アイルザッハが黙々と豆を口に運んでいた。
ふと溜め息と共に手が止まる。
「あっちゃんまだ251粒しか食べてないよ。ちゃんと年の数食べなくちゃいけないってフェルちゃん言ってたから、ここにあるお豆全部食べてね?」
隣りに座っていたリディがそんな彼に上目遣いで言う。
そこへボクが、
「リディ、巻き終わったよ」
何か黒くて丸い物を皿に乗せてやってきた。
「…ボク、それはなんだ?」
アイルザッハが恐る恐る尋ねると、
「リディと合作の切っても切ってもアイル兄さんの似顔絵が出てくる太巻きですよっ。リディが
具を作って、僕が巻きましたっ」
とボクが笑顔で返し、
「わぁ、大成功だねっ☆あっちゃん、これも全部食べてねv」
リディが太巻きにナイフを入れて次々と輪切りにし、アイルザッハの前の皿に山盛りにしていった。
…頑張れ。
小野草がこの話にあわせて描いたものです。
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