| 薬剤名 |
警告 |
禁忌 |
| タキソール |
1.
*本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本療法が適切と判断される症
例についてのみ実施すること。また,治療開始に先立ち,患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し,同意を得てから投与すること。
- 2. 本剤の骨髄抑制に起因したと考えられる死亡例(敗血症,脳出血)あるいは高度の過敏反応に起因したと考えられる死亡例が認められている。骨髄抑制等の重篤
な副作用が起こることがあるので,頻回に臨床検査(血液検査,肝機能検査,腎機能検査等)を行うなど,患者の状態を十分に観察すること。
本剤による重篤な過敏症状の発現を防止するため,本剤投与前に必ず前投薬を行うこと(【用法及び用量】の項参照)。
ま た,前投薬を実施した患者においても死亡例が報告されているので,患者の状態に十分に注意し,重篤な過敏症状が発現した場合は,本剤の投与を直ちに中止
し,適切な処置を行うこと。なお,重篤な過敏症状が発現した症例には,本剤を再投与しないこと(重大な副作用の項参照)。
また,【禁忌】,【慎重投与】の項を参照して適応患者の選択に十分注意すること。
なお,本剤使用にあたっては,添付文書を熟読のこと。
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- 1. 重篤な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制は用量規制因子であり,感染症を伴い,重篤化する可能性がある。]
- 2. 感染症を合併している患者[骨髄抑制により,感染症を増悪させるおそれがある。]
- 3. 本剤又はポリオキシエチレンヒマシ油含有製剤(例えばシクロスポリン注射液等)に対し過敏症の既往歴のある患者
- 4. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(【使用上の注意】「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
<用法・用量に関連する使用上の注意>
白血球数が4,000/mm3未満又は好中球数が2,000/mm3未満であれば,骨髄機能が回復するまでは投与を延期すること。 |
| タキソテール |
本剤の用量規制因子(Dose Limiting Factor, DLF)は好中球減少であり、本剤の使用により重篤な骨髄抑制(主に好中球減少)、重症感染症等の重篤な副作用及び本剤との因果関係が否定できない死亡例が認められている。したがって、本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施すること。また、下記の患者には投与しないなど適応患者の選択を慎重に行うこと。
重篤な骨髄抑制のある患者
感染症を合併している患者
発熱を有し感染症の疑われる患者
治療の開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
本剤の使用にあたっては添付文書を熟読のこと。 |
1.重篤な骨髄抑制のある患者[重症感染症等を併発し、致命的となることがある。]
2.感染症を合併している患者[感染症が増悪し、致命的となることがある。]
3.発熱を有し感染症の疑われる患者[感染症が増悪し、致命的となることがある。]
4.本剤又はポリソルベート80含有製剤注)に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者[本剤はポリソルベート80を含有する。]
5.妊婦又は妊娠している可能性のある患者[「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
<用法・用量に関連する使用上の注意>
、投与当日の好中球数が2,000/mm3未満であれば、投与を延期すること。 |
| ランダ |
(1)本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
(2)本剤を含む小児悪性固形腫瘍に対するがん化学療法は、小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。 |
(1)重篤な腎障害のある患者
[腎障害を増悪させることがある。また、腎からの排泄が遅れ、重篤な副作用が発現することがある。]
(2)本剤又は他の白金を含む薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
(3)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照] |
| パラプラチン |
(1) 本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては,各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また,治療開始に先立ち,患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し,同意を得てから投与すること。
(2) 本剤を含む小児悪性固形腫瘍に対するがん化学療法は,小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。 |
(1) 重篤な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制は用量規制因子であり,感染症又は出血を伴い,重篤化する可能性がある。]
(2) 本剤又は他の白金を含む薬剤に対し,重篤な過敏症の既往歴のある患者
