漫歩計の山行記録: 兵庫・須磨アルプス 2003年4月13日 |
コース:
JR塩屋駅 --- 須磨浦山上遊園 --- 旗振山 --- 鉄拐山 --- おらが山公園 --- 高倉台 --- 栂尾山 --- 横尾山 --- 馬の背 --- 東山 --- 板宿神社 --- 山陽電鉄板宿駅
今回は奈良山友会の山行に参加して、兵庫県の須磨アルプスに行きました。東京へ転勤してからは始めての山友会の山行です。
JRで塩屋駅まで行き、ここからすぐに登り始めます。有名な六甲縦走コースの始まりです。六甲全縦大会と言って、須磨から宝塚までの50数kmを1日で歩くイベントが毎年行われていますが、かつてはスタート地点はこの塩屋だったそうです。今は(参加者が増えて駅前の狭い塩屋では対応できなくなったため)須磨駅が起点となっています。私はとても50kmを1日で歩く体力はなく、参加したことはありません。それに、山を競争のように歩く(走る)のは、本来自然を楽しむはずの山歩きとは縁の無いものと言う感じもしています。
道端の桜を楽しみながら、住宅地を抜け、すぐに山道に入ります。電車の駅からすぐに山に入れると言うのはいいものです。やがて尾根道となり、次第に高度を上げていきます。4月というのに暑いくらいの陽気です。
ほどなく須磨浦山上遊園に到着。都会と山が同居する神戸ならではの取り合わせ?です。遊園地内は桜が咲き、春爛漫。イベント会場ではカラオケ大会の準備が行われていました。遊園地を抜けると旗振山の頂上(253m)で、神戸や大阪湾の展望が開けます。茶店もあります。
旗振山から再び山道に入り、すぐに鉄拐山に着きます。ここは展望なし。ここでおらが山公園に行く道を間違え、20分程度ロスしましたが、気づいて戻り、展望のよいおらが山公園にて昼食。立派な展望台があり、食堂もあります。展望台からの展望は360度で言うことありません。
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ここまでは快適な道。でもここからはややハードな道となりました。そもそも今日のコースは、せいぜい300m前後の山々で、楽チンコースと思って来たのですが、実は実は、なかなか手ごわいコースだったことが分かるのです。アップダウンが激しく、300mの山といっても、実際はそれを3つか4つ登るような感じなのです。
まずはおらが山公園からの下り。狭いコンクリートの急な階段を一気に下ります。ほとんど完全に山を降りきる感じです。陸橋で車道を乗り越え、高倉台と言う団地の中に入ります。桜並木からスーパーや商店の間を通り抜け、ここから今度は340段の階段登りが待っています。これは相当キツイ。あえぎあえぎ登り、階段が終わってもさらに急な坂を登り、栂尾山に到着。ここの標高は274m。低い山でも上り下りは結構なつらさです。しばし休憩。
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ここから少し下ってまた登り返します。汗が吹き出ます。樹林にはところどころミツバツツジの木があり、淡い赤紫の花が満開。まばゆいばかりの鮮やかな色に、思わず見とれてしまいます。春はやっぱりいいものですね。
登りついたピークが横尾山で、本日の最高点、312m。周囲の展望が良く、ここでも休憩します。
さて、これからが本日のハイライト、須磨アルプスです。短い区間ですが、荒々しい岩肌の中を鎖とロープ・梯子の道を下り、馬の背と呼ばれるキレット風の尾根を通過します。少し離れた所には高層団地が見え、神戸の街並みも望めるのですが、足元はスリルたっぷりの岩場。転落すればただでは済まないでしょう。周りが見えなければ確かにアルプスの縦走路の雰囲気があり、何とも言えない違和感もあって面白いところです。しかし馬鹿にしてはいけません。雨に濡れている場合などは結構怖いと思います。
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岩場の鞍部を過ぎてまたまた登り返せは東山というピークで、あとは下りになります。もちろん縦走路はさらに続いていますが、今日はここまで。板宿神社への道を選び、だらだら坂を下って、桜ともみじの新緑が美しい神社へ。今日の山歩きも終わりです。
須磨アルプスは、標高は低いながらも眺めが良く、変化に富んだ道で、人気の高さも頷けます。アップダウンが多いので見かけほど楽ではありませんが、スリルはあっても注意していけば小学生でも歩けるコースで、ファミリーにもいいハイキングコースだと思います。