舞台裏

宝箱花劇団のちょっとした編集裏話(出演体験・観劇体験、プチ日記、演劇ニュース、その他諸々)がほとんどで、編集後記のようなものです。




2005年11月



今月の演劇用語
※1 平台(=二重)
大道具。平舞台の上にある高さをつけた舞台のこと。

※2 読み合わせ
演出家を中心にして出演俳優が集まり、演出家のだめだしを
受けながら各自の持ち役を読んで、台詞の受け渡し、各人物の
性格などを研究しあう稽古の一段階のこと。

※3 ピーカン
映画用語で、ロケーションなどで雲一つない快晴のこと。

※4 クランク・アップ
映画の撮影終了のこと。(⇔撮影開始はクランク・イン)


11月30日
彼が出張から帰ってきました。
お土産沢山買ってきてくれました。

チャイナドレスを買ってもらっちゃったぁ♪
彼の分もあります。

着てみました。
          
11月29日
国際電話2日目。

おいおい、請求額、大丈夫!?
といった感じです。

ウフフ〜!!(*´_`*)
11月27日
うちの電話がナンバーディスプレイに
ヒョウジシキレマセン
といったような、今までに見たことがない番号を表示しながら呼び出し音を鳴らしていた。

「?」
と思って電話に出たら、何と、香港出張中の彼からの国際電話だった。

おやー!!

こんな時代になったのですね。
用件は、特になし。
安否確認でした。

どうやら、香港出張初日にメールを日本にいる私に送信したが、何故かそれ以来送信ができなくなったらしい。

それにしても、男性ってものすごい・・・(*_*)

今や新幹線からも海外からもカノジョに電話ができる時代。
「仕事が忙しくて」
なんて言い訳を本気で信じて、カレの愛を待ちつづけるアナタ!!
それはもう終わった恋と思っても良いでしょう。

恋愛談義はまたいつかお話しましょう。
絶対にフラれない極意、あるのです!!
11月26日
山形の大手老舗劇団・楽天夢座さんの公演を観に行きました。
感想は観劇見聞録へ。
若手の団員が多いためか、さすがにエネルギッシュで新鮮な感覚の舞台でした。
11月25日
仙台市役所近くの美容室に行ってきました。
平日だったからか、待たずに私の番になりました。
 私は、恐らく普通の人よりも髪が伸びるのが早いほうなので、短めにカットしてもらいました。
帰りは近くの141をうろついて帰りました。
11月24日
彼氏が仕事の都合で香港に出張に行きました。
今月中は帰ってきません。心配だし、寂しいよぉ〜。

出張中の何が心配かというと・・・。
浮気、ではありません。
まず、こういうご時世、ズバリ治安の事です。
他に、交通事故各種。
そして、新型肺炎。

といったことでしょうか。
どうか、無事に帰ってきますように。
11月20日
今日は、映像撮影の最終日。
つまり、クランクアップ※4)ということです。
いよいよ寒さも本番となってきましたが、幸い、天気に恵まれました。
衣装をあまり考えてこなかったので、かなりの軽装だと寒いかも。
しかし、いきなり衣装が変わると演出上明らかに不自然なので、携帯カイロを貼って、暖を取りつつ演技しました。

真昼間だけの撮影なので、日が翳る前が勝負です。

今回は、フルキャストほどではありませんが、大人数での撮影です。

山形は先日すでに軽く雪が降ったようで、ロケ地の所々に水溜りができていました。

さて、出番が来るまでお昼にしようかな(自分で作ったお弁当を持参してきました)。
とその時。

オーイ!!おまえの出番だぞー!!
と重鎮H氏。

あれ!?私も?

お弁当を慌てて片付けて、現場へダッシュ!