(3) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照) |
| ジェムザール |
- 1. *本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設におい て、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又は
その家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
- 2. 週1回投与を30分間点滴静注により行うこと。[外国の臨床試験において、週2回以上あるいは1回の点滴を60分以上かけて行うと、副作用が増強した例が報告されている。]
- 3. *禁忌、慎重投与の項を参照して適応患者の選択に十分注意すること。
- 4. 高度な骨髄抑制のある患者には投与しないこと。[骨髄抑制は用量規制因子であり、感染症又は出血を伴い、重篤化する可能性がある。骨髄抑制に起因したと考えられる死亡例が報告されている。]
- 5. 胸部単純X線写真で明らかで、かつ臨床症状のある間質性肺炎又は肺線維症のある患者には投与しないこと。[間質性肺炎に起因したと考えられる死亡例が報告されている。]
- 6. 放射線増感作用を期待する胸部への放射線療法との同時併用は避けること。[外国の臨床試験において、本剤と胸部への根治的放射線療法との併用により、重篤な食道炎、肺臓炎が発現し、死亡に至った例が報告されている。「相互作用」の項参照]
- 7. 投与に際しては臨床症状を十分に観察し、頻回に臨床検査(血液学的検査、肝機能検査、腎機能検査等)を、また、定期的に胸部X線検査等を行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うとともに、投与継続の可否について慎重に検討すること。
|
- 1. 高度な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制が増悪し、致命的となることがある。]
- 2. 胸部単純X線写真で明らかで、かつ臨床症状のある間質性肺炎又は肺線維症のある患者[症状が増悪し、致命的となることがある。]
- 3. 胸部への放射線療法を施行している患者[外国の臨床試験で本剤と胸部への根治的放射線療法との併用により、重篤な食道炎、肺臓炎が発現し、死亡に至った例が報告されている。「相互作用」の項参照]
- 4. 重症感染症を合併している患者[感染症が増悪し、致命的となることがある。]
- 5.
本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 6.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[動物実験(マウス、ウサギ)で催奇形作用及び胎児致死作用が報告されている。]
重要な基本的注意より
投与当日の白血球数が2000/μL未満又は血小板数が7万/μL未満であれば、骨髄機能が回復するまで投与を延期すること。 |
| ナベルビン |
1. 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師の
もとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得て
から投与すること。
- *2. 本剤の臨床試験において、白血球減少に起因すると考えられる死亡症例が認められているので、投与に際しては、頻回に臨床検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。
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- 1. 骨髄機能低下の著しい患者[重症感染症を併発し、致命的となることがある。]
- 2. 重篤な感染症を合併している患者[感染症が悪化し、致命的となるおそれがある。]
- 3. 本剤及び他のビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 4. 髄腔内には投与しないこと。[「適用上の注意」2.投与経路の項参照]
用法及び用量に関連する使用上の注意
投与前の白血球数が2,000/mm3未満であった場合には投与を延期し、2,000/mm3以上に回復するのを待って投与する。 |
| トポテシン |
- 1.
本剤使用にあたっては,患者またはその家族に有効性および危険性を十分説明し,同意を得てから投与を開始すること。
- 2.
本剤の臨床試験において,骨髄機能抑制あるいは下痢に起因したと考えられる死亡例が認められている。本剤の投与は,緊急時に十分に措置できる医療施設およ
び癌化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与し,下記の患者には投与しないなど適応患者の選択を慎重
に行うこと。
- (1) 骨髄機能抑制のある患者
- (2) 感染症を合併している患者
- (3) 下痢(水様便)のある患者
- (4) 腸管麻痺,腸閉塞のある患者
- (5) 間質性肺炎または肺線維症の患者
- (6) 多量の腹水,胸水のある患者
- (7) 黄疸のある患者
-
(8) 硫酸アタザナビル(抗HIV薬)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
-
(9)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 3.
投与に際しては,骨髄機能抑制,高度な下痢等の重篤な副作用が起こることがあり,ときに致命的な経過をたどることがあるので,頻回に臨床検査(血液検査,肝機能検査,腎機能検査等)を行うなど,患者の状態を十分に観察すること。
- 4.
