漫歩計の山行記録:松茸求めて三上山(近江富士)へ 2005年10月16日 |
コース:
御上神社 --- 登山口 --- 表登山道 --- 三上山(432m) --- 裏登山道 --- 天保一揆の碑 --- 御上神社
東海道新幹線で京都から滋賀県に入ると、間もなく右側にきれいな富士山型(円錐型)の山が見えてきます。近江富士と言う名がまさにぴったりのこの美しい山は、三上山と呼ばれ、湖南平野にぽっかり浮かぶシルエットです。
今回はこの三上山に数年ぶりに登りました。
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三上山の麓には御上神社があります。神の山である三上山の祭祀場だったのでしょう。今では駐車場のあるこの神社が登山基地の役割を果たしています。
境内はさして広くはありませんが、歴史を感じる楼門をくぐると拝殿があり、そのさらに後方に本殿があります。本殿は国宝で、他にも重要文化財を多数持つ由緒深い神社のようです。これだけ美しい山ならば、神としてあがめ奉るのも分かるような気がします。
なお、9月中旬から11月初旬にかけて、三上山に登るにはこの神社に入山料500円を納める必要があります。松茸山だからと言うことですが、本当にあるのでしょうか? 神社で払わなかった方は、裏登山口にある美容室でも支払うことが出来ます。
神社から5分ほど東へ歩き、右へ入れば表登山口があります。石段を登り、山道に入っていきます。最初は杉林ですがほどなく松の多い雑木林となります。いかにも松茸が出そう・・・ところどころ松茸の香りがするように感じられる(気のせいか・・・)箇所もあってそわそわ。松の木があるとつい根元に目をやって探してしまうようになりました。そのうち登山道脇の小道に入り込んで探してみたり・・・。馬鹿らしくなってやめるのですが再び松の多い箇所があると目が行ってします。情けない! 貧乏人根性が現れていますね。
やがて松林はなくなり、岩場をよじ登って行くようになります。危険な箇所には手すりが設けられていますが、何もなければ少し怖いでしょう。巨岩も見られ、展望も良く、山らしいいい道です。
急な岩場を登り続けること20分弱で三上山の頂上に到着。湖南平野と琵琶湖を一望できる素晴らしい展望台です。比良や大阪、奈良、鈴鹿の山までもよく見えます。頂上には御上神社の奥社もあります。
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展望を満喫しながらお昼をいただき、下りは裏登山道を通ります。三上山は実はピークが二つあり、裏道を通ると鞍部ともう1カ所のピークも経由するので良く分かります。
こちらも下るに従い松の木が多くなり、再び松茸探し。木の枝で土をかき分けると小さなキノコが顔を出しますが松茸ではありません。通りかかった地元の方に聞くと、10年ほども来続けて2本しか見つけていないとか。努力するだけ無駄というもの・・・と分かっていてもそれらしき香りがすると立ち止まって木の根元を凝視。普通に歩くより随分時間を食ってしまいました。
結局収穫はなくむなしく(?)下山。しかしちょっぴりわくわくさせてくれただけでも楽しかったと言えなくもないですね。
なお、裏登山道7合目付近には大きなスズメバチの巣があるので注意が必要です。
登山口に戻り、郊外には珍しい瀟洒な喫茶店で休憩。窓からは三上山が見えます。ここから見る姿は円錐型ではありませんが、端正な美しい形です。
三上山は低山ながら、展望は抜群、それなりに登りごたえのあるいい山です。