さて、演技。
寒さで滑舌が鈍っている…。

と、こんな感じで撮影はスタッフ、キャスト共にベストを尽くしたので、
予定よりも早く終了し、山形駅近くのミルキーウェイで反省会をしました。

映画や演劇好きの人の集まりなので、当然そういった話で盛り上がりました。

 ジャンルについては、私以外男性だったので、やはり男性が古来より好む軍隊モノ、メカモノのの話題でした。
父もそういう系統の映画や小説が好きそうだったなぁ。

今回一緒に映像を手がけたメンバーは大変まじめで誠実な人柄だからか、どういうジャンルにしても、文学性や静謐さ、上品さ(つまり、露骨さや卑猥な表現で注目を集めない物)を感じさせる作品を好みます。
 私もそういう方針に大賛成です(*^_^*)

世間では、時として意味のない卑猥さや無駄な露骨さを感じさせる作品が注目されることもあるようですが、こういったタイプはどこかすさんだ感じがするので、私の趣味には合いません。
作品を手がけるにあたっても、清く正しく美しくを意識していたいです。
また機会があったら、今回映像を一緒に手がけたメンバーの作品に協賛したいと思います。

最近、TVCMで見かけた「Always〜三丁目の夕日〜」を観たいと思っています。
というのも、大好きな吉岡秀隆さんと小雪さんが出演するから。
しかも、文学的な内容なのも魅力的だからです。
若手演技派俳優S氏曰く、
「如何にも“泣かせよう〜”ってな雰囲気が見え見えだから、予告ほど感動できるかわからないよ。」
との事。

いつになるかわかりませんが、観たいです。
ただ、映画って、時として財布が難しくなるのよね・・・。
DVDが出るのを待つか、待ちきれなければ観に行こうか・・・
よく考えてみます。
11月12日
今日から二日間、舞台芸術セミナーの朗読講座に出席しました。
講師は、“世界ふしぎ発見”のナレーターをしている伊藤惣一氏です。
初めの一時間くらいは「朗読とは何か」という簡単な講義です。
朗読とは、聞かせる・発信する作業です。情感が関わるので、
どこを強調(プロミネンス)するのかも忘れてはならない技法です。
ただ、「自分はこう読む」という方針を持つことが大切だそうです。

講座の申し込み順に朗読していきました。
皆さん、とても上手です。
ただ、自分の番になったら「こう読もう」と思っていた方針を
他の方が指摘を受けてしまい、自分の方針が朗読では明らかに
間違っているということもわかりました。
その方針とは、かぎかっこのところを臨場感を出す為に、台詞を
登場人物・状況などを作りこんで読めば良いのかと思っていたら、
朗読ではそれのやりすぎはかぎかっこの中を読み終わってからの
地の文に戻って読む時に続かなくなるとのことでした。
いざ自分の番になりました。結構最後のほうの順番だったので、
眠気も襲ってきて、しかも、予習していたとはいっても、
中だるみして一番おろそかにした場面が当たってしまいました。
もう完全な棒読み。
義務教育時代の国語のマル読みと全く変わらない状況。
オーバーにも読めず、かぎかっこの強調もまずいということで、
どのように読めば良いのか頭の中でまとめ切れず、淡々と字面を
追って読んでしまいました。
おお恥ずかしい。

ということで、朗読の際に心がける基本のポイントは

・文字を読むわけではなく、内容を話す。
・点(句読点)にこだわりすぎないこと。
・意味なく音の上げ下げや強調をしないこと。
・かぎ「」は演じるが、地の文に戻った時に続くようにするために
演じすぎないこと。

です。

細かい事は、題材によって異なってくると思うので、割愛します。
11月11日
元々、普通よりかなり小顔の私。

当世の女性からは憧れと賞讃の眼差しで観られるのは嬉しい
ですが、
そのことがこれほどにも仇となるなんて、今日まで
知らなかった・・・。

これまでに気づいた小顔のデメリットは、

とにかく、街を歩いていると、遠くにいるものだと思われるらしく、
追突されることが多いくらい小さい。
写真で見ても、ちゃんと他の人と変わらない位置にいるのに、
なぜか背景になってしまうくらい小さい。
職場では、ドッシリ・ズッシリ感がなく、貫禄が感じられないらしく、
後輩や年下にも先輩に対する口の利き方をされなくて、少し悔しい。
管理職席が最も似合わなさそう。
巨顔だとそれだけで信頼できそうなムードがあって、出世が速そう。
巨顔で胸板が厚ければ、尚、出世が速そう。

といったことはあったが、それだけでは済まされない事態が。

しかも、その小さい顔の骨のおかげで・・・。
最凶の事態を招くなんて!!

