「ふー。終わったぁ」
私の名前は和葉(かずは)。大学4回生。三歳年下の妹がいる。ごく一般的な家庭。今は実家を離れ、大学の近くに妹と二人で暮らしている。
たった今、卒業論文の作成が終わり、明日提出する。あとは、卒業を待つだけ。幸いにも、この不況の中、大手商社に入社が決まっている。
「肩、凝っちゃった」
論文作成で根を詰めていたので、肩や痛いと言うのか重いと言うのか。
「双葉にマッサージお願いしちゃおかな」
双葉と言うのは、私の可愛いい妹。私たち姉妹を知っている人は、私を重度のシスコンだと言う。自分でも自覚がある。自分でも理由は分からないが、いつの頃からか妹を目の中に入れても痛くないほど、可愛いと感じている。妹さえいれば、他に誰もいらないと思うほど妹を大切に思っている。
私は今まで男性とお付き合いした事はない。友達関係になった男性は多く何度か告白された事もあった。だけど、この人が妹の義兄に相応しいかと考えると、つい断ってしまう。妹に相応しい義兄候補はなかなか現われない。
妹には一時期、親密な間柄の男性がいた。でも、今は別れてしまっている。今思えば、妹に不釣合いな男性だった。
「ふ・た・ば・ちゃん。お姉さん、マッサージして欲しいなぁ」
夜11時を過ぎて、パジャマに着替えてから妹の部屋を訪ねる。妹に対し、甘えた口調になるのも私がシスコンの証拠。
妹はベットに横たわり本を読んでいたようだ。もう少し遅ければ、妹は寝ていたかもしれない。
「良いよ。いつもので良い?」
「うん。い・つ・も・の」
妹にしてもらうマッサージは、特別な物。妹以外には出来ないし、仮に出来たとしてもお願いしない。
「じゃあ、お姉ちゃん、ここに座って」
「うん」
妹がベットに座りなおし、その横に私を座るように促す。
「軽く目を閉じて、ゆっくり深呼吸・・・。ゆっくり、ゆっくり・・・」
「すーー、はーーー、すーー、はーーー」
「深呼吸すれば、だんだん気分が落ち着いてくる。リラックスしてくる・・・」
「すーー、はーーー、すーー、はーーー」
妹にしてもらうのは、催眠術を使ったマッサージ。だから、妹にしか出来ない。
妹は以前付き合っていた男性から催眠術を習った。催眠術は、魔法や超能力のように受け止められている事もあるけど、そんなのウソ。ある程度の素養はいるとは思うけど、書道や柔道のように努力すれば、誰にでもマスターできる。
それとマスターできても、誰にでもかけれると言うものじゃなく、相手と信頼関係が結べないと無理。だから、マンガのように街ですれ違っただけの人にかけて、イタズラするなんて到底無理。私が妹の催眠術にかかりやすいのは、この信頼関係があるから。
「ゆっくり目を開けて、私の目を見て・・・。目をそらしちゃダメ。目を瞑るのもダメ」
「・・・」
目を開けると、妹の可愛い顔が目の前にある。言われるまま妹のきれいな瞳を見詰める。
「私の目を見詰めていると、瞳に吸いこまれそうな感じがしてくる。だんだん、吸いこまれる」
「・・・」
瞳を見詰める「凝視法」は大好き。だって妹の目を見詰める事ができるから。
「どんどん、私の瞳に吸いこまれる。ほら、目を開けているのが辛くなってきた。目を開けているのが辛い。まぶたが重くなって、もう目を開けていられない」
「・・・」
瞼が閉じる。瞼「を」閉じるでなく、瞼「が」閉じる。同時に意識がすーっと遠くなる。
「もう、お姉ちゃん、深〜い深〜い催眠状態になったよ。と〜っても気持ち良い」
「・・・」
「ほら、こうしてるとどんどん催眠が深くなる。気持ちが安らぐ・・・」
「・・・」
体がゆっくり、そして優しく揺すられる。意識がどんどん遠くなる。妹相手だから、全然不安にならない。ゆったりした、良い気持ちになってくる。
