漫歩計の山行記録: 生駒・鳴川峠〜枚岡公園 2003年4月6日 |
コース:
近鉄元山上口駅 --- 千光寺 --- 鳴川峠 --- 大原山(ぼくらの広場) --- 枚岡公園 --- 近鉄額田駅
午後から用事があり、ゆっくりとはしていられないのですが、久々の晴天だし、朝ちょっと早く起きて生駒山へ行くことにしました。ここのところ関東の山が続いていましたが、今回は里帰りです。コースは、鳴川峠から南へ縦走して枚岡まで。桜の期待も出来そうです。
近鉄元山上口駅で電車を降りて、踏切を渡り、西へ向かいます。駅の名の「元山上」というのは中腹にある千光寺のことで、役行者が大峰の山上ヶ岳に入る前にここで修行したことから、千光寺が「元山上」と呼ばれたことにちなんでいます。
保育園の角を右へ曲がり、山口神社の前を左へ折れ、すぐ右へ急な坂を上がると、のどかな田畑の脇の道となり、ところどころにある満開の桜の木を眺めながらだらだら登っていきます。やがて清滝石仏群(滝の水は枯れています)を通り、コンクリートの車道に出て、急な登りを10分ほど登ると、山門が現れ、千光寺に到着です。
千光寺門前の桜はまだ全く咲いていません。見ごろになるには10日以上はかかりそうです。小休止の後、先を急ぎます。寺の前を南へ向かい、竹林の中を抜け、右へ回り込んで、沢沿いに進みます。ところどころ石畳の部分もある昔の街道らしき道を登って行きます。やがて周囲は気持ちのいい雑木林となり、傾斜が緩くなると時々ドライブウェイを通る車の音が聞こえるようになって、やがて鳴川峠に着きます。峠には石仏とベンチ・説明板があり、格好の休憩ポイントです。ここをまっすぐ降りれば近鉄瓢箪山駅方面に行くことが出来ます。
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峠からは北へ生駒縦走路をたどります。峠からまずは登りが続き、登りついたピークが横峰山。大阪方面の展望が開けます。この縦走路には椿の木が多く、赤・白・ピンクの美しい花が満開状態。植えられたものだとは思いますが、年月を経て周囲の雑木林に溶け込み、なかなか素晴らしい景観を作り出しています。
横峰山から一度下り、再び急な坂を登り直すと、寺の墓地の裏を通り、やがて道は広くなって平坦な広場状態になります。まっすぐ行けばすぐに「ぼくらの広場」(大原山)と呼ばれるピークに着きますが、その前に左へ入って「森のレストハウス」で一休み。このレストハウスは展望も良く、休むにはもってこいの場所です。館内には生駒で見られる花や樹木、鳥の展示などもあります。
しばしゆっくりしたあと、レストハウスの門前から丸太階段を登り、360度の展望を誇る「ぼくらの広場」に立ちます。ここは標高は500mしかありませんが、本当に素晴らしい展望台です。今日は霞がかかって遠くは見えませんが、見通しのいい日であれば金剛葛城から大峰台高方面も見えるし、大阪湾や六甲山、淡路島も見えるのです。
ここからさらに北へ、暗峠・生駒山方面は縦走路が続いていますが、今日は時間がないのですぐに枚岡に向かって下ります。階段状の道を一気に下り、府民の森管理事務所の前を通って「神津嶽コース」と名づけられたハイキングコースを下って行きます。次第に桜の木が増えてきて、山の上ではまだ蕾だったものがだんだん花が多く見られるようになります。
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コースはやがて枚岡公園最上部の展望台に達しますが、この頃には桜はほぼ満開に近い感じになってきます。新緑の木々に混じって咲く桜の美しさは格別。また、同時にまだ梅の木も綺麗な花を残しているので、梅と桜を一度に楽しめます。
さらに下って枚岡公園の下部まで来ると、まさに桜は満開、ソメイヨシノのトンネルのような道です。緑の自然が一年に一度だけ、華やかな姿になる季節です。このときばかりは老若男女区別なく、みんなが桜の美しさに見とれるのです。
駆け足の山歩きでしたが、椿と桜を存分に楽しめて身も心もすっきりしました。