智歯(親知らず)のことで、大撃沈・・・

というのは、上に1本普通に生えている智歯の調子を診察してもらっ
たところ、レントゲン写真で見たら、下の両方の智歯が歯肉に
埋まった
状態で直角に倒れて生えていたことがわかりました。明らかに隣の歯根部にぶつかって生えている・・・。
このタイプの智歯は、抜歯というよりも、
手術に値するをしなければならないので、
一般的な通院専用の歯科診療所では対応できないそうです。
つまり、顔面神経や頚動脈の損傷
の心配もあり、術中・術後に様態が変わった時に対応できるよう、
入院施設がある口腔外科で抜歯するしかないそうです
(一般的には大学病院など)。
でも、智歯の成長が止まっていればいいかな、と思えたのも
ほんの一瞬以下。
「もう歯の成長は止まっていますね。しかし、
みたいな。
エナメル質部分のところには歯肉はくっつかないので、浮き上が
った歯肉の隙間から菌が入り、将来的に健全な隣の歯に悪影響を及ぼす可能性が高いとのことで、
「(痛くなったことがなくても)抜きましょう。
との診断結果でした。
しかも、問題はその先で。
口腔外科では済まされず、“顎顔面外科”に回され
ました。
こんな診療科、初めて聞いた。
聞いただけで痛そうな診療科名だよ・・・。
このような複雑に生えた智歯は、抜歯するのに困難を極めるそう
です。
埋没している歯を抜く為に、まずは歯肉を切開し、骨を露出させ、
更に歯を引っ掛けて抜くには器具が引っ掛かるところがないので、
横に倒れた歯を砕きながら徐々に摘出するという方法だそうです。

うわ・・・。勘弁してくれ ○| ̄|_

抜くべきか抜かざるべきか、そこが問題だ

小顔に生まれたのが運の尽き・・・
小顔は良い事ばかりではない!!

まぁ、生きていると人生色々ありますね。
それにしても、智歯の事を考えるだけで・・・。

顎が小さくなったのも、幼少期に胃腸が弱くて、おかゆや
摩り下ろしたりんごなど、消化の良いものばかり食べていたから
かな・・・?

決心つくまで待とうかな。
11月10日
11月9日
11月8日
劇団の先輩と宝塚歌劇団の仙台公演をイズミティ21に観に
行きました。
お天気も良くて、サイコー!!
と、その時。
携帯電話のメールを見たら、チケットを預かって下さっている
お姉様其の壱(一人目の先輩)が電車に乗り遅れたとの事。
怪我や事故に遭わず、無事に到着してくださることを願いつつ、
ウインドショッピングをし、少ししてからもう一人のお姉様(二人目の
先輩)とお茶していました。
開場の少し前にお姉様其の壱が到着したので、合流し、
事無きを得て、舞台を観てきました。

今回は、1991年に月組の涼風真世さんと麻乃佳世さんのコンビで
上演され好評を博した『銀の狼』の再演と、ショー『ワンダー
ランド
』でした。
仙台市出身の朝海ひかるさん、同県気仙沼市出身の
森咲かぐや
さんが出演しました。
滑らかな動きの華麗なダンスが特に印象的でした。
いやあ、ヅカはやっぱり素晴らしい〜!!
感想などは当サイトの観劇見聞録にて。
 
11月7日
朝早く、チェックアウトをし、彼は職場、私は自宅へ向かいました。
今日も快晴で、帰り道の紅葉が最高に美しかったです。

家に着いて、カレを送り出し、荷物を整理しながらテレビをつけたら
びっくり!!
!?

