13, ボブロス画法 Q&A (重ね塗りが巧くいかない。)

  千葉県在住の方からの質問でした、基本的な質問なので取り上げてみました。

 Q、いきなりで申し訳ありませんが「絵の具について」質問させて下さい。
  つい先日、爆笑問題さんの番組で、(H17,8,24放映)
  ボビーさん、武山さんが・・・(一部省略)
  テレビのように見よう見まねで、まず全体にホワイトリキッドをぬり。。。
  あれ???何か違う!白い雲もどんどん青くなっていく
  山の雪乗せも、山の下地の黒い色が出てきてしまい
  茶色い山になってしまった。
  森は、まずブラシで黒を置き、緑を置き、オレンジを置き、、、
  とやっていくのですが、
  最終的には、それぞれの色が混ざり合ってしまい、立体感がでません。
  これは私の技術が未熟だからなのでしょうか?・・・(一部省略)
  突然の質問、ごめんなさい。
  もしアドバイス頂けたら幸いです。

 A、お答えします。
  ご質問の内容は<油絵の具の特性を知ることで全て解決!>
 ・実験、
  固い絵の具と軟い絵の具をそっとくっ付けると固い絵の具の方に
  引っ付きます。(わかるかな?)
 ・雲の描き方、
  青い空の上に白い雲・・扇方の筆にたっぷりの白絵の具を乗せ
  (この時白絵の具は少し軟らかくして)一筆で描き挙げるのがコツ、
  何度も筆を動かすと下の青い色と混ざってしまう。
  又ぎゃくに、筆を何度も動かし下の絵の具と馴染ませるテクニック
  もあります(空や、湖のえがきかた)
 ・山の描き方
  固めの黒っぽい絵の具でシルエットをナイフで描きます。
  (チュウブから出した絵の具が軟い場合は新聞紙の上に出し
  油分を吸い取ってから使う)
  次に、雪を乗せます、ナイフに白を取り、
  山の上を滑らす様にえがきます。
  Mrボブに言わせると“山肌を風が吹き抜ける様に”、
  かすれたように描くのがコツ
  (白の絵の具が固い時はとき油で少し薄めて描く)
  つまり、“固い絵の具の上に薄い絵の具をそっと置く”の感じで!
 ・ポイント
  油絵を描く人は、よく“絵の具を置く、とか絵の具を乗せる
  と言う表現をします。

 ・まとめ、
  1、重ね塗りをする時は
    “固い絵の具から順に少しづつ絵の具を軟らかくして
    塗り重ねる。(山や、木、家、雲、etc)
    Mrボブに言わせると“下の絵の具が好きなだけ絵の具を吸い取ってくれます!。
  2、下の絵の具と混ざって濁らない様にする為には、
    次に乗せる絵の具をチョッと軟らかめにしてそっと置くこと。
  3、気に入るまで何度も筆を動かしていると色が濁ってしまう。
    (一筆描きの要領で)
  後は練習あるのみ。テクニックについては目で見て、手で覚える事が肝要!

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