教会が初めての方へ (一信徒が作るホームページ カトリック川越教会)

初めて教会にいらっしゃる信者以外の方の為の簡単な解説を問答形式(Q&A)で致します。御参考にして下さい。

Q: イエス・キリストとは、どんな意味ですか?
A: 御存知の様にキリスト教を始めた人の名前ですが、本当の名前はヘブライ語でヨシュアと言い、これがギリシャ語でイースス、更にラテン語でイエスとなったものです。また、キリストは救世主という意味で、元々のヘブライ語ではメシアと言い、合わせて「イエスは救世主である」もしくは「救世主イエス」という意味です。

Q: イエス・キリストとは、どんな人ですか?
A: イエス・キリストは今からおよそ2000年前の紀元前4〜7年頃に中東のユダヤ地方(パレスチナ)のベツレヘムで生まれました。貧しい大工の子として育ったイエスは、やがて30歳頃になると、福音(良い知らせ)を述べ伝える宣教活動を始め、多くの人が弟子となって従いました。その中でも特に選ばれた12人の弟子を十二使徒と言います。

Q: イエス・キリストの教え(福音)とは、どんな事ですか?
A: イエス・キリストの教えは、絶対にしてただ一つの神を愛する事と、隣人を自分の様に愛する事の二つからなる分りやすい愛の教えでした。こうした教えは当時パレスチナに住んでいたユダヤ人の信仰したユダヤ教の伝統を引き、それを完成させたものです。このキリストの教えは聖書に詳しく書かれています。

Q: イエス・キリストは、その後どうなりましたか?
A: イエス・キリストは約3年間に亘りパレスチナ地方で教えを広め、また多くの奇跡を行ない、多くの人達の罪を許し、人々から先生、救世主、王様とも言われました。しかし、その事が原因で当時の施政者に捕らえられ、辱めを受けた後、十字架に掛けられて死に、墓に葬られました。しかし、イエス・キリストは三日目に復活し、弟子達に再び世に臨む事を告げてから天上りました。

Q: 聖書とは何ですか?
A: 聖書とは神の教えや決まり、信仰を持った人々の歴史や歌などからなる多くの書物を一冊にまとめたもので、キリスト教の聖典と言われます。中でも、イエス・キリスト以前に書かれた部分を旧約聖書と言い、神からの啓示によって古代ユダヤ人が書きました。そして、イエス・キリスト以降の部分は新約聖書と言い、イエス・キリストやその弟子達について書かれています。

Q: キリスト教会とは何ですか?
A: キリスト教会とは、イエス・キリストを人類を罪から救う救世主と信じる人達の共同体と、そうした信者の集会が開かれる建築物の両方を意味します。また、特に教会という言葉は、考え方を同じくする教派や教派の連合体を意味する事もあります。
(ものみの塔(エホバの証人)、統一教会(原理運動)、モルモン教(末日聖徒キリスト教)などは、自らをキリスト教と名乗っていますが、教えの内容は正当なキリスト教会とは言えません。)

Q: カトリック教会とは何ですか?
A: カトリック教会とは、ローマ・カトリックとも呼ばれる世界で最大で最古のキリスト教派で、歴史の教科書などでは旧教と呼ばれる事もあります。有名なローマ教皇(法王)ヨハネ・パウロ2世や20世紀の聖女とも言われたマザーテレサ、戦国時代の日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルなどは皆カトリック教徒です。
(キリスト教の教派には、他に東方正教会(ギリシャ正教)、プロテスタント教会(ルター派やカルビン派など)、聖公会(イギリス国教会系)などがあります。)

Q: 教会には信者でなくても誰でも自由に行って良いのですか?
A: はいそうです。普通、教会は集会や催しの有無に関わらず日曜日も平日も自由に建物の中に入ってお祈りをしたり見学をしたり出来ます。ただし、その教会によっては曜日や時間等によって入口が閉まっている場合があります。
(川越教会の場合、夜間は防犯上の理由で戸締りをします。)