テレビの画面の右上に
“本田美奈子さん逝去”
と。

非常に驚きました。

しかも私、劇団四季の『ミス・サイゴン』の舞台で彼女の実物を
結構間近で観たことがあったので、尚更信じられません。

更に、一抹の恐怖を覚えました。
というのは、私自身、本田さんとほとんど同じ体格だから、
次は自分なのかな・・・。
と、寒気がしてきました。
一般に痩せ型の体格の人は、心疾患や糖尿病にはなりにくい反面、
悪性腫瘍(一般に言うガン)や白血病になりやすいそうです。

本田さんの死から様々な事を考えさせられました。
 私自身、自分の生命について他の人よりも深刻に考えがちなよう
ですが、それなりの理由があるのです。
幼少期、非常に体が弱く、一般的な風邪でもすぐに重症化しやすかった
ので、常に自分がいつ死んでもおかしくない状態にさらされていました。

そんな事もあって、快適に呼吸ができることや美味しく食事ができること
などを私は特別なことと心得ています。

今は死にたくはないけれど、「死にたい」と思ったことがこれまでに
なかったわけではありません。
大人になってからですね、こういう気持ちを持ったことがあるのは。
仕事で同僚との関係がうまくいかなくなった時や、悪い人に
遭遇した時は本当につらかった。
「何で世の中、こんなに悪い人間がいるんだろう・・・」
と、自分では到底できそうにない悪事を平気で行う人間が世の中に
存在することを実感した時は、事故でもいいから自分が死んで、
これ以上悪い人がいることを知りたくなかったのである。
自然に自分が早く死ねばいいかな、なんて考えたことがあった。
ドロドロとした人間関係が嫌いなのである。
でも、これを耐えられない自分って、「生きる力」がないのかな、
精神的にも弱いから、自然淘汰されるべきかな、
なんて考えていたことがあった。

ただ、自力で死ぬ技術と勇気はなかったので、現在の私がいる。

現在は、わりと満たされていると思う。
死にたいと思わないが、やはり人生の終着点を考えてしまう。
限られた時間でどれほど周りの人に必要とされるか、時間を有効に
使うか、万一命を失った時、どうやったら残された人が困らないように
死ねるか・・・。考えてしまいます。

夜、床に着く瞬間が好きだ。
今日一日が何事もなく、元気に過ごせたと思う幸せを実感できるから
である。

朝は少し恐い。
その日一日の間に何が起きるか、恐い。
だから、気を張って一日を過ごす。
事件・事故、病気・怪我に遭わないように注意を払う。
外に出た時や触って怪我をする恐れのある物を扱う時は、特に慎重に
行動する。


本田さんは芸能活動に復帰したくても復帰できなかった。
生きていることすら叶わなかった。
本田さんの他にもこういう思いをした人が沢山いる。
生きていることの幸せ、普通に毎日を過ごせる幸せを
肝に銘じておきたいと思います。

本田さんのご冥福をお祈りいたします。
11月6日
遠野周辺でゲリラ的扮装をしてみました。
チェックアウトを済ませた後、ロケ候補地として早池峰神社を
目指していきましたが、もう到着する頃だと思う時間になっても
なかなか到着しない。
何故に牧場?
これはまずい、と思い、二人はようやく地図で確認。

しっかり、道を間違えていた。というのも、途中の道端にあった
←早池峰山
と書かれた立て看板が諸悪の原因!!
二人とも何の疑問も持たずにこの立て看板通りに行けば
早池峰神社に到着すると信じて疑わなかったのである。
遠野旅行で早池峰神社に行きたい場合は、この看板には
くれぐれもご注意を

まぁ、時間は損したけれど、間違った道を引き返してくる途中、
何と、馬が!!
           
馬を連れているおじさんがいました。
こんな所で馬を見られるのも珍しいので、ここに来ている理由を
カレが尋ねようとしたら、道を塞いで悪かったと思ったのか、
馬を林に連れ去ってしまいました。
まぁ、紅葉が素晴らしく美しかったので良しとしましょう。

苦労の甲斐あって、早池峰神社に到着しました。
頑張ってここに着いたのですもの、きっとご利益あるかも。
早池峰神社をロケ地として、巫女装束で出没です。
           
衣装はカレが秋葉原のドンキホーテで求めてきた物なので、
本格的な袴などに比べてかなり簡素化されていて、多少改造しな
ければ体にうまくフィットしにくいです。フリーサイズしかなかった
そうで、私にはかなり大きめサイズでした・・・。

