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骨粗鬆症の治療薬 |
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a.
ビタミンD3 通常カルシウム剤と併用して使用されます。日本では現在最も多く使用されている薬剤です。骨量を積極的に増やす効果はありませんが、骨量の減少を防止し、治療しない場合に比べて骨折率は約1/2に低下することが報告されています。ビスフォスフォネート等の新しい骨粗鬆症治療薬の開発により減少傾向にあります。 おもな薬剤名 b.
ビタミンK2 骨量の増加は期待出来ませんが、骨の形成時の骨質の改善(強い骨を作る)に役立ち、骨折率を低下させると報告されています。食品としてはビタミンK2を多く含む納豆を食べると効果があるようです。 最近の報告ではビタミンD3と併用すると治療効果が減少するとの報告があるので注意する必要があります。 おもな薬剤 c.
イプリフラボン 植物から抽出されたエストロゲン様作用を示す薬剤で副作用は殆どないが、骨量増加作用もそれほど大きくないようです。 d.
カルシトニン 注射剤で、骨粗鬆症による痛みの治療及び、骨量増加作用があります。 通常一週間に一回の筋肉注射による治療が行われます。 e.
エストロゲン 女性では閉経によるエストロゲン分泌の低下が骨量減少の主要原因であり、欧米ではHRT(ホルモン補充療法)による治療が更年期障害の治療と合わせて広く普及しています、しかし日本ではホルモン剤による発ガンリスクに過敏なことも原因し、普及率は欧米の1/10以下ですが、発ガンリスクを押さえるための黄体ホルモンとの併用や、皮膚から吸収させる貼付薬の開発により見直されてきています。 エストロゲン治療により骨量減少は防止され、骨量が増加し、骨折率が低下します。治療により骨マーカー(NTX等)も正常レベルに低下します。 おもな薬剤 f.
ビスフォスフォネート製剤 現在骨量増加及び骨折の防止効果が最も高い骨粗鬆症治療薬とされており、治療により年間3-5%の骨量増加、骨折発生率は1/2程度に改善すると報告されており、欧米では骨粗鬆症の第1選択薬になっています。薬剤服用1−3ヶ月で骨吸収は抑制されNTX等の骨マーカー値も低下します。この薬剤は吸収が悪いため空腹時に飲まないと効果がありませんので注意が必要です。ダイドロネルは2週間服用後約2ヶ月休薬、その他は毎日1回服用。 薬剤名は
ダイドロネル(住友製薬) |