骨髄機能抑制による致命的な副作用の発現を回避するために,特に以下の事項に十分注意すること。
-
(1)
投与予定日(投与前24時間以内)に末梢血液検査を必ず実施し,結果を確認してから,本剤投与の適否を慎重に判断すること。
- (2) 投与予定日の白血球数が3,000/mm3未満または血小板数が10万/mm3未満の場合には,本剤の投与を中止または延期すること。
- (3)
投与予定日の白血球数が3,000/mm3以上かつ血小板数が10万/mm3以上であっても,白血球数または血小板数が急激な減少傾向にあるなど,骨髄機能抑制が疑われる場合には,本剤の投与を中止または延期すること。
- 5.
本剤使用にあたっては,添付文書を熟読のこと。
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- 1. 骨髄機能抑制のある患者
〔骨髄機能抑制が増悪して重症感染症等を併発し,致命的となることがある。〕
- 2. 感染症を合併している患者
〔感染症が増悪し,致命的となることがある。〕
- 3. 下痢(水様便)のある患者
〔下痢が増悪して脱水,電解質異常,循環不全を起こし,致命的となることがある。〕
- 4. 腸管麻痺,腸閉塞のある患者
〔腸管からの排泄が遅れ,重篤な副作用が発現し,致命的となることがある。〕
- 5. 間質性肺炎または肺線維症の患者
〔症状が増悪し,致命的となることがある。〕
- 6. 多量の腹水,胸水のある患者
〔重篤な副作用が発現し,致命的となることがある。〕
- 7. 黄疸のある患者
〔重篤な副作用が発現し,致命的となることがある。〕
- 8. 硫酸アタザナビルを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 9. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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| カルセド |
本剤の使用にあたっては、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与を開始すること。
本剤との因果関係が否定できない間質性肺炎の増悪あるいは重篤な骨髄機能抑制に起因する重篤な感染症(敗血症、肺炎等)の発現による死亡例が報告されているので、投与中に感染徴候に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
本剤は、緊急時に十分に措置できる医療施設及び癌化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤が適切と判断される患者にのみ投与すること。
〔「禁忌」の項参照〕 |
- 1. 重篤な骨髄機能抑制のある患者〔重症感染症等を併発し、致命的となることがある。〕
- 2. 重篤な感染症を合併している患者〔感染症が増悪し、致命的となることがある。〕
- 3. 胸部単純X線写真で明らかで、かつ臨床症状のある間質性肺炎又は肺線維症の患者〔症状が増悪し、致命的となることがある。〕
- 4. 心機能異常又はその既往歴のある患者〔心筋障害があらわれるおそれがある。〕
- 5. 他のアントラサイクリン系薬剤等心毒性を有する薬剤による前治療が限界量(塩酸ダウノルビシンでは総投与量が体重当り25mg/kg、塩酸ドキソルビシンでは総投与量が体表面積当り500mg/m2、塩酸エピルビシンでは総投与量が体表面積当り900mg/m2、塩酸ピラルビシンでは総投与量が体表面積当り950mg/m2等)に達している患者〔心筋障害があらわれるおそれがある。〕
- 6. 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 7. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
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| TS-1 |
- 1. 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
- 2. 本剤は従来の経口フルオロウラシル系薬剤とは投与制限毒性(Dose Limiting Toxicity、DLT)が骨髄抑制という点で異なり(「副作用」の項参照)、特に臨床検査値に十分注意する必要がある。頻回に臨床検査を実施すること。
- 3.
劇症肝炎等の重篤な肝障害が起こることがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、
肝障害の早期発見に努めること。肝障害の前兆又は自覚症状と考えられる食欲不振を伴う倦怠感等の発現に十分に注意し、黄疸(眼球黄染)があらわれた場合に
は直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 4.
他のフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤、これらの薬剤との併用療法(ホリナート・テガフール・ウラシル療法等)、あるいは抗真菌剤フルシトシンとの併用により、重篤な血液障害等の副作用が発現するおそれがあるので、併用を行わないこと(「相互作用」の項参照)。
- 5. 本剤使用にあたっては添付文書を熟読し、用法・用量を厳守して投与すること。
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- 1. 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 2. 重篤な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制が増強するおそれがある。]
- 3. 重篤な腎障害のある患者[フルオロウラシルの異化代謝酵素阻害剤ギメラシルの腎排泄が著しく低下し、血中フルオロウラシル濃度が上昇し、骨髄抑制等の副作用が強くあらわれるおそれがある(「薬物動態」の項参照)。]
- 4. 重篤な肝障害のある患者[肝障害が悪化するおそれがある。]
- 5. 他のフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤(これらの薬剤との併用療法を含む)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 6. フルシトシンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 7. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
重要な基本的注意
- 1. 本剤投与中止後、他のフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤あるいは抗真菌剤フルシトシンの投与を行う場合は少なくとも7日以上の間隔をあけること(「相互作用」の項参照)。
- 2. 他のフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤あるいは抗真菌剤フルシトシン投与中止後に本剤を投与する場合にはこれらの薬剤の影響を考慮し、適切な間隔をあけてから本剤の投与を開始すること(「相互作用」の項参照)。
- 3. 感染症・出血傾向の発現又は悪化に十分注意すること。
- 4. 生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には性腺に対する影響を考慮すること。
- 5. 本 剤との因果関係が否定できない間質性肺炎の増悪により死亡に至った症例が報告されている。投与に際しては間質性肺炎の有無等を確認し、投与中は呼吸状態、
咳、発熱の有無等の臨床症状を十分観察し、胸部X線検査等を行い、間質性肺炎の発現及び悪化に注意すること。なお、異常が認められた場合には投与を中止す
るなど適切な処置を行うこと。[特に非小細胞肺癌では、間質性肺炎等肺障害が他の癌腫より発現しやすい可能性がある。]
併用禁忌
フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤
フルシトシン |
| ラステット |
- 1.
本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例
についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に
有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
- 2.
本剤を含む小児悪性固形腫瘍に対するがん化学療法は、小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。
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- 1. 重篤な骨髄抑制のある患者
[骨髄抑制は用量規制因子であり、感染症又は出血を伴い、重篤化する可能性がある。]
- 2. 本剤に対する重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 3. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
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| イレッサ |
- 1. 本剤による治療を開始するにあたり、患者に本剤の有効性・安全性、息切れ等の副作用の初期症状、非小細胞肺癌の治療法、致命的となる症例があること等について十分に説明し、同意を得た上で投与すること。
- 2. 本剤の投与により急性肺障害、間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
また、急性肺障害や間質性肺炎が本剤の投与初期に発生し、致死的な転帰をたどる例が多いため、少なくとも投与開始後4週間は入院またはそれに準ずる管理の下で、間質性肺炎等の重篤な副作用発現に関する観察を十分に行うこと。
- 3. 特発性肺線維症、間質性肺炎、じん肺症、放射線肺炎、薬剤性肺炎の合併は、本剤投与中に発現した急性肺障害、
間質性肺炎発症後の転帰において、死亡につながる重要な危険因子である。このため、本剤による治療を開始するにあたり、特発性肺線維症、間質性肺炎、じん肺症、放射線肺炎、薬剤性肺炎の合併の有無を確認し、これらの合併症を有する患者に使用する場合には特に注意すること。(「慎重投与」の項参照)
- 4. 急性肺障害、間質性肺炎による致死的な転帰をたどる例は全身状態の良悪にかかわらず報告されているが、特に全身状態の悪い患者ほど、その発現率及び死亡率が上昇する傾向がある。本剤の投与に際しては患者の状態を慎重に観察するなど、十分に注意すること。(「慎重
投与」の項参照)
