よこしまな 服の横に縞がある そんな人がいたり 坊ちゃんがいたりする ね。 でもアタマはバタイユ状態 肛門から目玉というのを考えながら バタイユは濃緑のフランスの森を 紳士然として 素敵な微笑を浮かべて歩いているわけだ 美人でSM趣味の極上のインテリ女性が しつけのいい犬とともに 向こうから来ると もう 目と目で趣味が合致するわけだ それはきれいな 散歩で 詩的で 言葉にして 残すべきだ 肛門から眼球なんて 高山の樺の木の間の清水みたいなもの たいてい 俗がべろべろに伸びたようなことが 関与してくるのは もう 肛門もなにも考えていないのに 顔自体が肛門だ という人もいる とてもとても いいにくいが ぼくのあの人にもちゃんと おしりに肛門がある でもここ数十年そう数十年だ その言葉を口に出したことはない この詩をこっそり読まないでね 卑怯だから書いておこう 「僕にも肛門がある」 バタイユは中葉の崖縁を 渡って木漏れ日のなかで 肛門眼球を見る 見者といえる ハンサムなおじさん 夜にまぎれて 逢いにいきたい なのに そんな晩にかぎって、満月 夜には泣かされました。 そしてこれからも、泣くでしょう。 そして今宵も・・ 「真冬の深夜」 爬虫類のイギリス人 僕はクスリをジンで流し込む 脳がNO 悲しい香りは昔を何度も語りかけ 嘲笑を浴びせる 僕を抱いて 僕を扱いて 僕は…… 光りは紫 筋肉は弛緩し 時間は君に挿入したまま 笑うもの そう 窓に映る青い光りに笑う 何千何万の虫 快感はペニスの付け根 何もかもが 全てが 爬虫類のイギリス人