漫歩計の山行記録: 河内飯盛山〜室池
2004年12月25日
コース:
 JR野崎駅 --- 慈眼寺 --- 竹薮の道 --- 飯盛山 --- 楠公寺 --- 滝谷楠水の場 --- 室池(緑の文化園) --- 湿性花園 --- 案内所 --- 四条畷神社 --- JR四条畷駅

 今日は12月25日、クリスマスです。しかし、ホワイトクリスマスにはほど遠く、朝からポカポカ陽気の小春日和。お天気に誘われて、近郊の山に出かけることにしました。行き先は飯盛山(河内)で、登ったあと室池(緑の文化園)まで歩くコースです。

 JR学研都市線の野崎駅で下車し、駅前の商店街をまっすぐ東へ向かいます。慈眼寺(野崎観音)の参道になっているこの商店街、下町の情緒が感じられるいい雰囲気です。おいしそうな昆布屋があったのでちょっと立ち寄って塩昆布を買いました。
 信号を渡り、道が細くなるとすぐに慈眼寺の石段で、まだ紅葉が残る境内を通り、まず参拝。この前、春に来た時は大勢の参拝客でごったがえしていましたが、年末の今日はひっそりしています。しかし年が明ければ初詣でものすごい人出になることでしょう。

慈眼寺(野崎観音)ミニ水車
慈眼寺(野崎観音)
ミニ水車

 境内の左手から山に取り付き、幾つもの休憩所を通りぬけて小さなピークを超え(ピークを通らず吊り橋を渡るコースもあります)、少し下ると沢をまたぎ、林道に出ます。これを右に取り、飯盛山を目指します。飯盛山は標高314mの低山ですが、野崎駅の標高はたった10mしかないので、標高差300m余りを登る必要があり、案外登り応えがあるのです。
 林道に入るとすぐに左の尾根に取り付く道(中尾根道)がありますが、これをやり過ごし、さらに林道を登ると、道が分岐します。左右どちらでも行けますが、今日は「竹やぶ道」と書かれた左の道を取ります。右を行くと池の横を通って飯盛山に行けます。
 丸太の階段道を登っていくと、水場が現れます。水場には誰が作ったのか、直径30cm余りの可愛い水車が取り付けられています。さらに登っていくと分かるのですが、水場は計3箇所あり、3ヶ所ともミニ水車が設置され、上の2箇所には「ししおどし」も作られていて、「コーン」という心地よい音が響きます。2番目の水場には水車小屋のミニチュアまで置かれています。地元のどなたかが遊び心で作ったものでしょう。

 さらに竹薮の中を登ると展望が開け、中尾根道と合流し、落ち葉を踏みしめながら雑木林を緩く登って行けば、やがてNHKの電波塔のあるピークに到着。このピークから小さく下って再び登りなおせば、飯盛山の山頂です。山頂には楠木正行の銅像や「軍威高揚」などと書かれた戦時中の施設も残っています。大阪側の展望が開け、開放的な気持ちのいい山頂です。

飯盛山山頂静かな室池
飯盛山山頂
静かな室池

 山頂からは一度バックして、鞍部から左へ入ると、楠公寺があります。ここからは林道を下ります。林道が尽きて広い道に出、それが大きく湾曲するカーブの所で、左の方向へ下る小道があります。「滝谷楠水の場」という表示がある道ですが、これを下ります。
 沢沿いの整備された道を行くと、やがて水場のある休憩所に出ます。これが「滝谷楠水の場」ですが、多数のベンチが置かれ、テントも張られて、ちょっと余計な物を作りすぎの感じがします。
 さらに下ると分岐に出ます。「権現山ハイキングコース」という表示があります。これを右に登ります。室池の標高は飯盛山とほぼ同じ。15分も登ると分岐があり、ここからはもう府民の森・むろいけ園地(緑の文化園)の敷地内になります。たくさんの遊歩道があるので、どう回るかは自由。時間があればのんびりできる場所です。

 分岐を左に取って急坂を登れば、室池のほとりに出ます。山の中の、静かな池です。散策路を気ままに歩くのも良し、湿性花園で木道歩きを楽しむのも良し、バードウォッチングも良し。春の花の時期に来ればさらに楽しいでしょう。

 しばし散策を楽しんだあとは、四条畷目指して山を下ります。蟹ヶ坂ハイキングコースと名づけられた道をぐんぐん下り、市街地に出ると、道は左に曲がり、四条畷神社へ。神社にはまだ真っ赤な紅葉が残っていました。
 約10km、丘陵地を巡るいいハイキングコースです。


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