- 5. 本剤は、肺癌化学療法に十分な経験をもつ医師が使用するとともに、投与に際しては緊急時に十分に措置できる医療機関で行うこと。(「慎重投与」、「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の項参照)
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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 |
| ハイカムチン |
- 本剤は骨髄抑制性が強いため、投与に際しては緊急時に十分な措置のできる設備の整った医療施設及び癌化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与し、下記の患者には投与しないなど適応患者の選択を慎重に行うこと。
- 1. 重篤な骨髄抑制のある患者
- 2. 重篤な感染症を合併している患者
- 3. 妊婦又は妊娠している可能性のある患者
- 4. 授乳中の患者
- 5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- なお、本剤使用にあたっては、添付文書を熟読すること。
|
- 1. 重篤な骨髄抑制のある患者
[重度の血液毒性所見が発現し、重症感染症を併発するおそれがある。]
- 2. 重篤な感染症を合併している患者
[感染症が増悪することがある。]
- 3. 妊婦又は妊娠している可能性のある患者
[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
- 4. 授乳中の患者
[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
- 5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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| ブレオ |
- 1. 本剤の投与により間質性肺炎・肺線維症等の重篤な肺症状を呈することがあり、ときに致命的な経過をたどることがあるので、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与し、投与中及び投与終了後の一定期間(およそ2ヵ月位)は患者を医師の監督下におくこと。
特に60歳以上の高齢者及び肺に基礎疾患を有する患者への投与に際しては、使用上の注意に十分留意すること。
労作性呼吸困難、発熱、咳、捻髪音(ラ音)、胸部レントゲン異常陰影、A-aDo2・Pao2・DLcoの異常などの初期症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 2. *本剤を含む抗癌剤併用療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、癌化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。また、各併用薬剤の添付文書を参照して適応患者の選択に十分注意すること。
|
- 1. 重篤な肺機能障害、胸部レントゲン写真上びまん性の線維化病変及び著明な病変を呈する患者
[肺機能障害、線維化病変等が増悪することがある。]
- 2. 本剤の成分及び類似化合物(ペプロマイシン)に対する過敏症の既往歴のある患者
- 3. 重篤な腎機能障害のある患者
[排泄機能が低下し、間質性肺炎・肺線維症等の重篤な肺症状を起こすことがある。]
- 4. 重篤な心疾患のある患者
[循環機能が低下し、間質性肺炎・肺線維症等の重篤な肺症状を起こすことがある。]
- 5. 胸部及びその周辺部への放射線照射を受けている患者
[「相互作用」の項参照]
用法および用量に関連する使用上の注意
*総投与量は300mg(力価)を超えないようにすること。
肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDo2)、動脈血酸素分圧(Pao2)、一酸化炭素拡散能(DLco)などの検査を行い、投与中及び投与後およそ2ヵ月位までについてもこれらの検査を定期的に行うこと。
A-aDo2、Pao2などの検査は可能な限り1週に1度測定し、A-aDo2、Pao2がそれぞれ2週連続して拡大又は低下したときには投与を中止する。具体的にはA-aDo2、Pao2が投与前値より10Torr以上悪化したときは、他の臨床症状とあわせて十分な観察を行い、副作用の疑いのある場合には、直ちに投与を中止し、ステロイド等の投与を開始すること。また、DLcoについては投与前値の15%以上の低下をみたときは同様の処置を行うこと。
(HP管理者コメント)
血中濃度の上昇と間質性肺炎の発生との関連があるため、持続皮下中など血中濃度の上昇を極力抑える投与法を選択するべきである |
| アドリアシン |
- *1.
本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。
適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。
また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること
- *2.
本剤の小児悪性固形腫瘍での使用は、小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。
|
- 1. 心機能異常又はその既往歴のある患者[心筋障害があらわれることがある。]
- 2. 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
重要な基本的注意
アントラサイクリン系薬剤未治療例で、本剤の総投与量が500mg/m2を超えると重篤な心筋障害を起こすことが多くなるので注意すること。 また、胸部あるいは腹部に放射線療法を受けた患者では心筋障害が増強されるおそれがあるので特に注意すること。 |