一時もカメラを手ばなせないところだ。

遠くから眺めて結構な高さを誇っていた熊鷹山も少しの急登でたわい無く着いた。

〔熊鷹山の山頂から足下の風景〕
山頂の木製のヤグラから360度の展望が広がるが、今日は雲が多いのが残念。

日光白根山だけはしっかり視線に留め、後は周囲のツツジを観賞。

今ごろ咲いているのはミツバツツジ、ヤマツツジだけだが、もう少し経てばシロヤシオも加わってその頃には山頂ではいろいろな色が織りなしてまさに百花繚乱の様だ。




〔熊鷹山を取り囲んでいるツツジ〕
頃合いを見はからってそろそろ下山道に足先を移す。 山頂から鳥居に下り、そこに立つ標識でまずは丸岩岳、野峰方面へ。

150mほど歩いてから丸岩岳、野峰方面に行く尾根道を離れて右側の登山道を下る。 雑木林の下り坂だが、20分ほどで林道に出た。

この十二沢林道を歩くのが1時間と興醒めだが、周囲の新緑の美しい装いが気をまぎらわすだろう。


〔下山はまず丸岩岳方面〕
--コースタイム--
  不死熊橋手前の駐車場 10:05 不死熊橋 10:10 
  中尾根コース登山口 10:25  根本山 12:10〜12:40
  十二山 13:05 
熊鷹山 13:35〜13:55
  十二沢林道 14:15 駐車場 15:20
  
                               −実動時間− 4時間25分
--参考地図・図書--
  「東京周辺の山 山と渓谷社」


    

1