「お姉ちゃん、ゆっくり目を開けて。目を開けても、催眠は解けてないよ。深〜い深〜い催眠状態のまま」
「・・・」
目を開けるといつの間にか、後ろから抱きかかえられていた。パジャマ越しに妹の体温を背中に感じる。
「パジャマ脱がすよ」
「・・・」
後ろから手を回され、ゆっくりパジャマの前ボタンを外される。おっぱいを丸出しにされる。パジャマの袖を腕から抜かれる。
「私の手を見て。薄っすら光ってくる。淡い銀色の光に包まれてくる・・・。ほら、光ってるの見える」
「(こくん)」
双葉の両方の手のひらが、銀色に光出した。いつ見ても不思議な光景。
「これで、私の手は魔法の手になったの。だから、こうやって肩に手を置くと、皮膚を通り越して神経を直接、触れるの」
「あっ」
双葉の手が肩に触れたかと思うと、皮膚を通り越して筋肉に、そして神経を直接触れているのが分かる。
「触っているところが、だんだん温かくなる。触っているところだけじゃなく、回りも温かくなってくる・・・ほら、温かいでしょ?」
「(こくん)」
手のひらの当たっているところを中心にして、肩全体が温かくなってくる。
「こうして揉んでいると、あっと言う間に凝りがほぐれるよ。肩が軽くなるよ」
「んっ、ん」
双葉のは手のひらで肩全体を揉んでくれる。神経を直接触って、凝りをほぐしてくれる。肩全体が軽くなる。
「肩だけじゃないよ。首も腕も私が触るところ全部、凝りがほぐれて体が軽くなる」
「ふん、ん、あ」
優しく首筋や腕を揉まれる。心地よさに声が漏れる。
「女の子は、おっぱいの重みで肩が凝るの。だから、おっぱいも揉んであげるね」
「あっ、あん」
今漏れた声には心地よさ以外の物が含まれている。
「気持ち良い?」
「・・・うん・・・」
やわやわと、おっぱいを揉みしだかれる。気持ち良い・・・。
「私の手を見て・・・だんだんとお姉ちゃんの胸にめり込んでいくよ。皮膚の中にめり込む。肉の中にめり込む」
「あ、あ、あ」
双葉の手を見ると、だんだんとおっぱいの中へ中へとめり込んでいく。
「もうすぐ、心臓に触れる・・・。ほら、心臓を掴んだ」
「・・・んっ・・・」
心臓を手で掴まれた。びくっと体が跳ねる。
「私に心臓を掴まれても、苦しくない。心臓を揉まれるのは気持ち良い。心臓を揉まれるのは快感」
「・・・あっ、あ、あ・・・」
ゆっくりと心臓を揉まれる。
「心臓を揉まれると、セックスしているみたいに気持ち良い。私の手がお姉ちゃんの心臓とセックスしているの。セックスみたいに気持ち良い。セックスみたいに感じる」
「・・・んっ、あ、あん、あっ・・・」
双葉が手の平全体を使って、私の心臓を愛してくれる。私の体は艶かしく揺らぐ。
「気持ち良い?」
「・・・あぅん、あ、うん、あん・・・」
女の子同士なのに、セックスみたいに気持ち良い。妹とセックスして感じている。
「今から五つ数えると、お姉ちゃんは逝っちゃうよ。心臓でセックスして逝っちゃうよ・・・一つ・・・二つ・・・三つ・・・四つ・・・五つ。はい!」
「・・・あ、あん、あっ、あぁ、あーー!!」
数が増えるたび、強く心臓を揉まれて逝かされた。体がぴくぴく痙攣している。双葉の手はまだ私の体の中で、優しく心臓をマッサージし続ける。
「お姉ちゃん、心臓でセックスして逝っちゃったね。これで、お姉ちゃんの心臓は強くなったよ。これから一生、心臓の病気にかからないくらい強くなったよ」
「・・・」
逝っちゃったあとの心地よい気だるさの中、双葉の言葉が聞こえる。双葉は後ろから私を抱えながら、体全体を愛撫してくれる。
「全部脱いじゃおうか」
「(こくん)」
双葉が優しくパジャマのズボンと下着を脱がしてくれる。私も腰を上げて、脱ぎやすくする。
「お姉ちゃん、子宮もマッサージしてあげるね」
「(こくん)」
双葉の手が私のお臍の下辺りを撫で出す。