Q: 教会に入るに当たって注意する事はありますか?
A: 教会の建物のうち、聖堂内は自由にご覧頂けますが、最前列の段上(内陣と云う)には許可なく上がらないで下さい。また、必要があれば聖堂内で話をしても構いませんが、お祈りをしている人がいる場合もありますので出来るだけ小声でお願いします。尚、図書室などの部屋を見学したりトイレを使用したりする事も出来ますが、司祭室や教会事務室等には許可なく入らないで下さい。
(川越教会の場合、入口に教会案内のパンフレットがありますので、自由にお取りください。)

Q: 教会で行なわれるミサなどの集会や催しには誰でも参加出来ますか?
A: 日曜日および平日のミサには誰でも自由に参加出来ます。また、それ以外の集会や催しも原則として自由に参加出来ます。
(川越教会の場合、学習会や黙想会などで事前に参加申込をお願いしている場合があります。)

Q: 初めてミサに参加する時に何か注意する点はありますか?
A: 初めてでも周りの人の動作に合わせて一緒にお祈りをしたり、聖歌(賛美歌)を歌ったりすれば良いので、特に難しい事はありません。しかし、ミサの中で聖体拝領といってパンと場合によっては更にワインを頂きますが、これは信者でなければならない決りになっていますのでご遠慮下さい。ただ、この場合も、申し出れば信者の列に一緒に並んで、司祭から祝福を受ける事が出来ます。
(普通、玄関に、日曜日のミサ次第を印刷した「聖書と典礼」という冊子と聖歌集が用意されています。)

Q: ミサの参加者は献金をしなければならないと聞きましたが?
A: 教会ではミサの中で、献金袋や箱が回って来たり、場合によっては一列に並だり、更には、ミサの前に聖堂の入口の献金箱を置いたりして献金を集めるのが普通です。尚、献金は信者ではない見学者等の場合、義務ではありませんが、もし、お気持ちがあれば、無理のない金額(小銭程度で良い)をお入れ下さい。
(普通、信者の場合、ミサでの献金とは別に、所属教会に毎月、教会維持費等を必要に応じて払います。)

Q: キリスト教について勉強したいのですが?
A: 教会では普通、司祭や修道者が公教要理という入門者の為の勉強指導を行なっています。これは洗礼の準備の為のものですが、洗礼を希望しない方も受講出来ます。また、それ以外に聖書の勉強会が毎週開かれており、信者以外の方が受講される事があります。
(川越教会では、主任司祭が個人指導を行ないます。また、個人的に修道者等に付いて勉強を行なう方法もあります。)

Q: 洗礼とは何ですか?
A: 洗礼とはキリストがヨルダン川で洗礼を受けた事に由来する信者になる為の重要な儀式で洗礼の秘蹟(ひせき)とも呼ばれます。洗礼は一生に一度だけ受けるもので、普通、ミサの中で司祭が授けます。受洗者は信仰の確認を受けた後、三位一体の神、父と子と聖霊の名によって頭に三度に聖水を注がれ、正式なキリストの弟子となります。
(親の希望による幼児洗礼と本人の希望による洗礼があり、後者の場合は18歳になれば誰でも洗礼を希望する事が出来ます。)

Q: 洗礼を受けたいのですが、どうしたら良いですか?
A: 幼児洗礼の場合は両親のうち最低でもどちらかが信者である事が条件です。また、大人の洗礼の場合は本人の病気など緊急を除いて、事前に公教要理を学んでおく必要があります。普通、勉強の期間は半年から2年位です。いずれにしても、事前に教会の主任司祭等に相談して下さい。
(川越教会では、主任司祭が公教要理の個人指導を行ないます。また、個人的に修道者等から指導を受ける方法もあります。)

尚、これ以外にもっとお知りになりたい方は著者までメールをお寄せ下さい。(注:Q&Aは現在増補中です)

目 次 1.所在地と地図 2.集会時間 3.主な行事 4.キリスト教とは 5.お祈り
6.最近の話題 7.共助組合支部 8.写真集 9.お薦めHP 10.グレゴリオ聖歌 特 集
クイズ A.意見交換の広場 B.キリスト教の本 .川越散策 *編集後記 メールとML