短編あとがき集










「信号待ち」

 書こうとした動機は単純で、どこかの本に「誰もいない深夜の交差点で信号待ちをするヤツはバカだ」というようなことが載っていた(多分)。じつは僕、待つタイプなのです(たまには無視するが)。別に馬鹿でもいいのですが・・・・なんとなく「それだけじゃないだろ」って言いたくて書きました。

 いつも無視する人は、一度止まってみることをお勧めします。ものすごく静かです。それが冬だとなおさら静かです。でも、すごく嬉しくなります(なんで?)。

   これが出来きてすぐ、誰かに読ませたくて同じバイトの人に読ませました。 感想は・・・・といえば「わからん」でした(そうかー、わからんか・・・・)。一応、上に書いたようなことを説明すると、一言、「もっと深い意味があるのかと思った」と言われた。

 読者が作者を越えた瞬間である。そこで、すこし加筆をして「なんか意味ありげ」なものにしました(たぶんなってるはず)。








「名曲を持って」

 『Suicide Magic』の音楽を作ってもらっているYukizo氏のホームページには『旅日記』なるものがある(トップページにホームページへのリンクがあるので行ってみて下さい)。そこでは一人旅をしたことが書いてある。僕は一人旅をしたことがないので、それを読んで、旅に行った気になった。

 彼のホームページの掲示板にとりあえず『旅日記』の感想を書いたのだが、後々、自分の書いた感想に「なんか違うな」と思ったことがあった。それは、Yukizo氏は旅の間、暇つぶしの道具をあまり持っていかなかったので、感想には「名曲を持って行け」(ようするに音楽を持って行けの意味)と書いたことだった。

 考えた結果、車での一人旅ならいざ知らず、電車の旅にそういう暇つぶしの道具はいらんだろ、という結論に達した。そこで、できたのがこの話。

 ちなみに、一期一会の解釈はいろいろあると思うけど「名前も聞かずにその場限りのひと時を楽しむ」みたいな旅に僕は憧れるのだ。
 一人旅をしたことがない男が憧れる一人旅の話。笑ってやってください。







「人でなし」

 えー、病んでますね。内容はどうでも良いんです(よくない)。

この作品を書きたい理由
・最後の一文「僕も『人でなし』だから」を書きたくて。
・人殺しを止められない僕を書きたかった。(別にそういう経験はない)
・血が出るやつを書きたかった。(別にドラキュラではない)

最初の「人間というのは〜」の件は、僕がヘルパーの勉強に行ってた時に、そこの先生が言っていた言葉です。別にこの言葉自体に不満はありません。
ただ、確認したかっただけです。(何を?)

土屋祐介というのは、これしか読んでない方には分からないかもしれません。
でも、知らなくて良いです。知らなくても何の影響もありません。
ただ、知ってる人がニヤッとなる部分を入れたかっただけなので。

まぁ、僕も『人でなし』なので、こういう、くだらない作品も書くのです。
H14・4・26







「Whatever」

分かりきってることを、きちんと分かるまでは時間がかかります。
それこそこの主人公のように、世界一周しなきゃあ分からない事もある。
分かっててもやる。好きですなぁ・・・こういうの。自己満足系?

歩くんじゃなくて走り出す主人公が僕の答えか?(自問自答?)
何かポジティブだなぁ・・・。
これ書いた後、無性に何かやりたくなった。
(なるほど。こんな性格だから、あんな青臭いのを書けるのか・・・・納得)
H14・6・12







「名曲を持って2」

自分の名前を名乗らない彼女が気に入ったので書いてみました。
彼女は旅の精です。(ウソ)なんだろ?変な存在です。

僕は考える方向性があんまり良いほうではないので、楽しさの絶頂の時にずーっと、これもいつか終わるんだろとか思ってしまう。
変に現実に希望が持てなくて、変に現実に期待してしまう。
この心の触れ幅が小説や絵を書いたり描く上での原動力なんだと思う。

話は変わるけど、個人的に「あてのない旅」ってのは無いと思う。
帰るところがあって始めて旅と呼ぶ事にしている。そうじゃなきゃ放浪だ。

しまった!!また真面目に書いてしまった・・・・・・。
リープですよ〜。バカですよ〜。(もとネタ分かります?)

H14・6・27








「でばすかー」

「ラジオデイズ」を書き終えて、なんとなく書いた脱力感いっぱいのこの短編
。 oms-Vさんから琴和リンを掲示板から知らされたときに、原型は出来てたんだけど、なかなか書く気になれなくて・・・・・。
一度、凄くバカと凄く賢い人の話を書きたかった。
凄くバカな普通の言葉を賢い人はそのまま受け取らず、何かしら哲学的答えを出し、勝手にとんでもない解釈をする典型的なパターンの話。
多分この話、好きなの僕だけだろうなぁ〜。

H14・9・1








「天使になんてなれなかった」

久しぶりの不条理系(?)。
僕が知ってる限り、天使の試験というネタは数あれど、不幸にするっていうネタは、なかなかないと思う。(あったら教えて)
僕の小説のいつも通り主人公は悩む。けど、今回のオチとは全く関係ない。 だから僕の中で不条理かなと思う。
僕自身は推理小説は嫌い(京極夏彦先生は別)だけど、読む人からすれば軽い推理みたいなものが読む気力を呼び起こすんじゃないかなぁと思い、僕なりに入れているつもりなんだけど、今回もやってしまいました。バレバレです。(しょうがないさっ←開き直り?)
これ短編じゃなくて5話ぐらいの中篇でもいけるんじゃないかな?(書くつもり無いけど)
十連続の第二弾にしてもうネタに困ったか?(駄目だろ)