「私の手が、お姉ちゃんのおなかにめり込んでいくよ。ほら、指先がめり込みだした・・・もう、指全体がめり込んだ・・・手のひら全体もめり込んでいくよ」
「・・・あ、ひゃ、ふぁ・・・」
双葉の手がおなかを擦るたび、だんだんと体の中にめり込んでいく。
「おなかの中、直接マッサージされるの気持ち良いでしょ。これがお姉ちゃんの子宮。分かる?」
「・・・あん、ひゃん・・・」
子宮を強く掴まれた。小さな山だけど、また逝かされた。
「お姉ちゃん、また逝っちゃったね。女の子って何度でも逝けるんだよ。何度でも、気持ち良くなれるの」
「・・・ふぁ、やっ、ん・・・」
逝った直後なのに休ませてくれない。優しく子宮を撫で続けられる。
「今度、子宮の中から愛してあげる」
「・・・んっ、あ、あん・・・」
双葉のきれいな指が私のアソコに差し込まれる。ゆっくり抜き差しされる。
「抜き差しするたびに、私の指が伸びていく。指がお姉ちゃんの奥へ伸びていく。もうすぐ、子宮の入り口に届く。ほら、入り口に届いた」
「・・・あ、ひゃ、ふぁ・・・」
「もっと奥まで伸びるよ。指が子宮の入り口を通り抜けた。子宮の内側から、壁を擦ってるよ。すごい快感でしょ。子宮の中から愛されるのは気持ち良い。もう、普通のセックスじゃ満足できないほど気持ち良い」
「・・・ふぁ、ひゃ、んっ、あ、あっ、あーー!」
子宮の中を愛されて逝かされた。普通のセックス以上の快感だった。体中が痙攣してる。口からは涎が流れているのが分かる。
「これでお姉ちゃんは、一生私から離れられない。私なしの生活なんて考えられない」
「(こくん)」
体を優しく愛撫される。双葉が触れるたび、触れた個所がぴくぴく小さく痙攣する。双葉の言葉通り、もう双葉なしでは生きていけない。
「その代わり、私に甘えれば、いつでも今日みたいな快感を味わう事が出来る。だから、お姉ちゃんは幸せなの。お姉ちゃんが幸せなら、私も幸せ」
「・・・」
双葉のやさしい声が、心の隅々にまで染み渡る。双葉に抱きかかえられて、至福の時を過ごす。
「今から10数えると、お姉ちゃんは、催眠から覚める。催眠から気持ち良く目覚めるよ。一つ・・・二つ・・・三つ・・・意識が少しハッキリしてきた・・・四つ・・・五つ・・・徐々に手足に力が戻ってきた・・・六つ・・・七つ・・・意識はもうハッキリしてるよ・・・八つ・・・手足に力が行き渡っている・・・九つ・・・次で完全に催眠が解ける、気持ち良く目覚める・・・十。はい(パン)。催眠から覚めたよ」
手を叩いた大きな音で、私は催眠から覚めた。
「お姉ちゃん、気持ち良かった?」
「・・・うん・・・」
気が付けば、双葉も生まれたままの姿になっていた。
「へへ、お姉ちゃん逝っちゃった時、私も逝っちゃった」
「・・・」
双葉が後ろから優しく抱きしめてくれる。背中に当たる双葉の柔らかいおっぱいが気持ち良い。
「・・・ごめんね。お姉ちゃん・・・」
「良いのよ」
双葉が何を謝っているのか分かる。もう昔の事なのに・・・。
以前、双葉が付き合っていた男性は、催眠術を使って私たち姉妹を弄んだ。当時、双葉は性に芽生えたばかりで隙があったのだろう。その隙に付け込まれマインドコントロールされ、双葉の手で私の貞操もその男性に奪われた。
幸い私たちはマインドコントロールから覚める事ができたが、双葉には深い心の傷が残った。双葉は私を自分のものにする事で、その傷を癒そうとしている。
私はあの男性の虜から、双葉の虜に移っただけ。けれど何も不満はない。大好きな双葉になら、何をされても良い。双葉さえ幸せでいれば何もいらない。
「双葉、今度は、私が双葉に催眠術かけてあげる・・・。私の目をじっと見て・・・」
今度は私が双葉を幸せにしてあげる。
マッサージ・姉妹編 終わり