漫歩計の山行記録: 紅葉の箕面滝 2004年11月28日 |
11月下旬といえば里の紅葉はピークの時期。日曜日、箕面市に所用があるので、少し早く出かけて箕面滝まで往復することにしました。箕面は、東海自然歩道の西の起点(東は東京・高尾山)であり、紅葉の名所として名高いところです。
阪急箕面駅前の広場から北へ、土産物店が並ぶ滝道に入ります。秋晴れの今日は、まるで心斎橋か銀座を歩くような人出です。滝道には有名なもみじのてんぷらを揚げる店がたくさんあり、香ばしい香りが漂います。いつも思うのですが、材料のもみじの葉は、どうやって入手するのでしょうか? 年中売っているところを見ると、秋に大量に仕入れて1年間保存しているのでしょうが、どこから仕入れるのか? まさか落葉した葉を拾い集めているわけではないでしょうね?
川沿いの遊歩道を遡ります。紅葉はまさに盛りで、赤や黄色、さまざまな色合いが織り成す景色はさすが紅葉の名所です。日に映えるもみじは特に美しく、あちこちで「きれい・・・」という歓声が聞こえます。子供も高齢者も、車椅子の方も少なからずおられて、みんな目を細めて紅葉を楽しまれています。駅から滝までは2.8km。誰でも歩ける、ほどよい散歩道です。
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美しい紅葉を愛でながらしばらく歩くと、左手に昆虫館があり、子供たちで賑わっています。さらにやや傾斜のある坂を登り、体が温まる頃に、瀧安寺に着きます。ここの紅葉は真っ赤な木が多く、カメラを構える人たちがいっぱい。今日はまさに紅葉狩り日和です。
しかし、このとき、時ならぬ救急車のサイレン。どうやら誰か川へでも転落したのか、ケガをしたらしく、人で溢れる遊歩道をかきわけて救急車がけたたましいサイレンを鳴らしながら登って来ました。こういう観光地のような場所でも山は山。崖から転落すれば大怪我する可能性があります。気をつけないといけませんね。
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瀧安寺を過ぎると、次第に谷が深くなり、山の雰囲気が出てきます。見上げるような楓の木が増え、所によってはもみじのトンネルのような箇所も。やはり紅葉はいいものです。紅葉を見ると人間は長生きできるという話を聞いたことがありますが、本当かも知れません。
五月山への道を分け、さらにゆるい坂を登っていきます。勾配は非常に緩いので、疲れることなく歩けます。ゆっくり歩いても1時間あれば滝までたどり着くことが出来ます。若いカップルも多く、デートコースにもなっているようです。
紅葉の中の滝はなかなか素晴らしい眺めです。滝の前は都会の真ん中のような大混雑ですが、滝そのものは数十mの高さにそそり立つ岸壁を、水量も豊かに流れ落ちる立派な滝。都会のすぐそばにある滝としては屈指のものでしょう。
滝からはさまざまなハイキングコースがありますが今日は時間がなく、滝からはすぐに元来た道を戻ります。往復2時間弱の楽しい散歩でした。