H14・9・2








「チョコレートケーキ」

ごめんなさい!!見捨てないでください!!こんなはずじゃなかったんです。
チョップのシーンが書きたかっただけなんです。悪気はないんです。ただ、ちょっとコントを書きたいなぁーなんて思ったり、思わなかったり。
この話、3つのお題から成り立ってます。「チョコレートケーキ」「美容師」「激しい」。折角、お題を頂いたYukizoさんごめん。
ちなみに小説.comのノンジャンルに「3語のキーワード」っていう誰でも書き込める小説があるのですが、そこで「冬」「手紙」「花束」を書きました。良かったら読んでくださいね。

H14・9・3








「育ってる?」

僕は星新一が好きで、一時期ハマってた時期があった。
だから、いつかは「ショートショートのSFやりたい」などと思っていたのだ。
今回それにチャレンジしてみた。結果は惨敗。
SFはよく分からん。ムズイ。星新一は凄い。(当たり前)
骸骨が出てくる辺り、僕っぽいでしょ?(何だそりゃ?)
今現在で一番短時間で作った小説。でも、結構好きだ。
だから何が言いたいんだ?といわれても困るけど・・・・・。


H14・9・4








「night of 80’s side」

かなり、自分のために書いたよな短編。ゴメンなさい。
前半部分は、人の道に逆らって歩きたいのだけど、覚悟が決まらなくて人の流れに負けてしまう主人公を表現したつもり。最後はより攻撃的になって復活するという感じですな。
「名曲を持って」も似たような短編なんですが、それよりよりも(気持ちが)尖ってます。
ふっ、まだまだ僕も若いな。(自分で言う事ではない)
ちなみに僕は80年代好きです。題名は80年代のあるアニメの主題歌の変形です。
(リアルタイムで見たこと無いですが・・・・)



H14・9・5








「キズアト ヲ タドレバ」

これを読んだ人には伝わらないと思うけど、この短編は今までとは決定的に違う作品になりました。
言ってみれば「suicide magic」の頃の『何かに突き動かされるように書いた感覚』が戻ってきたというか、手応えが戻ってきたみたい。(別に他の作品が手応えがないというわけではない)
他の作品はアイデアを考えた作品、本作品と「suicide magic」はアイデアが湧き出た作品という区別がつきます。
どっちがいいか分からないけど、後者の方が楽は楽です。感覚で書いてるもんで。
この作品みたいなことはマネしないでね。(言わんでも分かるだろ)
ちなみに書き終えるまでこの作品には仮タイトルがついてました。
その名も『すいすいsuicide』(多分、一部の人は笑える)。
さすがに内容が完成したとき違うなと思いやめました。いつかこのタイトルどっかで使ってやろうと企んでます。




H14・9・6








「光」

夜空に向かって光を向けた事がありますか?
僕はそれが好きで、懐中電灯を持ったら二、三回は必ずやります。
その後必ず「電池の無駄」と怒られます。
怒られるということは、それってやっぱり無駄な行為なんでしょうか?(聞くなよ・・・・)

前の短編のあとがきにも書いた事がありますが、「光」の様な無駄な行為は好きです。
もちろん、“気持ちが入ってる”無駄な行為ですが・・・・。
これからも僕の書くものは、無駄な行為をする人が出てくるに違いない。
その行為に懸ける人たちの想いが書けたらなぁと思います。

それと、「キズアトヲタドレバ」で別れみたいになものを書いたから今回は、始まりみたいなものを書こうと思った次第です。
ちなみに宇多田ヒカルの「光」とは全く関係ありません。(誰も聞いてない)




H14・9・7








「Do you have …… ?」

よくある話でゴメン。(いままでも似たようなものだが・・・・・)
それでも何か前向きなメッセージが込められればいいなと思い、こんなラストにした。
どんな辛い事があっても、それでも生きなきゃいけない。人はそれでも生きる。
というメッセージは無いけど。(無いのかよ!!)
借り物は嫌だ。自分で生み出したい。そんな思いが込められてたらいいなぁ(願望?)




H14・9・8








「メモリーズ」

多分、この短編シリーズの中で一番お堅い話になったのではないだろうか?
前半部分は将来への期待を書いたつもり。
後半部分は人生の終わりと、どうしようもない事について書いた。
多分、上手く伝わっていない気がする。
なぜか・・・・・だってまだ僕、若いんだもん!!
あと、40年ぐらいしたらまた書きたいな。(その時何歳だろう?)
まぁ、たまにはいいでしょ?




H14・9・9








「二刀流」

えーっと、ゴメンなさい。
こんなのしか思いつかなかった・・・・・・。
いままで僕から見た別れの場面はあったけど、女性から見たものはないなぁと思い、書き始めたけど肝心な事に気付いた。
オチが思いつかない。そこで強引にホモネタに。
10連続の最後がこれで本当にゴメン。あーあ、ホモが締めかぁ〜・・・・・。




H14・9・10






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