漫歩計の山行記録: 矢田丘陵のんびり散歩
2004年6月5日

コース:
 子供の森駐車場 --- 交流館 --- 笹の辻 --- 矢田山(340m) --- 矢田峠 --- 矢田寺 --- 東明寺 --- 子供の森 --- 駐車場


 生駒市と大和郡山市にまたがる矢田丘陵は、標高300m前後のなだらかな丘陵ですが、東西南北に広大な丘陵で、豊かな自然林に恵まれ、散歩には格好の場所です。丘陵の南側には斑鳩の里もあり、矢田寺・松尾寺から法隆寺まで足を伸ばすことも可能です。いつか東生駒あたりから「全山縦走」してみたいと思っていますが、今日は時間もないのでのんびり子供の森から矢田山に登り、矢田寺から東明寺を回る周遊路を歩いてみました。

 子供の森の駐車場に車を置いて(徒歩なら南生駒駅から奈良街道を歩きます)、真新しい交流館へ。ログハウス風の瀟洒な建物で、別棟にバーベキュー館もあります。トイレも最新式で快適。家族連れやグループには最適の場所です。今日はお昼前に家を出たので、ここでまず食事。
 交流館の手前の遊歩道を登ると、自然林の緩やかな登りが続き、一汗かく頃に稜線に出ます。ここが笹の辻で、立派な休憩小屋があり、右から、榁木(むろのき)峠からの道が合流します。生駒山がよく見えます。
 生駒市のホームページによると、その榁木峠から北へ、雑木林の稜線を椚(くぬぎ)峠へ、さらに近鉄のトンネルの上を越えて阪奈道路までの縦走路が平成15年に開通した、とあるので、矢田丘陵の「全山縦走」が出来るようになったようです。いつか歩いてみたいと思っています。

間近に見える生駒山アザミの花
間近に見える生駒山
アザミの花

 南へ転じ、しばらく樹林の中を歩きます。稜線の道は歩きやすく、イチゴの赤い実がなり、ドクダミややアザミの花が咲いています。やがて左に道標があり、矢田山の最高点に向かいます。標高は340m。展望所があり、奈良盆地の眺めが素晴らしい。
 稜線に戻り、気持ちのいい林の中を行くと、今度は芝生の小山の上に鉄筋コンクリート3階建ての大きな展望台があります。もちろんここも展望は最高。でもちょっと大がかりな物を作りすぎという感じもします。
 さらに南へ少し歩くと矢田峠の分岐で、ここからさらに南へ行けば、国見台展望台、松尾山を経て松尾寺に行けます。松尾寺からは斑鳩方面と竜田川方面に下る道があります。

 左へ下ると、池の端を通り、矢田寺の裏に下って行きます。矢田寺は通常は無料で入ることが出来ますが、アジサイのシーズンだけは有料になります。寺の裏口の所にその旨の注意書きがしてありました。

満開のアジサイ矢田寺
満開のアジサイ
矢田寺

 矢田寺の境内に入ると、アジサイ見物の観光客がいっぱい。ほぼ満開状態で、赤・青いろんな種類のアジサイが咲き乱れています。場内をぐるっと回り、美しいアジサイの花を堪能させてもらいました。
 矢田寺からは北へ向かい、竹の多い林の中を再び少し登って、東明寺(とうみょうじ)へ。山の中のひなびたお寺です。時間が止まったような、静かな空間です。

 さらに山道を緩く登っていき、やがて峠を越えると、美しい自然林と、その真ん中に樹間から芝生の広場が見える場所に出ます。子供の森に入ったようです。ここからは芝生広場に降りてもよし、まっすぐ心地よい雑木林の道を行ってもよし、いずれにしても10分強で子供の森の池に出て、交流館が見えてきます。子供達が遊ぶさまはいかにも楽しそうで、大人も日頃のストレスをみんな忘れて遊びたくなります。
   初夏の昼下がり、約3時間半の気持ちよい森林浴が楽しめました。矢田丘陵は静かな山歩きが出来る貴重な里山です。

 

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