漫歩計の山行記録:京都・大文字山 2006年12月24日 |
転勤やら引越しやらで忙しく、山はすっかりご無沙汰してしまいました。
年の瀬も押し迫った12月24日、街がクリスマス一色に染まる中、京都東山の大文字山に行ってきました。大文字山には何度も登りましたが、いつも山科からのコースだったので、今日は銀閣から登って南禅寺に下るコースをとりました。
銀閣寺の参道入口に着くと、修学旅行のシーズンでもないのになぜか高校生がいっぱい。どうやら年末恒例の駅伝大会の応援に来たついでに観光をしているようです。若い人がたくさんいるとそれだけで街が活性化された感じがします。
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銀閣寺の山門前を左に折れ、緩い坂を登っていくと、ほどなく右に階段があります。これが登山口で、ここから火床までは急な登りが続きます。今日はあちこちに「名鉄ハイキング」という標示が掲げられており、ハイキングツアーが行われているようです。聞けば名古屋からバス3台を連ねてやって来たとか。
つづら折れの階段をぐんぐん登ります。12月下旬というのにところどころまだ紅葉が残っています。毎年のように紅葉の見ごろの時期は遅くなっているそうですが、このまま地球温暖化が進めば、いったいどうなっていくのでしょうか?
落ち葉の降り積もった気持ちの良い道を登ります。急坂ですがほどなく「千人塚」と記された石碑のある広場に出ます。小休止には格好の場所です。ここは戦国時代の無数の遺骨が出てきた場所だそうですが、今も昔も人間は戦争をし続けているのですね。
千人塚からは再び急坂となりますが距離は短く、やがて右側がぽっかり開けた大文字の火床に出ます。京都市街の眺めは実に素晴らしく、標高は300mそこそこですが、なかなか雄大です。市街の向こうには見慣れた愛宕山の姿も見えます。
眼下の京都市街にはとことどころ緑に覆われた一角があり、ここは御所、下鴨神社、吉田山・・・と簡単に同定が出来ます。ここは京都市街を一望するには最高の場所かも知れません。この素晴らしい眺めを楽しみながらお昼にしました。
火床からは、再び登りとなります。途中2つの小ピークを越えながらの尾根道です。約25分ほどで大文字山の山頂(標高466m)。火床に比べると展望は良くありませんが、小広く開けた広場になっており、京都方面を少し望むことが出来ます。ベンチと三角点もあります。
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山頂から東に向かい、三井寺方面へ下る道を見送って右に行くと再び分岐(4差路)があります。右は鹿ケ谷へ行く道で、左は通行止め。南禅寺には中央の道を行きます。するとほどなく三回目の分岐があり、ここで左に山科へ降りる道を分けます。
京都一周トレイルの案内板に従いながらぐんぐん下っていきます。自然林の多いこの山は、落ち葉が絨毯のように積もって心地よい道となっています(ただし滑らないよう注意が必要)。
どんどん下っていくと、またもや分岐。左は日向大神宮を経て蹴上へ。右は南禅寺へ。どちらでもいいのですが、今日は右を取ります。トレイルをとるなら左です。
南禅寺への道はあまり歩かれていないようですが、道は明瞭で迷うような箇所はありません。ほぼ下りきって沢に出たところで道が左右に分かれますが、ここは左に曲がります。右へ行けば哲学の道の終点である若王子神社へ出るようです。
鬱蒼とした林の中を下り、やがて南禅寺の奥の院のエリアに入ります。観光客のあふれる明るい南禅寺のイメージとは程遠く、洞窟に仏像が祭られていたり、修行の場と思われる滝があったり、ちょっと怖いような雰囲気です。そそくさと通り抜けます。
やがて琵琶湖疏水の立派な水道橋の下を通り、広々とした境内へ。再び観光客でにぎわう京都の街に戻ったのでした。休憩含みで約3時間半、気持ちの良い山歩きになりました。