2005/12/5(月)
「2」 ..No.94
WATERFALL企画
「SAYONARA DEADBALL 4」
12.4(日) at MAG-NET
出演
WATERFALL
さくごえ(青森)
Kowalski(秋田)
HONEY FUZZ
DAWN
KamaitaChi
1番手
set list
1.Fahrenheit
2.excuse
3.ROCKMAN
4.Shadowmoon
5.Keep it Clear
自分の今年度の活動の半分であったWATERFALLレコ発に招いていただいた。
言い訳にしてはいけないし、するつもりも毛頭ないけども、先日の余韻と若干の疲れもあり、神経はかなり尖っていたような鈍っていたような、それでいて「隙あらば殺る、隙なくとも殺る」気は満々でありました。
久しぶりに競演できたKowalskiに開始前に挨拶を交わし、後は、「特に今更話し込む事もない」(いい意味)メンバーであったので、精神集中。
今年の6月26日以来、何度も思い描いてきた、楽しみにしてきたWATERFALLとの対峙。とにかく、ただでは終わらせないつもりではいた。
1番手 KamaitaChi
多く言う必要は全くありません。
楽しく、この日できる事の120%が出せました。
結果も出ました。
一言で言うと、「SAYONARA DEADBALL」をこの日一番体現したのは間違いなく自分達でした。
2番手 さくごえ
事実、自分のステージ終了後からKowalskiが終わるまではほぼトランス状態、という危機的容態の中、さくごえと2週間ぶりの再会。
前と見た時は場所も出番も違うけれど、変わらないのは、ステージから発せられる自信。安定感のような自信。そして和み重視だった楽曲にも最近、強さが出てきて、死角なし。
事実、彼らのような音楽性でガツガツ活動していく事だけでもある意味凄い事だと思いますが、それがすでにこの街でも多くの共演者やオーディエンスにすぐに認められ、可能になっている。このままどこまでも行ってほしい。
3番手 DAWN
自分は、DAWNのステージングにいつからか知性を感じるようになった。
それは、もう数え切れないくらい彼らのライブを見て来た中で、彼らのライブとパフォーマンスに一定のバイオリズムが築かれた、と実感した時だった。
続きは後に記すとして、その時のライブ毎に、どこをセオリーに沿って展開する、どこを外す、最終的に、調和を取りながら破綻するという「予定破綻」によってどちらの意向も満足させてしまうという反則的ステージ方法論を彼らは分かりすぎている。結果、DAWNのライブは毎回あっちこっちが面白いながら、最終的には大枠で「DAWNのライブはすげぇ」でまとまってしまう。
正直、これは見習いたい。
4番手 Kowalski
前回の競演からはや10ヶ月。なんと4人になっていた。
やはり自分は4人バンドになると、WATERFALL時代、もしくはHANG時代の自分のパート(G.VoもしくはG)を見てしまうのだけれど、このバンドのギターアンサンブルは超好み、絡む絡む。
元々素晴らしい歌を殺さない、全体を肉厚にしすぎない、かつ引っ込みすぎないという「自分的リードギター原則」をばっちり押さえていらっしゃった結果、「あまり弾かない」というギタリストとして究極のプレイスタイルを体現しておりましたGの土田さん。
マサトにもちょっとでいいから、あのスタイルを意識してみてもらいたい。
途中、あまりの心地よさと、あまりの疲労から一瞬トランス。別世界へ。
5番手 HONEY FUZZ
DAWNの続きになるのですが、ライブを見る側としては、何度も見るバンドにはある程度そのバイオリズム、もっと言うと一連の「流れ」を予想、期待してライブに臨むようになる。
これが曲者で、バンドはそれから外れすぎても、意識しすぎても、「昔は良かった」と言われてしまう。ここで言われる昔とは、見る側も演じる側も「初期衝動」と言い換える事もできる。
このバンドも、型にはまり過ぎない、かといって守りに入りすぎてクールなライブなど一度も見たことのない、「攻め続ける事で守り続ける」ライブスタイルの第一人者であると思います。
守られ続けている基本的な楽曲作りの土台と、積み重ねられていくテクニックはリピーターを離さない。新しいアプローチの継続と時折見せる「予定破綻」は、初めて見たオーディエンスを鷲掴む。
正直、今は素直に悔しい。
6番手 WATERFALL
以上のバンドを従えた今日の企画者WATERFALLの、今日出演のバンド誰よりも秀出ている面があるなら、それは
「全てがオーディエンスを楽しませるために向けられた初期衝動」
のみでしょう。
右手を負傷したマサト、若干のズレは否めなかったリズム隊、決して、この日のWATERFALLは最高じゃなかった。でも、最高に楽しんでいたし、楽しかった。
まだWATERFALLには、「予定調和」「予定破綻」を演出し続けられるほどの安定性もないし、Kowalskiほどの磨かれたセンスも出し切れていない。
もちろん落ち着きや自信はまだ見えてこない。KamaitaChiが誇る年数と経験もまだない。
けど、どれか一つ、どれか一つでも得る事ができたなら、本当にヤバイ。
今はまだ、競演者、オーディエンス、みんなが期待する「最高の未完成品」。
それがWATERFALLだと思います。
打ち上げ、久々に、書いててもニヤニヤするくらい「普通の打ち上げ」。
打ち上げならではの、様々な人の様々な心模様や人生の襞が伺えた、静かで熱い打ち上げ。
また始めるんだ。
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