漫歩計の山行記録: 香港に緑を求めて 2005年7月1−3日 |
今回は山ではなく、大都会・香港の公園巡りです。香港在住の長男に会うために2泊3日で香港に行ったのですが、どこに出かけても緑が恋しくなる漫歩計ですから、少しでも時間を見つけては緑を求めて公園などを歩くのです。
ご存じのとおり香港は世界屈指の商業都市。英国から中国に返還されて10年近くたっても、その機能は衰えることなく、発展を続けています。
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空港からエアポートエクスプレスという特急電車に乗って市内に近づくと、天空を突き刺すような超高層ビルが林立する姿に圧倒されます。写真ではあまり感じられませんが、ビルの高さもその数も並大抵ではなく、東京などとても及びもつかない大迫力です。
市街地を歩けば(ちょうど7月1日が返還記念日で3連休だったこともあり)、どこへ行っても日曜の新宿駅前のようなもの凄い人出。周囲のビルは空が見えないかと思うほど高いビルで、街路の上には巨大な看板が覆い被さるように並んでいるので、相当な圧迫感があります。慣れれば何ともないのかも知れませんが、正直なところ私には息が詰まるような感じがしました。食事もおいしく、買い物やグルメ旅行にはぴったりの香港ですが、その香港で、癒されるような自然を探してみました。
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香港は実は平地は少なく、香港島も半島側も山が多い地形です。山は岩山で、砂や土の部分は少ないように感じられます。険しい地形が多く、単なる漁港に過ぎなかったこの地がこれほど繁栄したのは、英国による99年間租借という事実があればこそだと思います。
香港島の市街地の背後には夜景で有名なビクトリアピークという山があります。夜景は確かに素晴らしいのですが、山自体は非常に険しい山で、トラムも恐ろしいような傾斜を登っていくのです。標高は約600m程度あるのだそうです。
緑のスポットの第一番目は、銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)にある広大なビクトリア公園。いかにも南国を思わせる椰子の木やハマユウの花、なかなか美しい公園です。散歩した朝には多くの市民が太極拳の最中。さすが中国ですね。ジョギングする人も、ぼんやり憩う人も、すべてがゆったりしているように見えます。園内にはプールやテニスコートもあり、まさに市民のオアシスになっているようです。
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香港島側の市街の中心地、金鐘(アドミラルティ)には、香港公園があります。規模はビクトリア公園に劣りますが、中心部に美しい池や滝があって、林立するビルとの対照的な風景は一見の価値があります。また、園内には茶器博物館があり、その横には中国茶を楽しめる喫茶室もあります。
香港公園から少し山側に登ったところにビクトリアピークへ登るためのトラム(ピークトラム)の駅があります。香港へ来たからにはビクトリアピークからの夜景はやはり必見でしょうね。私も混雑にめげず登ってみました。照明に工夫を凝らしたビルが多く、山から見る香港の夜景は格別なものです。
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最後の緑のスポットはカオルン(九龍)公園。ここには多くの野鳥が飼われており、池ではフラミンゴなども鑑賞することが出来ます。ここでも太極拳をする人々がたくさんいました。
それにしても香港は暑い。市街地の周囲には山がたくさんありますが、夏には到底登る気はしません。冬は10度以下になることもあるそうなのでハイキングは可能と思いますが(ちなみにビクトリアピークには1時間程度で登れるとか)、暑い夏に、しかも岩が多く日光を遮る木の少ない山に登るのは無謀というもの。夏の香港ではやはり食べ歩きと買い物しかなさそうです。
結局、香港滞在は、買い物と、飲茶と中華料理を食べまくった3日間でした。