漫歩計の山行記録: 鎌倉アルプス〜鎌倉大仏 2004年2月28日 |
コース:
JR鎌倉駅 --- 鶴岡八幡宮 --- 鎌倉宮 --- 瑞泉寺 --- 天台山 --- 峠の茶屋 --- 大平山 --- 鷲峰山 --- 明月院 --- 浄智寺 --- 源氏山公園 --- 銭洗弁財天 --- 佐助稲荷 --- 大仏坂切通し --- 鎌倉大仏 --- 江ノ電長谷駅
古都鎌倉は、歴史的な文化遺産が豊富なだけでなく、都市と自然が共存している街です。今回は、鎌倉の市街地を取り囲む山を一周してみました。鎌倉アルプスと呼ばれるハイキングコースと、大仏コースと呼ばれるハイキングコースをつないで歩いたものです。。
鎌倉駅を出て左へ、鶴岡八幡宮へ向かいます。参拝客で賑わう神社を横目に見て右に折れ、しばらく車道を行くと鎌倉宮。神社の右手の道をゆるやかに登って、やがて瑞泉寺に突き当たります。鎌倉時代の庭園が美しいそうですが、今日はパスして、右手の「天園ハイキングコース入口」と書かれた小道に入ります。すぐに山道となり、小さな尾根を登っていきます。住宅地からすぐに自然林の山に入れるというのはいいですね。ヤブツバキの花が咲き、森の中にその赤さが目立ちます。
![]() | ![]() |
尾根に登りつき、小刻みにアップダウン繰り返しながら、天台山(141m)の右手を過ぎ、静かな道を行きます。杉の木の少ない自然林なので、花粉症の私でも安心。歩いている人は非常に多く、人影の見えない瞬間はほとんどありません。観光客も、地域の方も、そして私のような山歩きを趣味とする者も楽しめる、いい散歩道です。
ところどころ展望が利くようになり、やがて峠の茶屋に着きます。鎌倉の市街が良く見えます。ここには2軒の茶屋があり、温かいおでんを始め売っている品数が豊富。弁当を持たなくても十分お昼を調達出来ます。私は7品500円のおでんを買い、持参のおにぎりを食べました。おいしい。
峠を出るとゴルフ場の横に出て、急な崖状の道を登ると大平山(159m)。鎌倉の街と海がきれいに見えます。ここはコース中で眺めの一番いい地点です。快晴ならば富士山も見えるとか。横浜のランドマークタワーが見えました。たくさんのグループが楽しそうに憩い、明るい笑い声が絶えません。快適なコースです。
![]() |
アップダウンの多い尾根道をさらにたどり、鷲峰山(172m)を過ぎ、住宅地を右に見て、建長寺の裏山に出ます。ここから建長寺の境内を抜けて北鎌倉駅へ帰ることも出来ます(拝観料300円が必要)が、今日はまっすぐ明月院の方へ向かいます。
舗装路に出て明月院の前を通り、JR横須賀線の踏切を渡り、右へ。すぐに左へ曲がります。ここをまっすぐ行けば北鎌倉駅で、鎌倉アルプスハイキングコースのみならこれで終わりです。
左へ行くとすぐに浄智寺。門前の左の道を行くとやがて細い道となり、「大仏ハイキングコース」に入ります。最初は急な登りですが、すぐに尾根に出て、再びアップダウンの多い尾根道となります。今日のコースはどちらも150m前後の低山ですが、アップダウンが多いので足腰は相当疲れます。運動不足の都会人にはまさに適度の運動で、こんな道が自宅のそばにあったら最高でしょうね。
葛原岡神社に参拝し、日野俊基の墓を右に見て、源氏山公園に到着。ここには広場があり、中央に源頼朝の銅像があります。
少し戻り、左へ舗装路を下ると、銭洗弁財天があります。入口がトンネルになった珍しい構造です。ザルに小銭を入れて池の水で洗うと大金持ちになれるとか。濡れたお金は早く使った方がいいのだそうで、神社内にはお店がたくさん。面白い神社ですね。
![]() |
神社の奥へ抜けて、住宅地を抜けて佐助稲荷にお参りし、裏山から再びハイキングコースに戻ります。長谷トンネルの上を越え、しばらく歩くと大仏坂切通しに出て、山道は終わりです。階段を下って左に向かえばすぐに観光バスの溢れる鎌倉大仏に出ます。大仏から江ノ電(路面電車なみの可愛い電車です)の長谷駅までは楽しい商店街です。
ハイキングコースを二つ、鎌倉の周囲の山をぐるっと歩いたのでやや長いハイキングになりましたが、それでも休憩を含めて5時間弱ですから、誰でも歩けるコースです。もちろん、お寺や神社の拝観と組み合わせれば、片方だけでも十分満足できるでしょう。どちらか一つを選ぶなら、海の見える鎌倉アルプスコースがお勧めです。それにしても鎌倉は、3方を山に囲まれ、天然の要害の地であったことがよく分かります。
昔は多くの武士が歩いたであろう鎌倉の山。あなたも歴史に夢を馳せながら歩いて見ませんか?