山奥だからきっと誰もいないでしょうなんて思っていたら、
ポツリ、ポツリと参拝に来る人がいました。

           
全身はこんな雰囲気です。
今回は、足元が悪いと厄介なので、草履よりも丈夫な、白木で
できたゆかた用の下駄を履いています。
この下駄、以前ゆかたモデルを引き受けた時にさくら野百貨店様
から頂いた物です。

街に来て、着替えができるところでササッと普通の服に着替え、
遠野ふるさと村を見てきました。
着替えた服は、最近流行りのヴィクトリアンファッションをベース
にし、それを浮かない程度に私流にアレンジして、ちょっと一昔前の
アイドル歌手みたいな組み合わせにしてみたところ、観光に来て
いたお年寄りたちからのウケが良かったです。
密かに私もウキウキ♪ (*^▽^*)
           
↑ ちなみにこの服です。三段フリルのスカートはかなり短くて、
ちょっと恥ずかしいのでこのくらいでごめんね。

ファンのターゲットを変えようかな・・・?

おっと!ふるさと村にこんなに大きな藁人形が!!
え!?何か変!!
           
やだ、何これ!!
 私はあまりの恐ろしさに仰天して、その屋敷を逃げ出して
しまいました。

再度気を取り戻して観に行きましたが、彼氏同伴でなければ
この藁人形の近くには寄れません。

だって、これですよ。

何で、それといって何かの“神様”という触れ込みもないのに、
やけに立派に誇張して作られたとある部分”に
小銭が埋め込んであるのでしょうか・・・?
男のこだわりなんでしょうね。

           
↑ ちなみに黒い服に包まれた腕はカレの腕です。
彼氏もしっかり小銭を埋め込もうとしました。
が、埋め込み方が不充分だったのか、一発では上手く埋まらなかっ
たので、倍額にしてしっかりと埋め込んでいきました。
やはり、男のこだわりなのでしょうね。

小雨が降ってきました。寒くて暗くなってきたので、一度行ったこと
がある伝承園に向かいました。
オシラサマを見に行き、オシラサマに願い事を書いた布を被せて
二人の永遠の愛を再びお祈りしてきました。
伝承園を出る頃にはどっぷりと日が暮れていました。
帰ろうとした途端、カレが、
馬がいる!!
と言い出しました。
「こんなところに馬なんているわけないでしょ。」
と私。
「幻覚見たのかな?」
と、カレはあきらめきれずに馬を見たと思う所に近づいてみました。
そうしたら、確かに白馬が。
しかし、これは、コンクリートでできたオブジェというか、遊具でした。
ビー玉が目の所にはまっていましたが、片目しか入っていません
でした。
しかも、暗闇の僅かな光を取り込んで光る片目のビー玉はこの上なく恐い。
           
ということで、この白馬と少し戯れた後、今日のホテルのある
水沢方面に向かいました。

晩御飯は質素にラーメンをいただきましたが、その後に
デザートタイムが恋しくなったので、ホテル近くのイタリアンレストラン
貴族の森に初入店しました。
黒を基調とした重厚な建物は、一見するとドラキュラ城みたい。
コーヒーとスパゲッティを主体に扱っているお店ですが、
コーヒー以外のドリンクやデザートもあるでしょうと期待しつつ、
どんな物かと入ってみました。
ちなみに私は胃弱なので、コーヒー等の刺激物は普段は
いただいたことがないに等しいです。
茶道の表千家の入門習事保持の私としては、完全にお茶っ葉党
なのです。
が、とりあえず空き腹ではないし、せっかく面白い建物のお店に
入ったので、専門で売り出しているコーヒーをいただくことにして、
比較的酸味が少なく、飲みやすいお味の物をお店の人に選んで
もらいました。
お味は、濃厚なお味で、良い香りがしました。
御甘は、紅茶ゼリーのパフェにしました。

このお店は、外観もなかなか面白いけれど、内装やインテリアも
なかなか見応えがあって面白いです。
BGMもクラシックがやや静かに流れていて、比較的落ち着ける
雰囲気です。
メニューのネーミングもかなりファンタジックで面白いです。
接客のお兄さんもなかなかの美形でした(ビジュアル系のような
お顔立ち)。
つまり、基本的には合理的なシステムも導入されているファミリー
レストランですが、何から何までヨーロッパの王侯貴族のサロン
っぽい雰囲気をオーバーに演出しているお店です。
今時、ドリンクバーがない点がちょっとした貴族らしさなのかも。
たまに現実逃避に来店すると気分転換になるかも。
少し童心に返って楽しみました。

