エリザベス1世が少女時代を過ごし、女王即位の知らせを受けた場所です。今でもここに住んでいるのはエリザベス1世の枢密議官であった、ウイリアム・セシルの息子ロバートから数えて6代目のソルズベリー伯爵夫妻です。婦人は歴史家で、庭園デザイナーでもあり資料をもとに15世紀から17世紀の庭をよみがえらせました。

ハーブ・ガーデンは香りの園と呼ばれるとおり、ハーブとバラの醸し出す芳しい香りがいっぱいです。白い敷石で縁取りされたカモミールの小道。庭と庭との間は芝生とライムウォークで区切られています。ライムウォークとは、菩提樹がびっしりと植え込まれた小道のことで、貴婦人たちが散歩の折に日焼けをしないように歩いたという優雅な木陰のことです。ノット・ガーデンにはトラディスカントが持ち帰った花が植えられています。といっても、チューリップなど今ではなじみの深い花も多いのですが。