漫歩計の山行記録: 奥武蔵・物見山〜日和田山 2004年9月18日 |
コース:
武蔵横手駅 --- 五常の滝 --- 北向地蔵 --- 物見山 --- 高指山 --- 日和田山 --- 巾着田 --- 高麗駅
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今回の山は、奥武蔵の玄関口にある物見山と日和田山。標高400m弱の低山ですが展望の良い山ということと、9月のこの時機には、ふもとの高麗地区の「巾着田」(高麗川が蛇行するU字型の地域)に、100万本とも言われるマンジュシャゲ(彼岸花)が咲くというので、行ってみることにしました。
西武池袋線の武蔵横手駅で下車。ひとつ手前の高麗駅ではものすごい人数の方が下車しましたが、もちろん巾着田のマンジュシャゲ目当ての人たちです。私はまず山に登ってから帰りに立ち寄るつもり。
武蔵横手駅の改札を出て国道を右へ行くとすぐ左に入る林道があり、これを行きます。林道は舗装路ですが、沢沿いにさかのぼる道で、車もほとんど通らず、沢を通り抜ける風が心地よくて、歩きやすい道です。道端には野の花が咲き、飽きることなく歩けます。
30分弱歩いた頃、右の沢へ降りる小道があり、これを下ると五常の滝があります。滝の手前には小さなお堂もあります。
分岐へ戻り、林道を行くとすぐに分岐があります。どちらを取ってもいいのですが、今日は右を取り、ゆるやかに登り続けます。次の分岐で左へ登る道を行けば、すぐに北向地蔵に着きます。北向きの地蔵というのは珍しいのでしょうね。参拝したあとしばらく休憩。今日は蒸し暑く汗が流れます。
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ここからは足に心地よい山道の尾根歩きとなります。緩いアップダウンはありますが快適な道で、道標も完備。「奥武蔵自然歩道」として整備されているのです。ハイカーは多く、団体もあれば、小さな子連れのファミリーや年配の夫婦、また若い女性一人でも歩いておられます。誰でも安心して歩けるこのような道は貴重ですね。
北向地蔵からしばらくして小さなピークを右に巻きますが、このピークがこの付近の最高点で、標高は406m。寄り道してみましたが、展望はないものの、よく手入れされた里山でした。
良く踏み固められた道をさらに行けば、やがて物見山山頂(378m)に到着。多くのベンチが置かれ、展望も良くて休憩に最適の場所です。なお三角点は左の林の中にあります。私もここで昼食にしました。
昼食後、尾根道は下りに転じ、左に小さなお社を見て、短いながら急な下りをこなすと、駒高という開けた地点に出て、林道の上を横切ります。ここには売店があり軽い食事をとることもできます。トイレもあります。
ここからは少しの間舗装路となりますが、NTT電波塔のある次のピーク(高指山)から再び山道となり、最後に岩場の急な登りを経て、日和田山(305m)の山頂に着きます。この日和田山、標高は低いのですが、岩の多い山で、今日のコースでは最も山頂らしい雰囲気がある山です。展望も良く、人気のあるのも頷けます。頂上には三角点と石塔、ベンチがあります。
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山頂でしばし憩ったあと、南へ急坂を下ると、金刀比羅神社に出ます。ここからの見晴らしは最高。目の前に、巾着田がまるで箱庭のように見えます。川が蛇行して、まさに巾着そのものの形を作っているのがよく分かります。
道は男坂と女坂に二分しますが、「男坂は岩場で危険。女坂を下りましょう」と注意書きがあります。それに従って女坂を下り、樹林の中をしばらく下ると車道に出て、右に少し車道を歩くと国道の交差点に出ます。
ここからは右へ橋を渡れば高麗駅が近いのですが、もちろんその前に巾着田に寄ります。国道を越え、川の横の小道を行き、管理事務所で案内図をもらって、多数の観光客と共に遊歩道を歩きます。ちょうど「曼珠沙華まつり」が開催中で、駐車場はマイカーや観光バスで満杯、空車待ちの車が列をなし、トイレも行列、凄い人出です。中央の広場には30張ほどのテントの売店が設けられ、地域の名産を売っています。いやはや、東京の人の多さを実感します。マンジュシャゲの花の群生地は確かに素晴らしいのですが、これほどの見物客が押し寄せるとは、さすが東京と言う感じがします。
ぐるっと一周し、マンジュシャゲの群生地を歩き、水車小屋の横を通り、最後は河原を通り抜けます。のんびり散歩するにはいいコースですが、今日はちょっと人が多すぎる・・・。なお、この巾着田からは日和田山が綺麗に見えます。
今日のコース、距離は約9km、高低差は300mほどで、交通も便利なのでいつでも気軽に歩くことが出来ます。こういう里山のコース、私は大好きです。