宿に入り、入浴などを済ませた深夜、何気なくテレビを観たら、
衛星放送か何かで、演劇集団キャラメルボックスの特集
やっていました。
 私の所属している劇団ではキャラメルさんの脚本を好んで演じる
傾向があるので、深夜でなければ勉強の為にもじっくり観たいもの
でした。
11月5日
カレと岩手に旅行に行きました。
遠野観光がメインの予定で、今日は海沿いの気仙沼や陸中海岸を
通り、遠野に向かいます。

天気はまさにピーカン(※3)というのでしょうか。雲一つない快晴です。
気温は、陽射しが強いせいか、この時期にしてはかなり暑いです。

気仙沼は完全に漁業の町といった感じで、街の中心地は潮と魚の
においがたちこめていました。
漁船や水揚げされた魚を保管する倉庫(?)や市場があり、保管用
の箱が至る所に山積みしてありました。

お昼時に気仙沼に到着したので、新鮮な海産物をいただくことに
しました。
たまにのプチ贅沢!!
           
↑ これは、ふかひれの寿司です。1個確か500円近くはしたかも。
まぁ少食な私だからいいかな。量より質。
彼氏の1/3の量しか入らない胃袋なのです。

お昼に舌鼓を打った後は、天気が良く、景色の見栄えが良いうちに
陸中海岸沿いをドライブしながら北の方へ向かいました。

大理石海岸に寄りました。
見所はそんなに大きくはありませんが、結構絶景でした。
奇岩巡りをしていると思しきカップルがいました。
確かに、ここの岩は変わった形をしています。
うーん。確かに、石の色が大理石のような色でした。
やりませんが、サンポールをかけたら溶けるのかな・・・?
           

次に碁石海岸も観ました。浜辺の石が碁石のように丸いことから
その名がついたそうです。
浜辺に海藻類が沢山打ち上げられていました。おみお漬けの
具のセットにありそうな。
それにしても、首都圏にもお台場海浜公園など身近に海はあり
ましたが、あれはあれで海の青と人間が高度な技術で作った
現代的な建造物のシャープさが映えましたが、天然の奇岩や碁石
のような石、潮風というのは、なかなか心地良いです。

陸中海岸国立公園にも行きました。
           
こちらは、黒系のがっしりとした岩が沢山ありました。
青い大きな波が勢いよく岩に打ち寄せ、無数の白い泡状の
しぶきを立てていました。
質実剛健といったイメージです。
波の打ち寄せる様は見ていて飽きません。
それに対し、碁石海岸は女性的な風景でした。

遠野市内のホテルにチェックインし、夕ご飯をいただく前に
語り部の民話を聞きました。
ちょっと前までは東北出身にも関わらず、東北弁と隔絶された
永年の首都圏生活の結果、Uターン当時は原住民の言葉を理解
できなかったこともありましたが、最近は割と簡単に東北地方の
言葉を理解できるようになりました。
これも最近、私の劇団で盛岡弁がメインになっている演目
をやったのもあり、台本の読み合わせ(※2)の時はなかなか上手に読め
なくて、今回の出演はお釈迦にしてしまいましたが、稽古に立ち会っ
たり、本番を観たりしていくうちに盛岡弁のコツも体得してきたよう
で、語り部の民話もかなりわかりやすくなっていました。

ディナーをいただいたホテル内の和食レストランでそれとなく
食事をしている時、フッと横の座敷のお席に目をやったら、
家族旅行と思しき4人組がいました。

白熱灯の照明、一段高くなっている座敷。
個々に食べるすきやきセットに使う小さな鍋セットの蝋燭が
チラチラと揺れている。
それを4人組は黙々と食べている―。

一段高くなっている座敷が平台(=二重。※1)に見え、
この情景を一種の舞台のように見えてしまうのは舞台人としての
悪癖
でしょうか。

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